国際教育

2013年度交換留学(派遣)生現地レポート

TMさん
ユタ州立大学(Utah State University)
平成25年8月~平成26年5月の月例報告より抜粋

8月

大学に関する近況

大学が位置するLogan市内周辺の印象としては、砂漠の中のオアシスといった感じです。西部劇の舞台のような土地です。Logan自体はユタの州都であるソルトレークシティから車で1時間半ほど北に進んだ場所に位置しています。気候は日本と比べて非常に乾燥していて、そのため、気温そのものが高くてもあまり汗ばむことはありません。ここに来て、生まれて初めて夏場に唇が乾燥しカサカサになりました。また、砂漠気候なので朝と夜の気温差が大きいです。

大学そのものは国大と比べて敷地の規模が大きく、学内にスーパーマーケットやカフェ、さらには銀行や雑貨屋などがあります。学外に出なくとも生活できる環境です。敷地全域にWi-fiが通っていて、非常に便利です。無料の市バスが1時間に何本かあるので、気軽に学外に買い物に行くことができます。また、敷地内には大きなアメリカンフットボールスタジアムがあり、来月にもそこで試合が行われるそうです。

個人の近況

8月の後半に現地に到着し、10日ほどが経過しました。授業が始まってまだ数日しか経っていませんが、それでも日本の授業スタイルとの大きな違いを感じる毎日です。具体的には、講義形式、クラス形式関係なく、どの授業でも学生と教授が相互的に積極的に関わっています。学生は、恥じらいなくどんな質問でも投げかけます。そして教授はそれに対して一つずつ答え、より理解が深まるような形になっています。問答式というのでしょうか。また、授業時間は短く、それが週3回などに分割されているので、一つ一つの授業で進み過ぎるということはなく、ちゃんと勉強して臨めばついていけるスピードです。さらに、宿題や、読み物などのタスクが多いです。

その他

ユタ州立大学に留学に来ている学生は、とても多くて、ヨーロッパや南米、アジアなど非常に多様性があります。日本人も数名ほどいます。様々な国の人と知り合えるチャンスがたくさんあります。

ローガンにある湖
ローガンにある湖
図書館
図書館

9月

大学に関する近況

九月の上旬にはホームカミングデーという日本にはない特殊な一週間がありました。その期間中は、毎晩学内外でダンスパーティーのようなイベントが開催されていました。僕が参加した主なイベントは、チョークパーティーとフットボールの試合観戦です。

チョークパーティーは、チョークを投げて楽しむダンスパーティーで、洋服や顔がチョークまみれになるほどチョークを投げて楽しみました。

フットボールの試合は、流石アメリカといった感じで、大学総出で応援していました。さらに、カレッジフットボールはテレビ中継もされるほど本格的なもので、雰囲気もその場の盛り上がりも日本ではなかなか味わえないものでした。

気候の面では、季節の変わり目とあって、Logan市も徐々に昼間も寒くなってきています。近くの山には早くも雪が積もっているのが確認できます。

また、ホームカミングデーを境に学内の大きなイベントはある程度落ち着き、いよいよ学生にも生活のリズムができてきている印象です。

個人の近況

授業も導入が終わり、本格的な内容に入っています。僕が履修している授業は以下の5つです。Intermediate macroeconomics, Intermediate microeconomics, Introduction to Writing: Academic Prose, Spanish First Year1, Individual Guitar Instruction for Non-music Majors.

最初のセメスターのため、基礎となるような授業を主に履修しています。といっても、基礎になればと思って履修した中級マクロミクロは四年生向けの授業のようで、受講している学生は比較的年齢層高めです。

10月

大学に関する近況

今月に入り大学の雰囲気は落ち着いてきたように感じます。先月、先々月と学生向けのイベントが盛りだくさんで学生も少し浮いた印象でしたが、今月はハロウィン以外に目立つイベントはあまりなく学生も勉強に集中している様子でした。

また、月の半ばにフォールブレイクがありました、といっても金土日の三日間しかありませんでしたがその間に多くの学生は実家に帰っていました。

その他

先月は雪が降り、冬の気配がしていましたが、今月に入りまた少し暖かくなってきました。11月になり秋セメスターの後半が始まろうとしています。

11月

大学に関する近況

11月に入り秋セメスターも折り返しました。授業もそれぞれまとめの段階に入ってきたように感じます。

11月の後半にはthanks giving dayというアメリカの休日がありました。これは先月のfall breakなどに比べて比較的大型の連休で、最終週の木曜日がthanks giving dayだったのですが、大学自体は水曜日から金曜にかけて休みでした。Thanks giving daysの期間中は、ほとんどの学生が実家に帰省し、大学内のサービスもほぼすべて止まり、まさにゴーストタウンのような風景でした。

Thanks giving dayは伝統的な休日で、一般的なアメリカ人は実家に帰り家族親戚その他友人とともにターキーに代表されるような特大料理を食べ、一緒の時間を楽しむそうです。さらに金曜に日付が変わるとblack Fridayといわれる特大セールが街の至るところで開催されて、それに家族総出で出向いて大量にモノを買い占めます。本当に大量消費社会だと改めて実感しました。

個人の近況

専門の授業は日本にいるときに学んだことが大いに役に立っていて、毎回の授業が楽しみです。楽しんで授業に参加できているので宿題やテスト勉強などにも主体的に取り組むことができています。12月には専門の期末テストがあるのでそろそろそれに向けた勉強を始めようと思っています。

また、専門でない分野の授業も、少人数クラス形式の授業を取っているため友人もでき彼らとともに頑張っています。特にライティングの授業は少人数でクラス内の学生のほとんどと仲良くなっています。11月の後半にはその授業で大きなresearch paper があり、それに関するabstractやpresentationがクラス内でありました。

11月は、春セメスターの履修登録が始まり、僕の中でもある程度候補を絞って登録しました。以下が春に向けて仮登録した授業です。
History of Economic Thought, International Finance, Investments, Investment Practicum, Guitar, Snowboardingの6つです。今期は基礎的な授業を取り過ぎたと感じたため、来期は上級生向けの専門の授業と、所属するゼミの分野でもある金融に関する授業に焦点を当てて主に履修しようと考えています。

その他

12月は今期最後の月で期末試験があります。

12月

大学に関する近況

12月に入り期末試験で学校・学生ともにセメスター締めくくりムードに包まれました。図書館も深夜まで開館していて、多くの学生でいっぱいでした。第一週目から試験ウィークが始まりましたが、多くの試験が第二週目に集中している印象です。

個人の近況

日本語を勉強している学生に対して横浜国立大学についてのプレゼンテーションをする機会がありました。

今セメスターの終了ということで、多くの短期留学生や現地の学生が帰国・卒業していきました。日本との違いの一つに、卒業のフレキシブルさがあります。ここでは秋、春卒業に関して学生はあまり気にしていない印象です。

1月からはいよいよ最後のセメスターが始まります。

1月

大学に関する近況

新年に入り、また新たな学期も始まりました。春セメスターは、比較的新入生が少ないためか、アカデミックイヤーの開始が8月からだからか分かりませんが、秋セメスターのホームカミングウィークように学内総出のイベント等はあまりなく、静かに始まりました。

個人の近況

新学期ということで、どういった授業を履修しようか非常に迷いました。11月の報告書に記載した通り、History of Economic Thought, International Finance, Investments, Investment Practicum, Guitar, Snowboardingの六つのクラスを初めは仮登録していましたが、Finance系の授業はグループワークとテストが多く、また経済学というよりはむしろ少し会計学寄りで予習・復習といったスケジューリングがとても大変です。それでも、履修したかったので、結局履修を組み替えることにしました。結果としてHistory of Economic ThoughtとInvestment Practicumの二つをドロップして、違うクラスを新たに二つ履修しています。

特に、International Financeはグループワークとプレゼン、ディスカッション、そしてテストとなんとも盛り沢山な授業です。しかしゼミの内容と重なる部分が多く、また先期である程度は英語に慣れたのでアウトプット練習という意味でも履修しています。さっそくグループに振られ、先週グループワーク・プレゼンを終えました。課題は多めですが、授業には楽しく参加できています。もう一つのInvestmentsは株や債券、金融商品の価値創造の仕組みを分析する授業です。特にこの授業は僕が国大で履修していたクラスとは大きく違っています。具体的にいうと、実際の債券などの価格が将来どのように変化するかといったことを計算し求める授業で、例えばBill priceの計算式を実際に値を使って計算するといった、非常に会計系の授業です。このクラスは少し馴染みがない分野でもあるので予習復習を頑張っています。

2月

大学に関する近況

今期も早や二か月が経過しました。大学の行事などについては、2月はこれといって目立った出来事はありませんでした。クラスによっては早速中間テストや中間発表が始まり、春セメスターも折り返し地点を過ぎた印象です。また、気候も日に日に暖かくなり、春の訪れを身体で感じています。

個人の近況

2月は僕の履修している授業でも中間試験、中間発表などがあり学業の面で奮闘した月でした。特に今期は経済系の分野ではあるものの、アメリカではFinanceという一つの学部として成立している金融の授業を履修しているために日本で学んだ範囲外の知識を要求されることが多くありました。2月はこれらの授業で中間試験・発表があったので、同じ授業を履修した学生に協力してもらって試験勉強をし、また中間発表としてグループプレゼン・ディベートを行いました。

先期から感じていたことではありますが、国大の授業はどちらかというと理論的な印象だったのに対して、ここで受ける授業はより実践的・物質的だと感じます。例えば計算式一つにしても、式自体の込み入った説明は削ぎ、それを実際に使って値を導くといったことに重点が置かれています。

その他

今期は交換留学生と交流する機会が増えました。そのきっかけになったのが僕の趣味の一つであるスノーボードです。特にヨーロッパから来ている学生とはウマが合い、休日を利用して個人的に旅行に行ったりスノボに行ったりするほどの仲になりました。

3月

大学に関する近況

3月は二週目に春休みがあり、約一週間の休暇がありました。その前の週に定期・中間テストがある学生も多く、休暇を楽しみに勉強を頑張っている印象でした。逆に僕は春休みが終わった週に中間テストがあり、休暇後の今それに向けて勉強しています。

