2025年11月20日~22日において、経済学部池島ゼミと情報サービス会社QUICKは「QYワークショップ」を長野県飯綱町にて開催しました。去年に引き続き、データに現れていない「未観測経済」がテーマとなりました。特に米の贈与経済に注目し、飯綱町における米流通の実態について調査を行いました。
20日のワークショップでは、飯綱町役場の皆様にご協力いただき、飯綱町の概要をご説明いただきました。その後、グループに分かれて、町内の米の生産状況や役場の皆様の米の入手経路、贈与の状況などについてお話を伺いました。自治体側が把握する流通構造や課題の整理を行い、活発な議論が繰り広げられました。
21日は、飯綱町の歴史と食文化に触れる体験を中心に行いました。朝は飯綱町ふるさと振興公社様にご協力いただき、りんご収穫体験を行いました。続いて、いいづな歴史ふれあい館を訪問し、飯綱町の発展の歴史を学びました。その後、いいづなアップルミュージアムにて、日本の伝統的な食事用具の一つである箱膳の体験を行いました。
さらに、飯綱町の食と農を次世代に継承する活動を行っている「だんどりの会」の皆様にお話を伺いました。「だんどりの会」の取り組みや飯綱町の食文化、米を中心とした一年の流れをご説明いただきました。また、前日に引き続き、「だんどりの会」の皆様の米の入手方法や、地域の流通実態についてヒアリング調査を実施しました。役場側からは見えなかった地域住民の方々の意見を取り入れることで、広い視点から米流通の実態を学ぶことができました。