国際教育

第8回Applied Economics Intensive がエディンバラ大学で開催されました

On campus
On campus
「コロナ禍後」初めてとなる第8回Applied Economics Intensive(AEI)が、2023年8月7日(月)から9月1日(金)にかけてエディンバラ大学で実施されました。2020年および2021年は海外渡航が制限され、「コロナと共に」の2022年は、PCR検査やMySOSアプリケーションなどのさまざまな制約があった時期でしたので、関係者全員にとって今年は、通常に戻ったプログラムでした。
Final presentations
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Closing ceremony
Closing ceremony

AEIはエディンバラ大学と本学の英語教育担当教員が共同開発したシラバスをもとに行われる80時間の英語研修プログラムで、コンテンツと言語を統合した内容言語統合型学習(CLIL: Content and Language Integrated Learning)および特定の目的のための英語(ESP: English for Specific Purposes)で構成されています。学生は英語とともに、経済学の専門知識を学ぶことができます。また渡航前には、本学で週一回のセッションを行い、アレクサンダー・マッコーレー教授とチン・ウテイ准教授が中心となって、スコットランド・日本両国の歴史・文化や経済を調べ、現地交流に備えます。

今年は16名の学生が、エディンバラ市中央に位置するパターソンキャンパスで行なわれた英語研修に参加し、スコットランドの金融サービス、ウィスキー産業、そして観光業などについて学びました。最終日には研修の総括として、英国経済に関するトピックを選択し、英語で10分間のプレゼンテーションを行い、サマースクールの成果を披露しました。
University canteen
University canteen


AEI参加学生はホームスティをすることになっていますが、コロナの影響で今回は大学寮での滞在となりました。自炊は多くの学生にとって新しい経験であり、フラットシェアが生み出す連帯感を楽しんでいました。

Canon at Edinburgh Castle
Canon at Edinburgh Castle
Climbing Arthur's Seat
Climbing Arthur's Seat

授業時間以外では、8月に開催されるEIFFもAEIの醍醐味となっています。エディンバラでは、世界的に有名な「エディンバラ国際フェスティバル」「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ(EIFF)」が8月に開かれ、多くのアーティストが出演します。世界中からの観光客で溢れ、エディンバラの人口は2倍になります。本学の学生たちは、今年もメンター(Mentor)としてAEIに加わってくれたエディンバラ大学学生の案内のもと、日々開催される演劇、ミュージカル、コンサート、ストリートパフォーマンスを満喫しました。

また、ユネスコ世界遺産に登録されたエディンバラの街並みを散策をしたり、滞在中の三連休を利用してハイランドツアーに参加するなど、スコットランドの景観を楽しみました。また、伝統的なスコットランドのダンスであるceilidhも開催され、学生たちとっては新鮮で興奮する体験となりました。

2024年度のApplied Economic Intensiveの準備はすでに始まっています。プログラムの詳細については、経済学部の国際交流ウェブサイトに掲載されますのでぜひご覧ください。
On Calton Hill
On Calton Hill
Calton Hill climb
Calton Hill climb
At Paterson's Land campus
At Paterson's Land campus