その他

ユタ州立大学にはORP(Outdoor Recreational Program)という課外活動・自然教室などを学生に提供する場所があります。無料ではありませんが、とても安くでカヌーやロッククライミング、キャンピングなどのアウトドアアクティビティに参加することができます。先日、友人とともに初めてORPを利用してsnowshoe hikingに行きました。5ドルで装備レンタル、軽食、送迎もついていて、しかもハイキングができ、良い時間を過ごすことができました。ユタの自然を満喫するうえで、ORPを利用するのも良い手だと思います。

4月

大学に関する近況

春セメスターは学年暦に依ると一応5月2日までではありますが、実際は4月の末で期末テスト等のほとんどが終わります。学期最後の月とあって、学生も期末テストやペーパーに追われ、必死に勉強している様子です。特に4月後半週の図書館の込み具合はすごく、グループで勉強する学生用のスタディルームも予約の空きがほとんどない程でした。

また辛く寒かったユタの気候も姿を変え、ローガン市も中庭での昼寝が心地よく感じるほどに暖かさを取り戻しました。アカデミックイヤーも終わりを迎えるということで、キャンパスストアも卒業に向けてセールをしたり、卒業生用のガウンを売り出したりと、「巣立ち」の時期であるということを実感させます。卒業を予定する学生たちは、より学業に集中したり、卒業後の進路を考えたりと慌ただしくしている様子です。日本と違って新卒一括採用なるものはないらしく、それぞれの学生が自主的に卒業後の進路を模索しています。また卒業後はすぐ就職という観念は学生に依って違うようで、卒業してから決めるといった学生も結構います。卒業生に限らず、在校生も今学期後の予定を前もって立てていて、パートタイムやインターンなどにアプライし来年度の予算を稼いだり、社会人とのコネクションを作ろうとしたりしています。

個人の近況

学業面に関しては、ほかの学生同様に最終課題に追われる日々でした。僕の場合、比較的テスト、ペーパー、発表など様々な形態の最終課題を課されたためか、それほど課題に辛さを感じることなく勉強できました。特にInternational Financeの授業では、春セメスターだけで計8回ものプレゼンテーションを課され、さらに計6回ものテストも受け、自分でも非常に頑張ったなと感じています。この授業を通して、ネイティブの学生の前でのプレゼンテーションにもある程度慣れることもできました。また、グループ単位で活動していたため、同じグループの学生にも感謝してもしきれない程世話になりました。その他、履修しているInvestmentの授業に関しては、この分野の知識に乏しいため必死に勉強しています。期末試験は来週ですが、PassかFailの瀬戸際にいるので今から友人とともに勉強を始めようと思っています。また別の授業で最終ペーパーもあります。(ギターの授業の実技試験もあります。)

また授業のほかに、学部所属のEntrepreneurship clubと大学とが主催する72h pitchという、一言でいうとビジネスコンテストのようなものに友人と2人で参加する機会がありました。そこで幸運にも12組中2位を受賞することができ、賞金も受け取ることができました。留学最後の月に、少し誇れる結果を残せたことは大きな成果で、個人的に挑戦して良かったと強く感じます。

もちろん、4月は私生活面でもすごく挑戦した月でした。具体的には、僕が主体になって開いたパーティーがあります。日頃の感謝の気持ちを伝えたいと思い、いつもお世話になっているルームメイト、他国出身の交換留学生や友人らを招いてテストの前の週に大学近くの湖でパーティーを開きました。幹事として様々な国籍の学生を取りまとめたり、計画したりするのは前途多難で非常に骨の折れることでしたが約25人もの友人が集まり、うまく成功させることができました。またそこで日本食を振る舞うこともでき、感謝の気持ちを皆に伝えることができたのではないでしょうか。

その他

5月の2日までには、全ての期末試験が終わり正式にアカデミックイヤーが終わりを迎えます。翌日3日は卒業式です。

5月

大学に関する近況

アカデミックイヤーは5月の2日で完全に終了しました。最終週は特に試験とその後の寮のチェックアウト等でほとんどの学生が忙しくしていました。僕もそれに漏れなく、まさに最後の金曜まで期末試験があったため、引っ越しと勉強の同時進行で時間に追われる日々でした。

卒業式は最終週の土曜にあり、僕もなんとか言い訳をつけて参加させて頂きました。日本のそれとは大きく違っていて、全学生に向けた式と学部ごとの式とがありました。特にダブルメジャーやそれ以上のメジャーを持つ学生らはたくさんの式に出席しなければならないようで、疲れ果てていました。日本の式と大きく違うと思った点は、カジュアルさでした。学生それぞれの名前が呼ばれるたびに、家族や身内の人々、友人らが大きな声でエールを送っていたのには、正直なところ静かにしてほしいと感じました。

KKさん
サンノゼ州立大学(San Jose State University)
平成25年8月~平成26年5月の月例報告より抜粋

8月

大学に関する近況

授業は8/21からの開始でした。日本にいる間に履修を済ませ、特に履修関連に関するトラブルはありませんでした。経済系科目はInternational Economics、Economic Developmentの2つ、経営系科目はSys Analysis & DesignとService Operation Managementを履修しました。僕が取ったどの授業にも特徴的なのは、グループワークがあること、また少人数クラス(40人程度)であることです。面積としては横浜国立大学の2倍くらいある、大きな大学ですが、そもそも大講義室というものがなく、どの授業も少人数クラス前提で授業を行っているというのは驚きでした。授業の内容自体はどの授業も今のところとりわけ難しいとは感じていませんが、英語でのディスカッションやグループワーク、プレゼンテーションがこれから大きな課題になってくると思います。また、授業の雰囲気やスタイルとしては、先生が質問を投げかけるというよりは、少しでも引っかかるところがあれば学生自身が積極的に手を挙げて質問するという形で、インタラクティブな授業が成立していることが日本の授業との大きな違いだと感じました。

個人の近況

住居について。私は大学の寮に入れなかったため、サンノゼに着いてからこちらでの滞在地を探すという形になりました。サンノゼはいわゆるシリコンバレーの中心地なので、家賃がものすごく高いです。僕が探した限り、ひとり暮らしのアパートなら基本的には横浜の2倍くらいの値段で、そもそも$1000以上の物件しか見つからない状態でした。聞くところによると、サンノゼ〜サンフランシスコ間はここ数年間ずっと家賃が上がりっぱなしで、リーマン・ショック以前の水準も遥かに超えてしまったそうです。さすがにそんな法外な家賃を払うわけにもいかないので、住居が見つかっていない他の交換留学生とコンタクトを取り、一緒に住める家を探しました。

9月

大学に関する状況

授業では徐々にグループワークが増えてきました。授業で学ぶ内容を実際のビジネスに当てはめるとどうなるのか、ということを発表したり、経済事象をわかりやすく映像にまとめて提出するといった類です。また中間試験は2つありましたが、どちらも悪くはない出来だと思います。分からないところは英単語レベルで分からないだけ、というのがほとんどでした。

また図書館はとても設備が整っていて、よくこもって勉強しています。アメリカの図書館では結構当たり前になりつつあるようですが、電子書籍版での貸出なども提供されているようなので活用していきたいです。

10月

大学に関する近況

テストはどれも出来が良かったですし、とても順調です。

11月

大学に関する近況

テスト、グループワーク共になかなかの出来でした。次学期では、エコノメトリックスなどの数学を多く絡めた分野の授業を多くとろうと思っています。

個人の近況

アメリカのThanksgiving Dayを堪能しました。ハロウィンもそうですが、アメリカには消費を促す休日が多いように感じます=油断をすると脂肪を蓄えてしまいそうです。

その他

こちらサンノゼは朝、晩が4℃程度で寒く、一方昼間は20℃を超えてきます。基本的に日本の秋ぐらいの服装でいいのは間違いないですが、朝晩の冷え込みに備えて温かい寝間着、また布団があると、とても快適に過ごせるかと思います。

12月

大学に関する近況

全てのテストが終わり、成績も出ました。4つ全ての授業でB以上の評価が出たので、まずまずかと思います。

個人の近況

ウィンターブレイクが始まり、友人とアメリカ西海岸を旅行しています。同じカリフォルニア州であっても、建物、気候、人種構成や物価が大きく異なっていて、興味深いです。今はサンディエゴに滞在していますが、この後1月からはペルーやボリビアにも足を伸ばすつもりです。

1月

大学に関する近況

授業は中旬から始まりました。留学生であるためか履修登録期間が始まるのが遅く、ほとんどのクラスが定員に達している状態だったので、履修に関してはとても心配でした。しかし最終的には、事務や先生方に直接相談することで、なんとか切り抜けることが出来ました。今学期は経済学3つ、英語のクラスを1つ取ります。

個人の近況

年が明けてから、南アメリカ大陸にある、ペルー・ボリビアに行ってきました。エクアドルで新婚夫婦が銃殺される事件があったころに渡航したこともあり、自分の身にはとても気をつけていました。結果、何事も無く、素晴らしい旅行ができたので良かったです。

アメリカに帰国してからは、新しいハウスメイトとの生活も始まりました。日本人、タイ人が1人ずつ抜けて、代わりに入ってきたのはドイツ人2人でした。二人ともとても協調性があり、僕は今まで以上に快適に過ごせています。晩ごはんでの話題がヨーロッパ中心なのはちょっと大変ですが。

2月

大学に関する近況

授業は順調です。コーポレート・ファイナンスの授業は他にいくつかのファイナンスの授業を過去に取っている前提で進められるので、全く経験がない僕にはなかなか難しいです。しかし、教科書の理解を前提に「実際にどのように知識を活用していくか」というところに授業の重点が置かれているため、とても面白い内容だと感じます。また実際に金融機関でずっと働いていた方が教授なので、実体験を基にして解説などを聞くことが出来たることもあり、金融の勉強をするには、北米はとてもいい土地なのではないかと思いました。英語の授業に関しては宿題やグループワークがとても多くて大変ですが、いい経験だと思って授業での発言や、グループ活動の進行を買って出たりしています。

