横浜国立大学経済学部
大門 正克
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経済学部は、その前身にあたる横浜高等商業学校(1923年創立)以来の伝統である理論と実務のバランスのとれた教育、及び国際貿易港横浜を背景とした国際色豊かな教育を目標としてきました。グローバル化の波をいち早く察知し、貿易学科を国際経済学科へ改組、経済活動と法の関連の高まりに対応すべく経済法学科を新設、また情報化に対応するために経済学科を経済システム学科に変更するなど、今日まで、常に時代の要請や社会の変化に対応して教育体制の充実を図ってきました。
 
2004年4月、法科大学院開設に伴い経済法学科を解消しましたが、経済システム学科に、「経済コース」ならびに「法と経済コース」を置き、民法や商法など基礎的法律科目などはロースクール担当教官の協力を得て、従来よりも充実した内容に刷新されました。

  経済学部では、今、次のような育成すべき人材像を掲げ教育を行っています。
まず、問題に単に対応するだけではなく、それを発見し解決する能力を開発することです
第二に、情報を利用するだけではなく、情報を選択し、それを発信する能力を養うことです。第三に、国際化に対応するだけではなく、積極的に国際協調を図り、国際貢献のできる人材を育てることです。第四に、国家単位の思考から、地球環境や地域に内在した思考へと視野を広げることです。そして第五に、市場と制度、法と経済の複眼的視野を養うことです。これらは、いずれも21世紀を生きるみなさんが世に出て生活を営む時、必ずや試される資質ともいえるでしょう。経済学部の卒業生は、様々な分野において、「きわめてバランスのとれたものの見方ができる国際人」という高い評価を受けています。意欲ある多くのみなさんが横浜国立大学の経済学部を目指されることを切に望みます。

2005 (C) Faculty of Economics, Yokohama National University

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