学部長挨拶

経済学部の歩みは、1949年、横浜国立大学の創立とともに始まり、60年以上の年月を経ております。経済学部の母体となる組織は戦前から存在しており、それが1923年に創設された横浜高等商業学校(横浜高商)です。この横浜高商の時代を含めますと、経済学部の歴史は100年に迫ろうとしています。経済学部は、この横浜高商以来の伝統を受け継いで、理論と実務のバランスのとれた教育や、国際貿易港横浜を背景とした国際色豊かな教育を進めています。

現在の経済学部経済学科では、世界と地域におけるグローバル化する経済社会の問題を把握でき、 必要な情報にアクセスし、問題解決の方向を論理的・数理的・統計的に分析・探求する力をもち、そして、その解決策を発信し、組織的に実行できる人材を養成することをめざしています。します。そのために、数学・外国語・情報処理・統計・コミュニケーションの能力を涵養し、現代経済学の基礎を幅広く教育します。その上で、グローバル経済・現代日本経済・金融貿易分析・経済数量分析・法と経済社会の5つの専門分野を設定し、経済学の高度な専門知識と応用能力を教育します。経済の専門知識とともに、世界各国の多様な社会・経済・制度・歴史および自然科学・先端技術についてバランスのとれた知識・見識を修得させることをめざします。そして、育成した人材が国内外で活躍できるよう、キャリア 形成を支援する教育を総合的、体系的におこないます。また、経営学を副専攻とする教育プログラムGBEEP(Global Business and Economics Education Program)においては、海外学修科目を必修として、高い英語運用能力を身に付けてもらい、グローバル・ビジネスにおいて活躍できる人材を育成します。

本学にはまた2013年に開設された大学院国際社会科学府に経済学専攻があります。経済学の研究を極めたいと考えている人には、修士課程(博士課程前期)、さらに博士課程後期に進学して、修士号や博士号を取得する道が開かれています。実際、経済学部を卒業して大学院に進み、高度な専門職や大学教員などについている先輩もいます。

経済学部は、このように、時代を切り開き、内外で活躍できる人材を多数世に送り出してきました。意欲ある多くの皆さんが、わが経済学部をめざされることを切に望みます。

経済学部長 永井 圭二


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