教育
経済学✕データサイエンス
=DSEP-Econ.
経済学とデータサイエンスの融合により
社会ニーズに即した人材を養成します
数理・データサイエンスの重要性が高まる中、2021年4月、経済学部は教育プログラム(EP)を新設し、今日的な社会ニーズに即した人材養成を行います。この新しい教育プログラム、経済学部DSEP(Data Science Education Program – Econ.)では、経済学の専門性をベースとしたデータアナリシス(統計分析)能力を身につけるとともに、学部4年+大学院博士課程前期1年による5年一貫教育によって、大学院レベルの研究・分析能力を修得できます。数学的思考を用いて経済社会が抱える諸課題の解決に貢献できる人材を育成します。
本プログラムには以下のような2つの特色があります。経済の専門性と統計分析能力の融合によって、新たな価値を創造できる社会データサイエンティストの育成を目指します。社会データサイエンティストとは、単なる技術者にとどまらず、経済の専門性を有し、政策立案やビジネスをマネージメントする能力に秀でた人材を意味しています。
経済学の専門性を修得し、情報処理・統計分析能力も身につけることによって、社会が求める専門能力と統計処理能力の両方を兼ね備えた人材を育成します。
学部4年と博士課程前期1年の5年一貫教育を選択することができます。5年一貫教育を通じて修士号を取得し、即戦力として企業や官公庁で活躍できる人材を輩出します。
5年一貫教育では、経済学部4年間に加えて、大学院先進実践学環学位プログラムにおける博士課程前期「社会データサイエンス・コース」への進学を選択することができます。この「社会データサイエンス・コース」では、高度な情報・統計処理能力に基づいて、経済、経営、法律のいずれかの分野で現実の社会経済課題に対する解決策を提案できる人材を養成します。
※経済学部DSEPでは、学部3年次までに学部卒業単位の大半を修得した優秀な学生のみが5年一貫教育によって修士の学位を取得することが可能となります。
本プログラムでは、既存の経済学部科目と並行して、データサイエンス科目を履修し、情報処理・統計分析の基礎的な能力から発展的な能力までの獲得を目指します。データに基づく数理的思考力を育成するために、下記のようなカリキュラムを提供しています。
数理・データサイエンスの基盤的なリテラシーを修得するための科目群です。
経済学におけるデータサイエンスへのアプローチを修得するための科目群です。
データサイエンス・ベーシック科目で修得した知見を活用して、より高度な経済分析を行うための応用科目群です。
データサイエンスの基本的スキルを、実際の経済事象の分析に応用する実践的科目です。現場で活用できる分析能力を育成します。
データサイエンス・リテラシー科目や専門基礎科目を通じて、経済学とデータサイエンスの基礎を学びます。
データサイエンス・ベーシック科目や専門基幹科目を通じて、経済学とデータサイエンスの基幹的な科目を履修します。
「経済数量分析」分野を主専攻として、データサイエンス・コア科目や専門応用科目、演習、大学院共通科目などを通じて、経済学とデータサイエンスを組み合わせた発展的な学習に取り組みます。
※5年一貫教育によって修士の学位を取得することを目指す学生は、学部4年次に大学院共通科目を最大22単位まで受講できます。
※学部3年次までに学部卒業単位の大半を修得した優秀な学生のみが5年間で修士の学位を取得することができます。
マクロデータや金融データを分析・活用して、政策提言や市場予測等に貢献する経済アナリストを輩出します(金融機関、総合商社、製造業、研究機関など)。
経済学部DSEPでは、市場システム、経済・社会制度等を学び、データサイエンスの手法に基づいて、現実の経済・社会が抱える諸問題の解決に挑戦したい学生を求めます。
一般選抜において、経済学部DSEPを志望する受験生の中から選抜します。
より詳しい情報については、入学者選抜要項をご覧ください。