キャリア

経済学部の4年間

Aさん(女子学生)の4年間

2012年入学 2016年卒業
東京都出身 実家生 浪人経験
卒業後は広告代理店に就職

入学前

  • 前期入学で合格。
  • 東京の中央区から約1時間半かけて通学。定期2万円ほど(1ヶ月)

一年目

1年目は一般教養科目と、経済の基礎科目を中心に選択。一般教養科目では、経営学部の授業や理工学部の科目も選択でき、積極的に受講した。特に、経営学部の授業では、ベンチャー企業の社長さんや横国OBの先輩が毎回ゲストスピーカーとして登壇される授業があり、非常に刺激的で、将来を考えるきっかけとなった。語学は英語と昔から興味のあったフランス語を履修。初めての第二外国語だったが、講師の先生が丁寧に、かつ厳しく教えてくださったおかげで、フランス語検定に合格するほどしっかり学ぶことができた。サークルは、フットサルサークルとビジネスサークルに所属。大学外でも交流を持とうと、学外の学生団体にも所属し、他大学の友達とイベントを開く活動を行った。

二年目

2年目はミクロ経済学、マクロ経済学など、経済学の専門分野を受講するとともに、語学も引き続き受講。一部、一般教養科目で留学生と交流できる授業には、積極的に参加し、語学の上達に励んだ。

2年後半からはゼミ選考が始まり、様々なゼミナールに見学した結果、最先端のオークション理論やマッチング理論を扱う熊野ゼミを志望し、合格した。サブゼミでは英語の文献を読んでゼミ生と議論したり、マッチング理論に関して輪読したりし、知識を深めた。

また語学能力の向上のために、積極的にTOEICの試験を受けた。ビジネスサークルでは、50人ほどのメンバーの代表を務めることになり、大学グッズの共同開発や、学内イベントなどの企画をし、メンバーをまとめる大変さを経験するとともに、チームで一つのことをやり遂げる素晴らしさを経験することができた。

アルバイトは、塾の講師を1年生の頃から続け、中学受験生に対し、個別指導を週に2、3回行っていた。アルバイトとはいえど、生徒に対する教え方や、親御さんとの話し方など、大学では中々学ぶことのない経験ができたと思う。また、接客業にもチャレンジしてみたいと、2年の後半からカフェで週に3回ほどアルバイトを掛け持ちし、教育とは異なるサービス業での仕事を経験することができた。

三年目

3年目では国際金融や、公共経済学など、より専門的な科目を履修するとともに、ゼミの勉強にも力を入れた。また、毎週のゼミの時間では、一人ひとりプレゼンする時間が与えられ、皆の前で論理的に話す力を身に付けられた。夏休み前からは、就職活動の準備を行った。経済学部では男子学生が多い上に、金融系へと進む学生が多く、かねてから広告やIT系へ進みたいと考えていた私は、学内のセミナーやOBOG訪問を利用し、積極的に自ら情報を集めにいった。夏休みには、企業が募集するインターンへ応募し、メーカーや不動産・広告・ITなど様々な企業の仕事を体験し、働くことに対するイメージがかなり膨らんだ。学内でも、同じような志望をしている仲間と、情報交換やESの添削等を行って、共に頑張っていった。

四年目

就職の面接解禁が8月だったが、実際には2月くらいから面接がスタートし、4月には外資系のITメーカーから内定をいただけた。

就職活動中もゼミの先生やOBOGの方に相談し、自分の進路について何度も再考することで、十分に明確にできた。
その結果、8月時点で合計5社から内定をいただき、自分自身のやりたい広告という分野ができること、また、女性としてバリバリ働ける環境が整っていること、そして社員さんの雰囲気がとても良いことという3つの理由から、インターネット広告を中心とする広告代理店に就職することを決めた。

ゼミでは、卒論の制作にとりかかり、テレビCMの売買についてオークション理論を通じて考察する論文を英語にて執筆した。

また、4年生ではほとんどの授業は取り終えていたため、カフェでのアルバイト共に、広告系の会社で週に3回フルタイムでインターンを行い、将来の仕事へ活かせる経験を積んだ。

大学生活

授業はもちろん、毎回欠かさず参加し一定以上の成績を収めていたが、それとともにサークル活動やゼミ活動、アルバイトにも積極的に参加し、大学生の時にしかできないような経験を自主的に取り入れた。

サークル活動では、チームで一致団結して何かを成し遂げる素晴らしさを学び、ゼミ活動では、論理的思考や人前でのプレゼンスキルを習得し、アルバイトではお客様との接し方やお金の仕組みを学び、その全ての経験が、今の自分を創っていると思う。

入社後の生活

入社後は、インターンの経験も活きたのか、1年目研修で優勝することができ、良い滑り出しをきることができた。そして研修後の5月からは本配属となり、広告営業として、クライアントの広告プロモーションをお手伝いするという、非常にやりがいのある仕事を任せていただき、大手クライアントのフロント営業として毎日勤しんでいる。