個人の近況

南米から米国に戻ってから数日後、財布が盗まれるトラブルがありました。・・・・まさか自分が、という感じでしたが、本当に気をつけていても盗まれることはあるので、「現金の所持は必要十分にする」だとか「カード会社の電話番号は控えておく」という基本的なことに気をつけなければならないな、と襟を正される思いでした。

また帰国の旅程が決定しました。5月22日に帰国後、地元の北海道に1週間弱滞在した後に、春学期の授業を取れるように5月22日あたりには横浜国大に戻るつもりです。よろしくお願いします。

3月

大学に関する近況

束の間のSpring breakも終わり、4月からは学期も折り返しです。

個人の近況

ハウスメイトのドイツ人2人が帰国してしまうので、来月からはアメリカ人のカップルが入居することになりました。

4月

大学に関する近況

19日に全ての試験が終わり、21日には帰国する予定でいます。

5月

大学に関する近況

成績はオールAとはいかないものの、1つを除いてAを取得することができ、一安心しました。

個人の近況

無事に帰国しました。

GIさん
トロント大学(University of Toronto, Faculty of Arts and Science)
平成25年8月~平成26年5月の月例報告より抜粋

8月

大学に関する近況

留学生対象のオリエンテーションが開催されており、その内容も勉強や授業に関するもの、異文化への適応など多岐にわたる。また、キャンパスツアーや周辺地域の散策など、大学や市内の雰囲気を感じつつ、他の留学生と交流する機会が設けられている。 入寮可能日が9月1日であるため、ほとんどの留学生がホテルやB&B、ホステルなどへの滞在を余儀なくされている。入寮の選考に漏れ、到着から間もなく住まい探しに苦労している学生も少なくないようだ。

9月

大学に関する近況

9月第1週目はFrosh weekと呼ばれる、新入生歓迎のイベントが連日朝から深夜まで開催され、College毎に賑わいを見せていた。2週目から多くの学部で授業が始まり、広大なキャンパスを移動する学生たちでメインストリートは埋め尽くされ、授業開始前とは違った雰囲気に包まれている。Collegeや教室の様子は様々であるが、日本の大学とは違って長机がないという点は共通している。そのため、ラップトップでノートをとる学生が多い。

個人の近況

国内外を問わず、他大学から来ている交換留学生のなかには入寮の選考から漏れ、自身で住居を探している人も少なくなかった状況下で、幸運にもOn-campusの寮に入ることができた。食堂がないため、自ら食事を用意せねばならないが、ジムやピアノルーム、ゲームルームなど充実した設備が整えられており、不自由の少ない寮であり非常に快適な生活が送れている。話に聞いていた通り、授業中に質問する学生やReading assignmentの量が日本と比べてはるかに多い。出欠をとる授業はほとんどないが、i-clickerと呼ばれる機器を用い授業中に5択問題を通じて理解を問うものもあり、非常に興味深い方法をとっていると感じた。

その他

物価水準の高さ、消費税13%、サービスに対するチップ支払いに加え、新学期開始に伴う教科書や補助教材購入のために出費がかなりかさむ。コリアンタウンやチャイナタウンのスーパーマーケットでは日本食も調味料からお菓子まで多々手に入る。当然ながら値は張るものの、親しみのある日本の品を購入できるのでとても助かっている。米に関しても、細長いパラパラのものを予想していたが、カリフォルニア産のジャポニカ米が日本と同じかそれより若干安い価格で販売されており、食に困ることは今のところない。

最高34℃の日があったかと思えば最低3℃となる週もあり、気温の変動が激しいため、体調管理もトロントでの生活には必要不可欠だといえよう。

10月

大学に関する近況

課題・中間試験に追われる1ヵ月となった。試験専用の建物で受ける試験には日本で受けるときとはまた異なった雰囲気を感じさせられた。図書館もほぼ毎日24時間開館してくれているので、勉強する環境は非常に整えられているといえる。勉強面に関して言えば、横国でいう授業支援システムにあたるシステムが積極的かつ効率よく活用されており、スライドや宿題、過去の試験問題のダウンロード、成績の確認等も行える。

個人の近況

受講しているすべての授業でmidterm testがあるため、テストが去ってまたテストというサイクルの中にいる。試験時間は大概2時間であるが、英語での記述に意外と時間をとられてしまう。

しばらくそれほど寒くない日が続いていたが、朝晴れていてもにわか雨が降ったり、朝晩の冷え込みが厳しくなったりと、思わしくない気候・季節の訪れを感じざるを得なくなってきた。先週あたりから気温は最低最高ともに1ケタ台。昨季の最低気温は-20℃を下回ったと聞くからまだまだこの程度の冷え込みに負けてはいられないというのが現状である。

11月

大学に関する近況

今学期の授業も終盤にさしかかり、あと1回の講義あるいは期末試験を残すのみとなった。ミクロ、マクロといった基礎的な授業でさえ、日本で学んだ時よりも広範囲を扱っているように思われるが、大抵の授業で、指定の教科書にそった内容を取り上げているため、自身の努力次第でカバーしうるといえよう。外国為替を扱った3年生用の授業は、内容的には自分の受講しているもののうち最も難易度が高いと思われるが、留学前に聴講した、大学院の講義で学んだことが活かされていると思う。日本との大幅な違いこそないものの、幾分か発展的な内容・異なる視点からのアプローチがこちらでは多い気がするので、日本での学習に力を入れることは非常に意義のあることだと常々実感する。

個人の近況

今月中旬頃から寒さが一段と厳しくなり、本報告書を書いている午前7時現在、-8℃とのことである。雪もよく降るようになってきており、積雪もみられる。

12月

大学に関する近況

第一週目に今学期の授業を終え、第二週目から試験が始まった(授業によっては授業内試験を行うものもある)。交換留学生の平均受講科目数が3-4(上限5、1 semesterあたり)なのに対し、正規生の場合は5-7クラスなので、毎日のように試験・課題に追われている学生もいるようである。日程は当然ながら個人により異なるため、試験を終えた学生は実家や自国へ帰省したり、旅行に出かけたり、とさまざまである。ほとんどの寮が冬季休業期間に閉鎖されるので、いずれにせよ寮から追い出されてしまう。

個人の近況

授業内試験が1つ、期間中試験が2つであったため、比較的心にゆとりを持ちながら試験に臨めた。

完全に冬が到来しており、降雪・積雪が当たり前の毎日と化してしまった。気温も氷点下2ケタがごく普通であり、風が吹くと顔に痛みを覚えるほどであるが、建物の中の暖房の効きが非常に強く、服装の調節がなかなか難しい。

その他

街中クリスマスモード一色であるが、日本ほど派手なイルミネーションはあまり見られず、ある意味地味ではある。

1月

大学に関する近況

寮に戻ってきた二日後から新学期の授業が開始。悪天候のために学生や教授らが飛行機の遅延・欠航等の影響を受けており、何かと慌ただしい年始となった。通年の授業の中には、年明けすぐに中間試験を行うものもあった。第二週目に氷点下25度、体感温度氷点下40度近くまで気温が下がり、顔の痛みだけでなく、路面凍結等の危険もあったが、それでも授業は通常通り行われた。

個人の近況

冬期休暇を通じ、どのホテルやB&B、ゲストハウスよりも寮の方が居心地いいということ、一定の場所に定住できることの幸せを痛感した。先学期からの通年の3つ、冬学期からの半期1つの計4つの講義を受講しているが、慣れのせいか今学期の方がゆとりを感じる。

その他

先月も一度あったが、おそらく寒さの影響で、寮の水道から温水が出なくなり、シャワーも水でしか浴びられない事態が発生した。温水のありがたみを知るいい機会となった。

2月

大学に関する近況

今月中旬にReading weekと呼ばれる1週間の休暇があった。名目上は講義への遅れを取り戻すための休みとされており、課題や授業の予習に追われている人も実際いたが、多くの学生が小旅行をしたり、実家に帰省したりしていた。

個人の近況

今学期も先学期同様、4つの授業をとっている。うち3つが通年のため先学期と同授業、新たにとったのがMoney, Banking, and Financial Marketsというものである。経済系のほとんどの授業が講義形式で行われるため、他の科目のようにdiscussionが行われることは少ない。日本で受ける授業と同じ形式ではあるが、内容的には日本で習うこと以上を大概カバーしている。そのため、中級ミクロやマクロでさえ今まで習ったことのないトピックに触れることができ非常に面白い。

その他

4月の期末試験のスケジュールが発表され、そろそろ本格的に帰国を考えつつ日々を送るべき時期に突入した。

3月

大学に関する近況

中間試験や課題に追われる学生が相変わらず多い。先週は雪等悪天候のために他キャンパスは授業が休講になった一方、自分の所属するSt. Georgeキャンパスだけは通常通り授業が行われた。勉強だけに追われるわけではなく、様々なイベントが開催されており、今月の頭にはTED×U of T、中旬には引退したカナダの宇宙飛行士の講演会などが開かれた。

個人の近況

依然として雪や路面凍結が続いているが、試験や課題の合間を縫って積極的に寮や大学のイベントに参加したり、今まで訪れたことのない場所へ足を運んでみたりしている。

その他

ふたたびサマータイムに突入したため、寝ている間に1時間を失った。

4月

大学に関する近況

第一週目で一部の学部を除き今学期の授業が終了し、第二週目から期末試験が始まった。先学期との差異として、通年の授業にとっては二学期分トータルの試験となるため、負担が大きくなることは間違いない。個人個人で試験のスケジュールは異なるので、科目数・日程等を十分考慮したうえで試験に臨むことが求められるのであろう。寮内では試験期間のストレス対策のようなものとして、Exam Jamsと称された一週間規模のイベントが連日開催されていた。先学期同様、期末試験では授業が行われている教室ではなく、別の教室で試験が行われることがほとんどなので、広大なキャンパスを歩き回り、初めて目にする建物での受験をすることになる。

5月

大学に関する近況

足かけ三週間にわたる期末試験期間が終了し、正規生は帰省や帰国、あるいはサマープログラムやアルバイトのために引き続きトロントに残る者など、様々な夏休みを迎えているようだ。交換留学生の多くは試験を終えたのち、帰国前に他地域・他国へと足を運び旅行を楽しんでいた様子がうかがえる。

