国際教育

2014年度交換留学(派遣)生現地レポート

WKさん
ジョージア大学(University of Georgia)
平成26年8月~平成27年5月の月例報告より抜粋

10月

大学に関する近況

今学期の授業は全部あわせて四つのクラスを受講しています。英語で経済学を勉強するのが初めてだったので、今学期は経済の基礎科目であるPrinciple of microeconomicsという授業を受講しています。専攻の科目以外には、Topics in Academic Enhancement、Learning to Learn、Academic Writing という授業を受講しています。Topics in Academic Enhancementは交換留学生のための授業で、日本人を含めて、ブラジルの人、イタリアから来た人など、多国籍の学生が集まっています。英会話の授業なので、授業中に積極的に参加するのがこの授業でいい点数を取れるポイントだと思います。各国の多様な文化に関しても学ぶことができます。次に、Academic Writingという授業も交換留学生のために設けられている授業であり、授業中に多様なテーマを学生たちに与えて、それをトピックとして、英語で作文を書く授業です。最後にはLearning to Learnという授業ですが、この授業は私以外の全員はアメリカ人であり、授業は先生が一方的に話すより、学生の参加を求めています。

11月

大学に関する近況

そろそろ秋学期の授業も終わりをむかえています。私が今学期でとっている授業のほとんどのMid-term examも終わります。

個人の近況

今月末はアメリカの休日であるThanksgiving dayのため一週間の連休でした。

12月

大学に関する近況

大部分のファイナル試験が12月にあります。12月の図書館は試験勉強をする学生でにぎやかになります。メイン図書館で勉強をする人が多かったので私はロースクールの図書館が比較的に人も少なくてロースクールの図書館で試験勉強をしました。

個人の状況

今月末から1月の一日まで学校の冬休みになります。

1月

大学に関する近況

1月はアメリカの新学期が始まる時期です。今学期に取る授業はPrinciple of Accounting1, Principle of Macroeconomics, The Survey of Accounting, Risk managementの四つです。アメリカへ留学しに来る前に、ジョージア大学でビジネススクールが有名であることを知り、いつかは授業を履修したいと漠然と考えていました。

個人の近況

ラムジーという校内の体育館で一緒にバドミントンや卓球をしたりしています。

2月

個人の近況

アメリカの南部のジョージア州も今月は雪がたまに降っています。天気もだいぶ寒くなってきました。

3月

大学に関する近況

アメリカでの生活も一ヵ月で終わりを向えます。天気も暖かくなり、半そでを着ている人が大多数です。授業はほとんど終わっています。

個人の近況

最近は就活と帰国の準備を少しずつやっています。

SOさん
リエージュ州大学校(Haute École de la Province de Liège)
平成26年9月~平成27年5月の月例報告より抜粋

9月

大学に関する近況

大学は9月8日から1週間ほどウェルカム・ウィークで、パーティーやブリュッセルへの日帰り旅行等を通じ、他の留学生や現地学生と仲良くなりました。その後も大学側で様々なイベントを開いてくれるため、みんなとすぐ打ち解けました。カレッジのように学部ごとに校舎が点在しているため校舎はとても小さく驚きましたが、こぢんまりとしていて落ち着いた場所です。授業については英語で行われ、すべての授業(英語のレッスンでも)がビジネスに関連しています。しかし多くの専門的な科目はフランス語で行われており、現段階では参加できないため物足りなく思います。

個人の近況

リエージュという都市は、規模は小さいですが逆にすべてが中心部におさまっていて、中心部に住んでいる身としてはありがたいです。ヨーロッパの都市らしく町並みは美しく、時間がゆっくりと流れ、自分の好きな時間を過ごすことができます。位置的に他国と近く、非常に簡単に行けるため、友人たちとオランダのマーストリヒト(電車でなんと30分です!) へ観光に行ったりもしました。レジでは自分で物を置き、袋は無料ではくれないこと、毎日パーティーが開かれること、日本と違い多民族が共生し、それぞれが強烈な個性(特にファッションなどの容姿)を持っていることが特に衝撃でした。

10月

大学に関する状況

9月に引き続きいくつかの授業を履修していますが、登録のみしていた授業を2つほどキャンセルしました。外部から講師が来てセミナーを行ったり討論したりするIntensive weekというものがあり、今まで知らなかった租税やイノベーションについての知識を、ワークショップを通して学ぶことができました。また別の日にはリエージュ市にある新進気鋭の企業を訪問し、初めて見る業界の内部事情を知ることができ、とても興味深かったです。授業とは異なりますが、大学側が主催する2泊3日のパリ旅行にも参加しました。こちらは言うまでもなく非常に楽しいもので、本やテレビで見た世界を実体験することができ満足しています。

