キャリア

経済学部の4年間

Mさん(男子学生)の4年間

2019年入学 2023年卒業
山形県出身 一人暮らし
卒業後は監査法人に就職

入学前

  • 前期試験で合格
  • 大学の西側(常盤台)で一人暮らしを開始
  • 大学の西門まで徒歩4分

一年目

全学教育科目を中心に履修し、空いた時間に学部教育科目の基礎科目を履修した。全学教育科目では、ほとんど全て自然科学系を履修し、数学系の講義を受講した。数学が好きであったため、このような履修をしたが、数学が苦手な人は履修するべきではないと思う。また、学部教育科目では、科目名に入門とついてある1年生向けの授業を積極的に取った。これで、1年目は履修単位数の上限に達し、全単位を取得できた。サークルは、小学生のころからエレキギターを続けていることもあり、音楽系のサークルに加入することにした。しかし、自分とはあまり合わず、すぐに行かなくなってしまった。

個人では、友人からの誘いがきっかけで、公認会計士という職業を知り、11月に公認会計士試験の予備校(通信)に入り資格勉強を始めた。

二年目

一年目に全学教育科目を中心に履修をしたため、二年目では、主に学部教育科目の専門基幹科目、専門応用科目Ⅰ、他学部(経営学部)の講義を履修した。経済学の基礎となる、ミクロ経済学、マクロ経済学は勿論のことながら、特に、数学系が得意であったことから統計学や計量経済学といった数学をメインに扱った講義も受講した。また、公認会計士試験との親和性の観点から、経営学部の授業を履修したが、試験勉強に活かせる内容もあり受講して非常によかったと感じた。また、第2外国語は中国語を履修したが、発音が非常に難しく最初の段階で挫折してしまった。しかし、教科書をしっかり読み、文法や単語を理解することで、課題や試験では良い結果を出すことができ、無事に単位を取得することができた。

三年目

三年目は主に、専門応用科目Ⅰ,Ⅱを履修した。主科目は経済数量分析、副科目は金融貿易分析にした。3年生からゼミナールが始まり、私は数理統計学のゼミに入り、ゼミの勉強にも力を入れることになった。

また、アルバイトとして大学内でSAという制度により主に1年生のコンピューター・リテラシー、データ解析といったプログラミングの講義のアシスタントとして働くこととなり、大学の空きコマの時間にアシスタント業務を行っていた。

個人では、8月の公認会計士試験に合格し12月の時点で監査法人から内定をいただく事ができた。

四年目

四年目は、3年間で取るべき単位を取り終えていたこともあり、ゼミナールのみを履修した。また、SA業務にも専念することとなり、三年目に行っていたプログラミングの講義のみならず、数理統計学の講義のアシスタントやその他のスタッフ業務も行うこととなった。

冬には、ゼミナールで今まで学んできたことを軸とした、これからのビッグデータの活用に資するような、解析手法の研究について卒業論文を執筆した。

個人では、公認会計士試験に合格した後に補習所と呼ばれる大学のような場所に入所することとなり、単位取得、レポート作成、試験が定期的に行われており、そちらにも多くの時間を費やすこととなった。

大学生活

2年生からは、コロナの影響で全てオンライン授業に移行したこともあり、個人的には効率的に勉強を行うことができた。そのため、公認会計士試験の勉強に専念することができ、結果として最短の3年次合格をすることができた。その他、SA業務などの大学内での業務経験は、自分でも学ぶことが多くあり、多くの後輩と関われる良い経験ができた。