現地に残ってサマープログラムに参加している学生の話によると、5月の中旬ごろにようやく桜が花を咲かせ、春の訪れを告げたようである。

個人の近況

通年の講義を3つとっており、経済の授業はほぼすべてcumulativeなので、期末試験は容易に片づけられるものでもなかった。とはいえ、試験だけにとらわれず、試験を早々に終えて帰国する他国からの留学生と過ごしたり、まだ回ったことのない近場を訪れたりすることもできるだけ心がけた。ようやく気温も上がり、日本ほどではないにせよ、暖かい日が多くなってきたため、外に出ずにはいられない、というのが現状である(しかし、4/15には積雪を記録した)。試験とともに留学生活が終了してしまう空虚感に見舞われつつも、試験終了の48時間以内に寮から退出しなければならないというまさに現実的な規定も存在するため、この報告書を書きながらの荷造りに追われている。

MOさん
パリ大学東クレテイユ校(Université Paris-Est Créteil Val de Marne)
平成25年9月~平成26年5月の月例報告より抜粋

9月

大学に関する近況

フランスに到着次第、入寮手続きと学校への登録手続きを行いました。まだ慣れないうちに、様々な手続きをしなければいけなかったので、かなり戸惑いました。

特に、学校への登録手続きは保険(securité sociale)に加入してからでないと受け付けてもらえず、何も知らずに経済学部の事務に行ってあっという間に追い返されてしまいました。ただ、何度も通っているうちに、事務の方々も親切に対応してくれるようになり、教えてもらいながら何とか無事に(?)手続きを終えることが出来ました。

授業自体は16日から始まりました。 大体の講義は一コマ2時間~3時間(途中休憩あり)で、国大に比べると、少し長く感じられます。

授業の形式は、主にCMとTDの二つがあり、CMはいわゆる先生が教壇に立ち大勢の生徒に対して講義をするというもの、それに対してTDは少人数制で行う授業のことだそうです。

大学に通う学生の大半はヨーロッパ系、次に多いのがアフリカ系?で、アジア系は圧倒的にマイノリティーのようです。

留学生について思ったことは、みなさんフランス語がとても堪能だということです。まったくの初心者という方ももちろんいますが、ヨーロッパからの留学生が多いということもあってか、留学生のほとんどは初めからフランス語で会話をしています。

個人の近況

フランスでの生活には少しずつ慣れてきたと思います。

寮は学校の敷地内にあり、経済学部棟のすぐ隣に位置しているので、とても便利です。部屋の電気がつかないことと、部屋でのWifiがほとんど繋がらないということを除けば、快適に過ごせています。

また、大学の敷地内やその近辺には、スーパーや薬局、ジャンクフードの店やパン屋、印刷屋、郵便局などがあり、生活に必要なものは大体ここで揃います。

10月

大学に関する近況

私が選択した講義はほとんどがAmphi (階段状の大教室)なので、友人を作るのはやはり少し困難です。その意味では、TDの授業もとればよかったなと後悔しています。次のsemestreには絶対にとろうと思います…ついこのあいだ学期が始まったと思ったら、今週末からはもう秋休みに入ります。私の大学は10/26~11/3と他の大学より一週間ほど短いようですが、それでも9日間は休みがあるので、授業の復習に時間を充てつつ、少し足を延ばしてIle de Franceの各所に行ってみようと思っています。フランスの地方や近隣諸国へのアクセスが容易にできるのも、パリの良いところだと思います。

個人の近況

パリでは、美術館の特別展やコンサート、日本のアニメやマンガのEXPOなど、様々なイベントが目白押しなので、簡単に文化的な生活を満喫することができます。

11月

大学に関する近況

フランス語の授業では、GrammaireとExpression Ecriteのテスト(2回目)、さらにCompréhension Ecriteのcontrôleがありました。

Compréhension Ecriteでは、普段の授業と同様に、特定のテーマに関するテキストを読み、その内容についての質問に答えるという形式のテストでした。

経済学の授業では、L3(3年生)対象のHistoire de la pensée économiqueとEconomie européenneの二つが先々週に最後の授業を迎えました。L1やL2の授業と比べてL3の授業は当然内容も複雑なので、授業中はノートをとったり、先生の早口なフランス語を聞き取ったりするのに必死で、内容を理解するレベルまで到達しませんでした。12月上旬にどちらも試験があるので、しっかり復習して内容理解に努めたいと思います。

個人の近況

秋休みは予定通り、Ile de Franceを巡ってきました。ヴェルサイユ宮殿やフォンテーヌブロー城のような、観光客が多く訪れる世界遺産から、プロヴァンやバルビゾンのように静かな小村にいたるまで、美しい景色や芸術をとことん満喫した一週間でした。

12月

大学に関する近況

早くも1er semestreが終わりに近づいているということで、12月はほとんど毎週試験がありました。試験週間は学年ごとに異なるので、私の場合は最初にL3の試験を二つ、その翌週にL2の試験を一つ受けました。

経済学の試験に関しては、問題形式は日本の大学とあまり大差ないように思われました。授業で扱った理論や概念の内容説明や、論述問題がほとんどでしたが、L2のEconomie internationaleについては選択問題もありました。

ちなみに、試験が行われる環境としては、カンニング対策のためか、筆記用具と学生証以外の荷物や上着はすべて大教室の一番前にまとめて置かなければならず、席もすべて指定されていました。

フランス語の試験に関しては、Compréhension Ecriteは、前回のcontrôleで全員があまりに悲惨な結果だったので、今回はテキストも問いも前回に比べて易しくなっていました。Oraleでは、与えられたシチュエーションをもとに、二人一組で即興劇を作ってその場で発表するという形式の試験でした。

試験終了と同時に、既に2ème semestreの履修登録が始まっています。これまでの留学生活の反省や今後の方針を踏まえた上で、履修についても決めていきたいと思います。

個人の近況

冬休みに入ってすぐに、パリの留学生仲間と一緒にドイツのクリスマスマーケットへ行ってきました。ドイツ人の友人が私たちに同行して旅のサポートをしてくれたので、特に大きな問題もなく、充実した時間を過ごすことが出来ました。

1月

大学に関する近況

2014年になりました。

大学は6日から始まったのですが、最初の一週間はほとんどL1の科目の期末試験期間でした。これを乗り越えて、前期が終了したと思ったのもつかの間、翌週からはすぐに後期の授業が始まりました。

後期の専門科目の中で一番楽しみにしていた、労働市場と公共政策についての講義が、初回の授業に私を含め3人しか学生が集まらず、あえなく閉講になってしまったのがとても残念です。

また今期は、パワーポイントなどを一切使わず、教授の話のみで授業を進めるという講義が多く、聞き取りながら講義内容の構成と重要ポイントを瞬時に判断し、高速でメモを取るという技が未だにできない私にとっては厳しい状況です。

個人の近況

【フランス病院体験記】
・・・・アメリカンホスピタルには、日本人のサポートチームが置かれており、さらに日本の保険会社とも連携しているため、AIUの海外旅行保険に加入していた私はキャッシュレスで治療を受けることができました。

アメリカンホスピタル以外での緊急手術:海外旅行保険に加入しているとはいえ、アメリカンホスピタルと違って一度は自分で支払いをしなければなりません。フランスのsécurité socialeにも入らないと “全額自己負担”以外の選択肢はありません。

2月

大学に関する近況

1月末~2月初めに、前期の成績が出ました。

個人の近況

2月中旬には一週間ほどのバカンスがありました。この機会を利用してフランスの地方(Dijon, Besançon, Annecy)を旅してきました。パリからの行き帰りはBlaBlaCarというカーシェアリングを使ったのですが、電車やバス等の移動手段に比べてはるかに経済的な上に(ちなみにAnnecy→Genève間は一人4ユーロでした)、一時ではありますが運転手や同乗者の方々と旅を共有できるので、(渋滞さえなければ)なかなか良いシステムだと思いました。Besançonで滞在させてもらった家の夫婦は、とても親切で気さくな方々で、旅の疲れも忘れてほっと心が温まりました。エスカルゴやフランシュコンテのチーズなどの郷土料理も振舞ってもらい、料理を楽しみながらテーブルを囲んで色んな話をしました。

どの町もそれぞれの魅力があって素敵でしたが、私にとっては特にAnnecyの町が印象的でした。カラフルで可愛い旧市街の家々の間を、ヨーロッパ一の透明度を誇るアヌシー湖から引かれた豊富な水が縦横無尽に流れ、美しい景観に感動しました。アヌシー湖の水は湖の底が見えるほど透明で、驚きました。これほどきれいな状態を保っているなら当然飲み水として利用されているだろうと思い、博物館へ行くとアヌシー湖の水質や上水としての活用等について詳しく説明されていて、とても興味深かったです。水不足とは無縁に思われる、豊かな水資源に恵まれたアヌシーは地方自治も特徴的だそうなので、個人研究の一環として今後調べていきたいと思います。

その他

今更ながら、フランスの社会保険sécurité socialeに加入しました。・・・・・先月の手術の件もあり、いつ何が起こるか分からないと身を持って知ったので今回ようやく加入手続きをしてきました。

3月

大学に関する近況

Macroéconomieのcontrôle(小テスト)がありました。問題の内容は思っていたよりもずっと簡単だったので、良い点数をとることができました。

フランス語の授業に関しては、niveau avancé(一番上のクラス)に上がったことで、当然ながら授業でもよりハイレベルなフランス語力が要求されるようになりました。これまでのように、文法や表現方法といった基本的なことを教わることはなくなり、フランス語を用いて別のことを学ぶという授業がほとんどです。Expression Ecriteでは、文章の要約や、意見表明など、より論理的に構成された文章を書く練習をしています。ただ、授業内ではひらすら制限時間内にまとまった文章を書き、後日先生のチェックが入ったものが返却されるという流れの繰り返しなので、やはり新たな表現を教わることはしていません。しかし、文法や表現方法もフランス語も話し、聞いて理解し、さらに文章を構成する上で必要不可欠なことに変わりはないため、自分で買ったテキストを使って勉強することで補完していくつもりです。

