2021年10月29日(金)と11月1日(月)の両日、経済学部はベトナム国立大学(Vietnam National University, University of Economics and Business-VNU-UEB)とのオンライン討論会を実施しました。今年4月に参加者を募集し8名の学生が選抜され、準備を開始しました。アレクサンダー・マッコーレー教授とクレイグ・パーソンズ教授がプログラムを担当し、YNUの博士課程を修了したベトナム側のグエン・スアン・ドン先生と共に協力しながら進めてきました。それぞれのコホートの学生は、「我が国におけるCovid-19の経済的影響・社会的影響」のプレゼンテーションを行いました。
経済学部には、ショートビジット・ショートステイの討論会を実施した豊富な経験があります。2006年以来、何百人もの学生が討論会に参加、ヨーロッパ、アジア、北米、オーストラリアの大学を訪問しました。パンデミックの影響でこのような交流は一時中断されていますが、2020年にはシドニー工科大学とのオンライン討論会、今年はベトナム国立大学との討論会が実施されるなど、15年以上にわたって学生に討論会の機会を提供しています。一方、パンデミックの影響で、Collaborative Online International Learning(略:COIL)をはじめとする新しい教育的アプローチでの留学が登場しています。経済学部では、ZoomやTeamsなどのICTツールを用いて、現在の世界的危機の中でも学生に異文化交流の機会を提供し、COILなどの分野で経験を積んでおり、これらの経験をアフターコロナ時代の交換留学に活かしていきたいと考えています。