国際教育

第2回Applied Economics Intensiveがエディンバラ大学で開催されました

Edinburgh Castle
Edinburgh Castle

2015年8月10日から9月4日まで、4週間にわたり、第2回アプライド・エコノミックス・インテンシブ(AEI)が本学の協定校、エディンバラ大学で実施されました。本学から30名の学生が参加し、エディンバラ市中央に位置するパターソンズランド・キャンパスでEnglish for Specific Purposes(ESP:明確かつ具体的な目的をもった英語学習)トレイニングを受けました。引率教員としてアレクサンダー・マッコーレー、伊集守、石渡圭子、そして社会科学系経済学務係鎌野智博が随行しました。80時間のコースにはフェアトレード、スコッチウィスキー製造業、エディンバラ国際フェスティバルやエディンバラ・フェスティバル・フリンジの経済的影響などといったコア科目である経済学に関する内容が含まれていました。日中、大学ではアカデミック・リサーチ、ライティングやプレゼンテーションのスキルを学習しながら、スピーキングやリスニング・スキルも向上させることできました。また、参加者全員がエディンバラ市内にホームステイをしたので,夜、ステイ先では手作り料理を食しながら家族との談笑を通して、イギリス文化や社会について学ぶことができました。

AEI classroom
AEI classroom
University of Edinburgh canteen
University of Edinburgh canteen
AEIのシラバスはエディンバラ大学と本学が協同開発しました。シラバスは長期留学に必要なアカデミック・スキル、特にライティング・スキルの養成に主眼を置いています。8月のエディンバラには多くのアーティストやパフォーマーがやって来て,世界的にも有名な「エディンバラ国際フェスティバル」「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ」を繰り広げていました。AEI期間中に毎日、演劇、ミュージカル、コンサートやストリート・パフォーマンスなどの興業が開催されていました。第一回AEI参加者(2014年8月実施)16名はこのフェスティバルやフリンジを堪能しました。参加者報告は専用ウェブサイトにも掲載されていますが、口コミによってもこのプログラムが英語学習に最適なプログラムでかつ充実したプログラムだという評判が流布しています。費用も魅力的な要素となり、今年度参加希望者は定員を超えました。そこで定員を30名に拡大しましたが全員希望者を参加させることはできませんでした。英語のアカデミック・スキルと経済学の学修、そしてホームステイ以外にも、このプログラムでは社会生活的側面と文化的な側面から学ぶこともできます。

プログラムには見学(博物館やカールトン・ヒルのような名所旧跡)も組み込まれていますし、美しい景色で有名なハイランドへのオプショナル・ツアーもあります。ハイランド・ツアーには歌やダンス、陶芸などアクティビティーもあり、またヨーロッパから来ている学生たちと交流する機会もあります。このハイランド・ツアーは人気があり、今年はAEI参加者全員が参加しました。参加者はエディンバラを満喫し、英語学習面でも成果をあげ、思い出に残る海外研修を経験したようです。今年度の参加者からのフィードバックは後日、掲載予定です。AEIについて詳細に知りたい方は経済学部国際交流ウェブをご覧ください。
The 2015 cohort
The 2015 cohort