Identité de la Franceでは、授業内でフランスのcivilisationについて自由テーマでプレゼンをすることになり、私は以前から興味のあったフランスの家族政策を取り上げることにしました。現在はテーマに関するリサーチをしています。フランス語でしっかりとしたプレゼンをするのは初めて(かつ、おそらく最後)なので、リサーチから発表まで全力で取り組みたいと思います。

また、アジア人留学生対象のphonétiqueの授業では、今まであまり意識してこなかった、細かな発音の仕方やフランス語を話す際の基本的なルールなどを学んでいます。自分では何となくわかっていたつもりでも、知らず知らずのうちに曖昧にしていた部分をはっきりさせることができるため、フランス語力を向上させる上でとても重要なスキルを手に入れることができるのではないかと思います。単語は間違っていないはずなのに何故か伝わらない、そんなことが今まで何度もありました。その原因がこの授業で少し分かったような気がします。

その他

3月に入ってすぐに、こちらは春がやってきました。日中の気温がぐっと上がり、日差しは少し強いくらいに感じられます。時折肌寒い日もありますが、大学の敷地内にもあちこち花が咲き始めているのを見て、春の訪れに胸が躍る今日この頃です。

4月

大学に関する近況

4月に入り、経済学部の授業は早くも期末モードに突入しました。Macroéconomieでは、TDの授業がすべて終了し、2回目のcontrôleが行われました。今回は出題範囲も広く、問題に関しても自分の回答や政策に対するコメントをするといった内容のものが増え、全体的に前回よりも難易度が上がったように感じました。

Identité de la Franceの授業では、フランスの家族政策についてのプレゼンをしました。これは、昨年前期に国大で履修した、現代社会福祉の講義で扱って以来、ずっと興味を持っていたテーマであると同時に、授業のキーワードである « civilisation française »にも深く関わりがあると思ったため、今回のプレゼンのテーマに選びました。

その他

帰国日が決まりました。6月4日にフランスを発ち、6月5日に日本に帰国予定です。

5月

大学に関する近況

5日にMacroéconomieの期末試験がありました。試験の形式は、基本的にcontrôleと大差なく、選択問題・計算問題・記述問題から構成されていましたが、難易度は少し上がっていたように思われました。試験対策としては、いつも通りノートと講義資料を中心に行い、かつ前回のcontrôleで手薄になっていた箇所を重点的に復習したため、今回は全体的に手ごたえがありました。

Delcifeの授業は、経済学部よりも一か月ほど遅れて始まったため、5月いっぱいまで授業がありました。

Phonétiqueの授業では、Expression Oraleの練習も兼ねて、何度か即興劇を行いました。この授業の担当であるMme Casteloには前期も含めて、一年間お世話になりました。

26日にはDelcifeの期末試験を受けました。交換留学生対象のDelcifeのプログラムでは、基本的に期末試験は設けられていません。しかし、niveau avancéの開講科目の一部は、一般留学生が受ける授業と重複しているため、その場合は期末試験を受けることになります。 通常、niveau avancéの学生は、基礎科目(GrammaireかExpression Ecrite)+応用科目の二科目しか受講することができないのですが、私は例外的に複数受講していたため、期末試験も特別にFrançais économiqueと cinémaの二つを受けさせてもらいました。試験内容は、どちらも授業で扱った資料(プリントや映画)に関するもので、記述式の大問4つから構成されていました。授業で得た知識だけでなく、それを正確に文章に起こすExpression Ecriteの力も求められていたため、経済学の試験よりも難易度は高く感じられました。しかし、後期は、プレゼンの作成やExpression Ecriteの授業での訓練などの実践を通して、ある程度の文量を書くことに対して知らず知らずのうちに耐性がついてきていたため、試験の時も落ち着いて臨むことができました。(2つの試験をノンストップで受けたため、試験開始から3時間後には力尽きそうになっていましたが…)

TKさん
オストラバ工科大学(VŠB Technical University of Ostrava)
平成25年9月~平成26年1月の月例報告より抜粋

9月

大学に関する近況

授業はどの科目も興味深いものばかりです。全て少人数の授業(10~15人程度)であり、授業を担当する教授との距離も日本とは違って近いと感じました。講義をただ聞くだけでなくディスカッションや演習なども多く組み込まれていて、授業とその予習復習のみで知識の定着まで図れそうです。

授業での世界の経済情勢に関する説明の多くに日本が登場し、国土面積の小ささにも関わらず世界に対する影響力を多大に持っているのだと改めて認識しました。日本人が1人だけというのもあり、多くの講義で日本の情報や経済に関する質問をされます。他国と比較しながら客観的に自国を見ることができるとても良い期間になっていると、文化面だけでなく勉学の面でも思えています。

10月

大学に関する近況

授業にも慣れ、生活全体が落ち着いてきました。EUの成り立ちや抱える問題、共産主義から資本主義への移り変わりなど、チェコならではの内容のものが特に面白いです。プレゼンをする機会もほぼ月1ペースであり、平日は準備に追われています。今月は中国出身の留学生とペアを組みプレゼンを行ったのですが、違う視点から考えていたり情報収集やそのまとめる方法も違ったりと学ぶことは多かったです。生徒によるプレゼンを見る機会も多く、皆それぞれ個性的なプレゼンをするので、とても楽しいです。

授業について補足:EUやチェコ経済、貿易政策などについて知識を蓄えたり、有機的につなげたりする授業は中々レベルも高く面白いのですが、経済理論など数学的な要素を含む授業のレベルは低く驚いています…1年次に履修した専門基礎課目でのミクロマクロと同程度であり、Cost Managementという授業の計算分野のテストでは、単語の意味さえ理解できれば一切勉強せずとも満点が取れたのではないかと思えたくらいでした。

経済学が専門ではない(実際に、専門・専攻が経営系の学生がとても多いです)ヨーロッパの学生がメインターゲットとしてどの授業もシラバスが組まれているように感じます。そのためヨーロッパの歴史などの深い知識が前提とされていて、知識系の授業のレベルが高いように感じるのかと推測しております。

ですから、理論を学びたい学生にとっては広く浅く学ぶことしかできないかもしれません。(実質科目は取り放題ですので、たくさんの科目をとることができます)

個人の近況

週末は時間が取れるので、よく旅行に行っていました。プラハやスイスなどを訪れたのですが、本当に良い思い出となりました。

11月

大学に関する近況

今月はテストやプレゼンがたくさんあり、勉強が今までで一番忙しかったです。留学生は学士・修士課程関係なく同じ授業を取るのですがプレゼン後のあるディスカッション(1対1の議論に近かった)で、修士2年の人に日本語を使えたとしても手も足も出なかった程圧倒されたのも今ではいい経験です。Quality Managementという授業では日本人では常識とされるようなことも学問として学び直し、日本人の日常生活における態度ですら品質を高める上で役に立つことなのだなあと感心しました。

個人の近況

寿司の作り方を教えてほしいという人がたくさんいて、今月は何回か一緒に寿司を作りながら教えたりする機会もあり、様々な場面で英語を使うことが出来たので満足度が高いです。

その他

気候もなかなか厳しくなってきました。初雪だと思ったらあっという間に積もって、今では日本の2月よりも寒いです。来る真冬が恐ろしくて仕方がないです。

12月

大学に関する近況

今月でほとんどの科目で試験まで終了しました。・・・質問を口頭にて答える試験もあり、日本との違いに驚きました。ある大きなトピックに関して、小さい問答を繰り返すというものでした。

個人の近況

ヨーロッパに住む友達のほとんどは、クリスマス前にそれぞれの国へ帰っていってしまいました。

その他

よく寿司を作ってとは言われていたのですが、お好み焼きもと言われて作ってみたら大好評でした。

1月

大学に関する近況

今月でテストもエッセイの提出まですべて終わりました。今月に残っていた科目が少なかった分、自由な時間が多かったです。日本ではレポートは提出してあとは結果を待つのみでしたが、こちらの大学では提出後に面談があり、良い点悪い点を指摘してもらえたので今後につながるエッセイの書き方を学べました。それにより内容に関しても理解を深められてよかったです。高い評価低い評価がつきやすい教科がありましたが、どの科目においても自分では納得のいく解答やエッセイを提出できたので、満足度は高いです。

個人の近況

自由時間が多かったため、たくさん旅行に行くことが出来ました。1週間以上留学生の友達と旅行したり、一人旅したときホステルで偶然会ったコロンビア人の学生と一緒に観光地を回ったりなどもでき、英語でのコミュニケーションを楽しめた一か月でありました。

また国大から他のヨーロッパの国に留学に来ている友達や先輩に会うこともできたのですが、共通の悩みやそれぞれの環境について話すことができ、リラックスできた上ためになることも聞けました。何よりその人達とこれからもよい関係を続けていけそうで、外国だけでなく国内でも人間関係を広げられた、大きい収穫でした。

その他

2月10日に日本に着く便で帰国します。帰国が楽しみな反面、まだヨーロッパライフを謳歌したくもあります。たった5か月でしたがこれ程自分が変わったと感じられた期間は初めてでした。

MSさん
華東師範大学(华东师范大学)
平成25年10月~平成26年2月の月例報告より抜粋

9月

大学に関する近況

9月の初旬から授業が始まりました。中国語のリーディング、リスニング、スピーキングを午前中にこなし、午後は英語で国際マーケティング、国際トレーディング、中国の現代事情の授業を消化しています。

個人の近況

日常生活においても特に問題はありません。できる限り多くの国の留学生と交流をはかろうと考えています。そのため、中国人の友人のみならず、ヨーロッパ、アメリカ、アジア各国の友人と日常の生活を共にすることを心がけています。

10月

大学に関する近況

現在、中国語の語学研修と英語による「国際マーケティング」、「国際貿易」、「現代中国が抱える問題」を履修している。

個人の近況

引き続き、現地OBへの参加であるが、各業界で活躍している上海在住の大学OBと月に一度お会いし、仕事や中国のお話を伺っている。今月伺った話の中では、中国国内の差別意識の話と、上海人の都市化に関する話が興味深かった。また、留学生、中国学生との交流であるが、大学の主催する行事や、語学学習サークルを利用し、多国籍の学生と意見を交わすように心がけている。

11月

大学に関する近況

クラスの中期試験があった。

個人の近況

JETROの事務所訪問ならびに、OBの方の紹介で、上海で働く社会人の方々の話を聞いている。

SYさん
ピサ大学 
平成25年10月~平成26年5月の月例報告より抜粋

10月

大学に関する近況

到着が遅れてオリエンテーションの類には殆ど出られませでした。その上、ちょうど留学生担当の先生が出張中で、留守を預かっていた学生の方にいろいろと助けて頂いたおかげで手続のたぐいは何とか出来ました。

12月

大学に関する近況

授業はほとんど講義形式で、スライドを用いて進めることが多いです。またファイルはネットからダウンロードできるので、出なくても何とかなると聞いたことがありますが、その割には教室が埋まっています。試験は基本口頭で行うのだそうです。

1月

大学に関する近況

1月中旬から期末テスト期間が始まります。エラスムスのヨーロッパからの留学生は半年で30単位くらい取らないといけないということなのでかなり勉強しているようです。

その他

こちらでは卒論の製本に使うフラットファイルの入手が困難なため、留学中に卒論を提出する場合は持参したほうが面倒がかからなくて済むでしょう。 今回は郵送にDHLを使いましたが、土日を挟んで3日程度で届けてくれたので、あまりの優秀さに信者になりそうです。

2月

大学に関する近況

テスト期間は1月7日から2月15までですが、春学期の始まりは17日でした。

こちらの授業の出席率は非常に高く、ものによっては席が全部埋まっていて、教室の外から椅子を持ち込まないと座れないものもあります。わたしが出た殆どの授業では間をひとつ空けて座るのが難しいくらいには席が埋まっていました。英語の経済史の授業だけ、初週の受講生はわたしだけで、二週目にやっと一人増えて、非常に快適です。

個人の近況

中旬にフラットメイトとピサの北にあるビアレッジョのカーニバルに行ってきました。欧州最大とか言われていますが、わたしの行った日はパレードがなかったので、あまり実感出来ませんでした。

3月

大学に関する近況

ミクロの授業は3つのモジュールにわかれていて、一つ目は前期、2つ目と3つ目は後期で、分割して履修することも出来る。先週から3つ目のモジュールに入りましたが、ドイツから来た先生による2週間だけの集中講義ということで、週2回から4回に増えました。

個人の近況

3月のはじめに2泊3日でローマに行ってきました。ヴァチカンとホステルは2、3日前に予約しましたが、余裕で予約が出来ました。学期中であまり時間がとれなかったので、今回, シーズン中は混む場所とミケランジェロゆかりの場所だけまわることにしました。ヴァチカンは9時に予約を入れましたが、出たのが午後の4時でした。

その他

今学期に入ってからはかなりパーティーが減りました。

4月

大学に関する近況

中間テストですが、ゲーム理論と一般均衡が別々で(先生も別々でした)、どれも論述問題と計算問題が数問出題されました。論述は簡単に述べよ程度のもので、理屈がわかっていれば問題ないと思います。一度目のテストは易しめで、だんだん難しくなるという話なので、普段から疑問を潰しておいて、早い段階でテストをクリアしたほうがいいでしょう。

その他

イタリアの居住許可は未だに降りていません。正確には手続きは終わっているはずですが、まだ取りに来いという連絡が来ません。

5月

大学に関する近況

前に予定していた日の授業が休講になって出来なかったプレゼンの日程がやっと決まって、このまえ無事終わらせました。最後の授業ということもあって、出席者はわたしを含め3人でしたが、プレゼンに入ってからは大体そんなもののようです。

MSさん
シドニー工科大学(University of Technology, Sydney)
平成26年2月~平成26年12月の月例報告より抜粋

2月

大学に関する近況

10日から授業が始まるまでの間に、様々なオリエンテーションがありました。それらオリエンテーションに参加することで他国からの留学生と知り合える機会も多く、シドニーの観光地を訪れる機会もありました。また19日にはサークル活動を紹介する会もあり、地元の生徒との交流もありました。

授業は、今月の24日から始まりました。週3日の3コマの中で、会話の中での英語と、課題の中での英語の使い分けを学んでレポートを書くことや、短編の映画を使用してのリスニングや、スピーキングを学んでいます。また、英語を話す機会として授業以外にもイベントがあり、課題に関する相談のできる施設や、グループワークや勉強のために24時間開放されている施設など、大学の施設もとても充実しています。

3月

大学に関する近況

先月末に始まった授業では、今月大きなテストや課題はありませんでしたが、毎週レポートがある授業では毎回提出したレポートを添削してもらえるので、そのレポートを利用して翌週のレポートを書きます。受講している3つのクラスで、それぞれのクラスから、ライティング、リスニングやスピーキングを学べています。

個人の近況

今月に入ってから、新たに大学のジムが提供しているクラスの受講を始めました。週に2回の1時間ずつですが、基礎トレーニングやヨガ、ボクシングなどをします。

4月

大学に関する近況

4月中旬にイースターのお祝いがあったので、4月14日から2週間、授業がありませんでした。この休みに入るまでに中間試験がある授業が多いようで、図書館は勉強する人で混んでいました。私が受けている授業では、中間試験はありませんでしたが、2週間のうちに提出する課題がありました。

個人の近況

今月の中旬、来月から始まる冬期休業中の海外渡航プログラムの中で、1ヶ月インドの村に滞在し、現地でソーシャルビジネスを立ち上げるというインターンシップに応募をしました。このインターンシップは、シドニー周辺の5つの大学と40Kという主催の団体が提携をしていて、渡航が決まると大学からの渡航費用補助もあります。

その他

イースターホリデイがあったため、シドニーのオリンピックパークでEaster showが開催されました。様々な展示や動物たちのショーを楽しめ、また多くのアトラクションもありました。

また、今月の25日は、ANZAC Dayのため休日でした。第一次世界大戦時のガリポリの戦いで戦ったオーストラリアとニュージーランド軍、そして当時の人々の追悼を行うため、ほとんどのお店は当日休みとなり、私の寮沿いの大きな通りは、しばらく通行止めになり様々な団体による行進が例年行われます。

5月

大学に関する近況

今月は学期最後の月なので、全ての授業で課題や試験がありました。授業が少人数なこともあり、Australian Mediaという授業ではペアを組みオーストラリアの映画の解説をムービーとして撮ることが最終課題でした。Australian at Workの授業では、オーストラリアで働いている人にインタビューをし、その内容をプレゼンテーションにまとめることが課題でした・・・・・・・また映画や、インタビューから英語だけでなくアボリジニーの方々の文化などオーストラリア特有の知識も学ぶことができました。

個人の近況

先月応募した海外渡航プログラムから合格の連絡をいただき、今月中旬、1泊2日の渡航直前オリエンテーションに参加しました。オリエンテーションでは、お互いを知るためのゲームをし、グループワークや、ソーシャルビジネスの基礎知識をつけるための講義などがありました。全ての活動が今回のプログラムにつながるように組まれていました。

また今月の末に、寮が主催するannual dinnerに参加しました。300人ほどの寮生が参加するとても大きなパーティとあって、ドレスコード、生演奏やコース料理など初めての体験でとても楽しい時間でした。

その他

今月末から、オペラハウスなど、あらゆるシドニーの観光地がプロジェクトマッピングでライトアップされるイベントが始まりました。ダーリングハーバーという寮から一番近いイベント会場では、毎日花火が上がり、寮の窓から花火を見ることができます。

6月

大学に関する近況

先月で私が登録していた授業は全て終わりました…7月の末まで冬期休業になります。

個人の近況

月末からは、ソーシャルビジネスのプログラムに参加するためインドに向かいます。

その他

 

6月1日に、First aid講習を受けました。心肺蘇生法やケガをした時の対処方法は世界共通ですが、6時間の講習の中で車事故が起きた時、誰から、どのように応急処置を施すのか、ケガをしている組と応急処置を行う組に分かれ、実際に現場を想定し行動する時間もありました。

7月

大学に関する近況

今月の最終週から、春学期が始まりました。今学期からは学部の授業を履修しミクロ経済と金融の授業、そしてacademic Englishの授業を登録する予定です。シドニー工科大学では、履修登録をする際、オンライン上で登録したい科目をリクエストとして大学に提出し、そのリクエストが承認された後、時間割として登録されるというシステムがあります。登録までの過程は難しいものではありませんが、リクエストを送信する際、質問事項がいくつかあり、少し時間がかかります。

個人の近況

先月の23日から今月28日まで、インドのバンガロールから少し離れた小さな村に滞在し、裁縫技術を学んだことのない村の女性に向けて基礎の裁縫教室を設立するというソーシャルビジネスの立ち上げるプロジェクトに取り組みました。プログラムが始まり1週間は、村の人々との関係構築、教室設立に関する情報収集を中心に村や街で一軒ずつ家や洋服・仕立屋を回り、2週目は収集できた情報をもとに、教室運営に関わるコストや人的資源を考えミーティングを重ねました。ですが3週目に入り、コストやスペースの問題から帰国するまでの期間で教室設立は難しいと判断し、2日間のテスト教室を開くことに目標を変更しました。4週目に入り、テスト教室を開くことができ、最後にこの1ヶ月の取り組み、そしてテスト教室から学んだことや参加女性の意見をまとめました。このまとめたものを参考に、次期の渡印組が教室設立のプロジェクトを引き継ぐことになります。

またプロジェクトと並行し、平日の午後2時間は、村の子どもたちのために開かれている英語教室に参加しました。単語や基本的な文章を学び、最後には英語の歌をみんなで歌いました。

その他

私が参加したプログラムは、シドニー工科大学のBUiLDというリーダーシップ形成のためのプログラムの一貫です。BUiLDのプログラムには私が参加した渡航プログラムの他、ワークショップや様々な講演会があります。それぞれのイベントにはそれぞれポイントがあり、合計で100ポイント蓄積するとプログラム修了となります。今回インドへの渡航プログラムを終え更に、BUiLDというプログラムをシドニー工科大学へ留学予定の後輩に伝えたいと思いました。

8月

大学に関する近況

今月は、カリキュラムに沿って授業が進みました。私が受けている学部の授業は、講義が2時間、チュートリアルが1時間で構成されています。講義は大きなホールで行われ、ウェブサイトに上がっているスライドを前もって準備することが必要です。チュートリアルでは小グループのディスカッションやグループワークがあることが多いと聞きましたが、私が受けているチュートリアルは、講義で行った範囲の練習問題をチュートリアルの前に宿題として解き、その解答合わせを行います。

また先日からオープンキャンパスが始まりました。多くの高校生で大学のどの建物もとても混んでいますが、オープンキャンパス期間中はアイスクリームやポップコーン、わたあめなどが各建物で配られ、またゲームのブースなどがあり、夏祭りのようです。

個人の近況

今月は雨の日が多かったのであまり遠くに出かけることはありませんでした。その中で今月中旬から新しくルームメイトとジムに通い始めました。有料で会員登録が必要ですが、登録した期間中は一日に何回でも通え、ジムが行っているヨガやピラティスなどのクラスにも参加できるので大学のジムを選びました。

9月

大学に関する近況

今月の中旬に中間試験がありました。シドニー工科大学では、中間試験の期間中、通常授業の日程とは無関係にテストの日程が組まれます。また試験会場も近くのスタジアムのフロアを使用して行われることもあるので、試験前に日程と試験場所、座席等が個別に連絡されます。私が受験したミクロ経済、金融システムの試験では普段行っているチュートリアルで扱っている問題に類似した問題が中心でした。

個人の近況

試験期間後は10月の2週目まで春休みに入りました。

今月は中間試験があったので試験が終わるまでは、寮や図書館で試験勉強をする日々でしたが、試験前日シドニーマラソンに参加しました。

また春休みに入り、メルボルンに観光に行きました。メルボルンは世界遺産や観光地がメルボルン中心地から歩ける範囲に多く、また市内にはそれら観光地を回っているトラムやバスが運行しているため、数日の滞在でしたが効率よく観光することができました。

10月

大学に関する近況

2週間の春休みを終え、今月2週目より授業が始まりました。今月は授業が行われる最後の月だったため、期末試験が行われる授業では、通常通りにチュートリアルと講義により授業が進められましたが、期末試験が行われない授業では、最終課題として発表やレポートの提出がありました。私が登録している授業の一つ、Academic Englishでは期末試験が行われないため、今月2つの課題を提出しました。どちらも同じテーマの課題を一つは授業内でプレゼンをし、その内容をレポートにまとめたものがもう一つの課題でした。

個人の近況

また先日、休日を利用して、タスマニアを観光しました。山や海などたくさんの自然に囲まれているタスマニアで、山登りやサイクリングを楽しみました。山に囲まれているビーチは特に、日本の北海道の自然と沖縄の海を同時に体験できたような感覚でした。

11月

大学に関する近況

今月の1週目が授業の最終週となり、2週目から4週目まで期末試験期間でした。中間試験同様、試験の日程はランダムに設定されるため、私が受講していたミクロ経済、金融システムの授業はどちらも土曜日に試験がありました。私の周りの人の期末試験日程を聞いた限り、4週目までに多くの期末試験は行われるようです。期末試験は基本的に1つの教科につき3時間とリーディングタイム10分で構成されています。リーディングタイムではすべての問題に目を通し、何か不備がないかチェックをしたり、どのように解いていくか考えることができます。また、試験内容ですが、私が受験したものは、2~3文で答える問題、選択問題、エッセイがありました。

試験期間が終わり、2月の下旬まで夏季休暇に入ります。

12月

大学に関する近況

先月末に学期が修了してから、2月末まで夏季休業に入りました。

個人の近況

今月は夏季休業中だったため、アルバイトをしたり友人とどこかに出かけたりして過ごしました。
オーストラリアにはクリスマスの次の日はBoxing dayという祝日があり、全てのお店で50%~70%の大セールが行われる日です。

その他

今月の中旬に起こったカフェでの人質事件によってシドニーの街は警備が強化されましたが、街の雰囲気はすぐに戻りました。事件直後から「#illridewithyou」という活動が広がりました。オーストラリアは多文化国家であるためイスラム圏の人々をよく見かけます。その人々の中には事件があったため公共機関を利用することに不安を感じる人もいたと思います。そこで広まったこの活動では、SNS上で「#illridewithyou」という言葉とともに、自身の乗車時間と乗車する駅を示し、不安があれば一緒に乗りましょうといった書き込みをし、そのような人々の不安を取り除くというものです。この活動は事件が起こりまもなくの間にたくさんの人々の間で広がりました。

SFさん
オーストラリア国立大学(Australian National University)
平成26年2月~平成26年12月の月例報告より抜粋

2月

大学に関する近況

ANUは留学生が多く、国際色が豊かである。また、日本に興味を持つ学生も多い。大学の授業では、上級の経済のコースでは大学院生と一緒に受ける形式で、質も高い。チュートリアル(少人数生の授業)では練習問題をもとに授業が行われ、実践力や自分の学業の進捗度が確認できる。多くの授業が録音され、部屋に戻ってから、授業を聞き直すことができる。

個人の近況

2月中旬は歓迎会のイベントに多く参加し、多くの友人ができた。自炊の寮であり、外食がかなり高いため、他の学生と協力して、料理を作っている。 ・・・・・・留学前に経済、数学の勉強したため、数式を見ることにより、授業を理解できる。経済学部のMP授業を聴講したことが大きなアドバンテージになっている。東南アジア経済政策の授業は多くの留学生が受講しており、様々な意見が飛び、非常に面白い。

その他

日本が将来移民を受け入れた際、どう社会統合が行われるかという点で、オーストラリア人、留学生の生活を見ている。欧米系の学生は欧米系の学生で固まり、アジア系の学生はアジア系の学生で固まる傾向にはある。一方で、欧米系とアジア系のカップルもよく見かける。アジア系二世の学生はどちらのグループにもうまくなじんでいる印象を受ける。

サムスンの進出力に衝撃を受ける。サムスンの電化製品が携帯、家電を中心に広く広まっている。ラグビースタジアムなど多くの場所で広告が行われて、サムスンの資金力、マーケティングぶりに危機を感じる。一方で、高価な家電に関しては日本製品を見るものの、廉価な家電に関しては日本企業の進出が見えない。日本企業の広告も少ない。オーストラリアの物価が高く、日本企業の製品を販売すれば、利益が得られると考えられるが、多くの要因が販売を阻んでいるようである。今後も日本製造業の進出に関して良い案を探りたいと考える。

3月

大学に関する近況

Many professors have started giving assignments to their students.

The number of party is declining gradually.

その他

I have belong to Debating Society since at the end of February. I have debate three times. I get used to debating with other students although I could not often understand opposition’s opinion properly. The debating knowledge and skill acquired in Japan helped me complement my listening with some important concepts. Any way I am strongly motivated to join in the debating activity. I will patriate in the trial of Australian debating competition this weekend. I am not sure it is working well, I can learn a lot about public speech and social issues.

4月

大学に関する近況

I finished three mid-term exams. I did quite well in Managerial Economics.

個人の近況

I traveled and did homestay in Albury, Melbourne and Adelaide.

5月

大学に関する近況

The contents in my lectures are getting difficult and complicated.

At the beginning of June, final exams are going to start.

個人の近況

Inter-dormitory rugby league was held throughout May.

その他

My dormitory has organised too many events in the second half of semester (hide seek, food competition, farewell party, dinner with professors, Rimbbo party, and picnic).

6月

大学に関する近況

My final exams finished in the middle of June.

7月

大学に関する近況

On 21th July, second semester started.

個人の近況

After first semester I cooked a lot of Japanese food with my friends. A lot of people loved sushi and okonomiyaki. Instead of that, I learned food of different nationality such as Korean and Brazilian etc. It was a great decision to choose dormitory without cafeteria meal.

In addition, I traveled Bali in Indonesia with my Brazilian friends.

8月

大学に関する近況

This semester I enrolled the course of Economic Forecasting. It requires matrix calculation and programing. It was completely new but interesting so that I can apply and utilize big data analyss in near future. Moreover, I learned Australian context of immigration in the lecture of labor economic.

その他

Spring has come in Canberra. On campus there are a lot of cherry trees. It is so beautiful.

9月

大学に関する近況

I had mid-term exam. The mid-term exams were more difficult than I had expected. On the other hand, it was fun to utilize my knowledge of microeconomics on the tests of Marketing and labor economics courses. I have gradually gotten used to programing in Matlab.

個人の近況

I attended the job fair organized by Japanese recruiting company. ・・・・However, some corporations evaluated my passsion toward their companies and my experience and gave me the job offers offer after my graduation.

その他

I had two-weeks break. I did home stay in my friend’s house in a small town. I did skiing.

10月

大学に関する近況

I had several assignments. It took a large amount of time to do research and referencing. I strongly believe that I have acquired higher level of academic writing and research skill. In addition, I understand what kind of info can be found online or cannot. I had two programing assignment on Economic forecasting.

個人の近況

I got second prize and best legs prize in Mr B&G, a competition that decides the best guy in my dormitory. I performed several dances and short comedies about Japan. I realized Japanese culture has strong and popular brand.

その他

I got a intern job offer from a web-consulting company called “Ad innovation”. I will start the internship in the middle of December. Then, I will be allocated to a division of consumer tracking. I can collect and analyze a lot of consumer data.

KSさん
オーストラリア国立大学(Australian National University)
平成26年2月~平成26年12月の月例報告より抜粋

2月

大学に関する近況

The first week at ANU was orientation week. I had a catch-up orientation because of the delay of my flight. The contents of the orientation were not so affluent, but it was useful in order to know about ANU. From the second and third week, my studying started for real. The amount of reading assignment is huge.

個人の近況

Out of the gate, I faced a large difficulty until I arrived at Australia. Due to the strong snowstorm which hit Japan, I had been stuck at Narita Airport for two days. I borrowed sleeping bags and went to sleep on the hard floor. I didn’t expect we might experience such a thing that requires us of patience.

When I had just arrived at John XXIII College, my dormitory, I was so nervous. …….. One of the senior residents told me that there are only three exchange students in this dormitory. Two people Japanese including me and the third one is French.

3月

大学に関する近況

Mid examinations took place this month. Every other week, student has to take assessment test in tutorials.

4月

大学に関する近況

We had an Easter Break from 3th April to 21th April.

5月

大学に関する近況

We are going have final exams next week.

個人の近況

I had a group presentation in the “Communication for Business” course. Not allowed to read script at all, I was very nervous just before the presentation. However, thanks to my group members’ useful advices and continuous practices, my presentation was pretty successful.

In the economics classes, I was struggling to solve the tutorial questions in the early weeks, but I became positively to participate in the group discussion and I can understand economics enough to be able to have fun in the class.

6月

大学に関する近況

We had final exams from 5th June to 21th June.

We will have a long break from 22th June to 18th July.

個人の近況

I feel I did well for the final exams of microeconomics and macroeconomics.

7月

大学に関する近況

All of the final exams of the first semester finished.

We had break for a month.

The second semester has started.

8月

大学に関する近況

Midterms are coming up.

From the week after next, two-week break will start.

個人の近況

Basically, I’m doing well both with my studies and social activities.

When it comes to my studies, I’m quite enjoying, especially in the course of supply chain management. The lecturer is highly experienced from private sector, so I can learn a lot of practical knowledge from her. Besides, I will have an opportunity to observe the real processes of supply chain management by taking a field trip to Sydney after the break. I am really looking forward to seeing how to stock and manage inventories in the warehouses of the high-street manufacturing companies.

During the two-week vacation, I’m also going to Sydney to take part in an interview of some Japanese firms. I hope this will be a good chance to talk with people in society and a good step towards my job hunting.

9月

大学に関する近況

Mid-semester break has finished and the second semester is coming up.

個人の近況

During the break, I participated in the career forum held in Sydney. …………… I was so lucky that I could get an official job offer from one of the high-street foreign consulting firms.

10月

大学に関する近況

Final exams of second semester are coming up.

個人の近況

I found that consultation hours are very useful. I believe communicating with lecturers or tutors is one of the best ways to prepare for exams.

11月

大学に関する近況

Final exams of second semester and my studying abroad life in Australian National University have finished.

HMさん
オタゴ大学(University of Otago)
平成26年2月~平成26年12月の月例報告より抜粋

2月

大学に関する近況

ちょうど今日で、セメスターの一週目が終わりました。Lectureは普通に始まりましたが、Tutorialは次週から始まります。今の時期はそれぞれのクラブや学校側が様々なことを企画してくれています。セメスター前からいたので、学生が一気に増えて横国と同じで大学って感じになっています。

個人の近況

こちらは夏とは思えないぐらい寒く、天気の変動がすさまじいです。ただ日が落ちるのが21時ぐらいなので、すごく変な感じです。・・・・・フラットもすごくいい雰囲気で、みんな良い人たちなので、生活面で困っていることは今のところないです。こちらではスカッシュをやろうかなと思っています。今日(2/28)はそのパーティーみたいなものに行きます。授業に関しては、2個の経済の授業と1個の中国語の授業を取っています。・・・・・こちらでもmentor programと言われる、留学生をサポートする制度があり、(いわゆるチューター)僕のチューターが横国に二年前に留学したことある人で、すごくいい人でした。

その他

物価がすごく高いです。ほんとにびっくりしました。一枚のTシャツでも1万ぐらいして、こっちで服を買おうとおもっていましたが、できそうにありません。あと、僕のいるダニーデンというところは本当に何もないです。事前には知っていましたが、自然しかなくて、電車もないので、隣の都市に行くというのもバスを使わないといけないので大変です。

3月

大学に関する近況

セメスターが始まって大体一か月が経とうとしています。ある程度授業も進んできたので、今月末ぐらいにテストやレポート提出があるようです。こちらの学生は凄く真面目で授業と授業の空き時間があればちゃんと図書館に行って勉強している人が多いです。

4月

大学に関する近況

もう早くも授業があと一ヶ月で終わろうとしています。4月はイースターブレイクの前にはmidterm exam がある授業が多く、ブレイク前にテスト勉強やessayを書いたりする人もいますが、僕の取っている授業では特にそういったものはなく何事もなくイースターブレイクに入りました。

個人の近況

今学期が終わったら、ホームステイをしようと思います。Flatもいいですが、ホームステイも長期間はしたことがなかったので、いい機会だと思い、すでに申請書も提出しました。

その他

4月頭にサマータイムが終わり、日本との時差は三時間になりました。夏は9時ぐらいに日が沈んでいましたが、今では日本の冬の時期と同じように、6時になれば外は真っ暗になるので、夏を過ごしていただけに一日が終わるのがより一層早く感じます。

5月

大学に関する近況

昨日(5/30)で全てのレクチャーが終わり、一応今日(土曜日)から6月18日までテスト期間に入ります。早いと来週にあったり、遅いと三週間後にあったりと、取っている授業によってテストの日程は様々です。

個人の近況

あっという間に一学期が終わってしまいました。僕のfinal examは再来週から始まるので、・・・・学校のサイトから過去問題を見ることができますが、答えがないので、ちょっと困っています。

こちらではニュージーランドということもありmaoriのクラスがあります。それはマオリ語、マオリ社会、マオリのperformanceだったり、色々な分野を学ぶことができます。その中で、先週にマオリのperformanceのコンサートがあり、友達がそれに出るということだったので、見に行きました。

その他

今週の月曜日にこちらで初めて雪が降りました。日本を発つ前に雪を見なかったので、僕にとってこれが今年の初雪でした。日本は暖かいようですが、こちらは日々寒くなってヒーターが欠かせません。

6月

大学に関する近況

大学としては6/19から二週間ちょっとのブレイクに入りました。現地の学生は多くが実家に帰っているようです。そのため、試験期間にはフラットに住む交換留学生で半年だけの人は19日にフラットの契約が切れるため、ほとんどがこの日にフラットを出て自国へ帰っていきました。

7月

大学に関する近況

7/7から二学期が始まりました。最初の一週間は、recreation weekでclubにsign upできたり、food festivalが開かれたりと、先学期と同じようにちょっとしたイベントがありました。現在はコースのdelete期間も終わり、授業のルーティーンにも慣れてきたところです。

個人の近況

7/2から念願のホームステイを始めました。大学からは歩いて30分ほどで、しかも急な坂があるので、帰るときはそれを上っていかなければならないので大変です。しかし、料理はすごくおいしく、よくご飯もでてくるのでその点はすごくいいです。

授業としては、今期は5ペーパー取っていて、すごく大変です。4つは経済で、1つは中国語です。・・・・・月曜日から木曜日まで9時から授業が始まるので、毎朝8時には起きないといけません。・・・・・・面白いことに、今期取っている授業の先生はみな外国人です。つまり、kiwiではないということですが、アメリカ、カナダ、フィリピン、フィンランド出身で、その中で、やはりアメリカ、カナダの英語は速くて聞きとるのが大変です。

その他

こちらは最近になってようやく暖かくなってきました。早く春が到来することを待ち望んでいます。

8月

大学に関する近況

8月に入り、授業もある程度進み、半ばほどから中間試験が続々と始まりました。普段の授業時間に行うテストもあれば、夜6時半から8時までといった夜遅くに行われるテストもありました。8/25からはまた先学期と同じように一週間のmidterm breakが始まりましたが、break後すぐにまた1つの中間テストがあるので、break中には特にどこか旅行に行くということはなく、のんびり過ごしていました。また、9月にはその中間テストのほかにもう1つテストがあり、また、エッセイの締め切りも9月半ばに迫っていて、プラス、ゼミのほうからも夏休みの課題やら、卒論の草案など、9月中に提出しなければならないものがたくさんあり、9月はすごく大変になると予想されます。

個人の近況

8月になって暖かくなると思いきや、あまりに寒く一度雪が降ったときは愕然としました。この前の旅行で訪れたオークランドは7月でもすごく暖かく、いかにここダニーデンという土地が寒いか痛感しました。さすがに8月の終わりごろぐらいから今度こそ本当に暖かくなっていると思っています。

10月

大学に関する近況

10月に入り、最初の第一週でレクチャーが全て終わり、それ以降から一ヶ月ほどのテスト期間が始まりました。もうすでに二つの期末テストは受け終わり、あと二つを残すのみとなっています。レクチャーが終わって以降も、ほぼ毎日大学の図書館に行って勉強しています。家から図書館までは歩いて30分ほどかかり、特に帰りは急な坂を上らないといけないので、正直大変ですが、家にいると集中できないので、そうするしかないです。

本当にあっという間にこちらでの授業が終わってしまいました。チュートリアルを除けば、こちらと横国の授業の感じは同じだったと思います。ただ、やはり授業中に手を挙げて質問するこちらの学生は、日本の大学ではほとんど見られない光景で感銘を受けます。こちらは一コマの授業が50分で、最初はすごく短く感じましたが、今では50分ですら長いと感じる時もあって、日本に戻って90分の授業に耐えられる自信がありません。

その他

帰る準備として荷物を事前に送ったり、こちらで開いた銀行口座を閉じたりなど、やらなければならないことがたくさんあります。

11月

大学に関する近況

11月6日に試験が終わりました。・・・・ テストが終われば、こちらでは三ヶ月以上の休みがあるので、現地の人だけでなく、こちらで正規に入っている留学生も多くが自分の国に帰っていきました。

個人の近況

テストが終わって、その後2,3日で帰る準備をして、あっという間にニュージーランドを出発しました。途中にオーストラリア、シンガポールに立ち寄って日本に帰ってきました。

その他

今の時期、ニュージーランドではもうすぐ夏に9時半ぐらいに日がようやく落ちるらしいので、今の日本の5時で外が暗くなるのは衝撃です。