11月

大学に関する近況

授業自体は12月上旬に終了するので、多くの授業で佳境に入ってきました。日本ではあまりすることがなかった英語でのプレゼンテーションに苦戦したり、グループの活動で上手く意思疎通ができなかったりと、もどかしさがある反面留学ならではの経験ができとても嬉しいです。12月の第2週が山場なので、今はそれに向けてどの授業も準備しているところです。

個人の近況

ベルギーは非常に小さい国ですが、人種や制度、言語が非常に複雑です。それもあってか、ストライキが本格的で、ミラノに行くときはブリュッセルでストライキの波にのまれ、最近はこのリエージュでバス会社や国鉄のストライキに悩まされています。

12月

大学に関する近況

12月の最初の2週間のみ授業があったのですが、その2週間が今学期で一番大変でした。多くの授業で10分~20分のプレゼンテーションがあり、英語の授業では西洋と東洋の文化的な違いについて発表し、インターナショナル・マーケティングの授業では後述するYEPのビジネスプランについて詳細なマーケティング分析を行い発表しました。そしてYEP(Youth Entrepreneur Project)という授業ではチームを組みビジネスプランを練り、内外の人を招いてプランの展示会・コンテストを行いました。自分は経済学部ですが、日本のビジネスプランコンテストに参加したことがないので比較することができないのですが、ここまで本格的なものなのかと驚きました。授業の知識をすべて使ったうえで市場調査や聞き込み、予想利益の算出などを行うだけでなく、実際にプロトタイプを作成してコンテストに臨みます。ブースもとても凝っており、どのブースも商品に沿った雰囲気を出すための小道具で飾り付け、スナックやワインを準備し、くつろぎながら商品について話すことができるような空間を作っていました。服装もスーツやドレスだったので、会場はまるでカンヌ映画祭のような雰囲気でした。自分のグループは水筒にバッテリーを付け、普通の魔法瓶よりも長く保温・保冷できるといったものだったのですが、残念ながら賞をいただくことはできませんでした。

個人の近況

クリスマス休暇になるとヨーロッパ圏の学生はほぼすべて帰省し、普段は賑やかな寮も初めて静まり返りました。

1月

大学に関する近況

1月は5日から23日までがテスト期間で、1日に1教科2日おきにテストを受けるというものでした。前期は英語の授業とフランス語の授業、どちらも選ぶことができたのですが、後期はフランス語の授業のみなので、これからが勝負だと感じています。

個人の近況

前期のみで帰国する留学生がとても多いので、その人たちと最後の思い出作りとして出かけたり、話したり、ご飯を食べたりすることが非常に多い月でした。

2月

大学に関する近況

2月2日からついに授業が始まり慌ただしくなりました。社会心理学、英語、フランス語初級・中級を取ることにしました。社会心理学はフランス語なのでやはりほとんどわかりませんが、現地の学生やフランス語が良くできる留学生に助けてもらいながら履修しています。フランス語の優先順位が上がったので、市内にある別の大学の、リエージュ大学にて開講されているフランス語の授業にも参加しています。そちらは1学期100ユーロで大変充実した内容を提供してくれるので、懸命に取り組んでいます。

前々からリエージュ州大学校の図書館(というよりも図書室)には満足していなかったので別の場所を探していたのですが、上記のリエージュ大学にはきちんとした図書館があり、リエージュ州大学校の生徒でも簡単な手続きをすれば利用できることが分かったので、先日利用してきました。停滞している自身の専門の勉強の突破口になればと思います。

個人の近況

中旬にはCarnaval de Bincheという春の訪れを告げるカーニバルがありましたが、この期間は他にもいくつかのカーニバルがあるので、フランス語圏では学校も休みになります。ヨーロッパでも有名なカーニバルらしく、Bincheという小さな町で開かれるにもかかわらず様々な国から観光客が来ていました。僕が行ったときはブラスバンドや伝統衣装に身を包んだ子供たち、ジルというこのカーニバルの主役の人たちが長い行列を作って行進していました。その際オレンジを見物人に投げるのですが、それが大変固く、しかも子供たちが容赦なく投げつけてくるので大変痛かったです。

3月

大学に関する近況

地元のリサイクル工場へ見学に行ったり、リエージュ市の国会議員の方々にProvincial Palaceに招待されたりと、留学生ならではともいえる役得にありつくことができました。

今月は昨年の12月以来のストライキが敢行され、大学へ行くためのバスが使えない日が何日かありました。大学側はもはや恒例行事のように思っていて、ストライキがあった場合は授業を休講にするなど、寛大な対応をしてくれます。ストライキがあった場合は身動きが取れなくなるため、小さいバイクでもあれば便利だなと思う一方、年中雨が降るベルギーでバイクは危険だなと思い結局は現状に耐える日々です。

4月

大学に関する近況

今月はVacances de Pâquesというイースター・ホリデーにより合計で16日間も休みがありました。商店や銀行などは3日間だけの連休でしたが、教育関連の人々(教師など)の中には学生と同じく長期休暇の人もおり、労働環境は、少なくとも労働時間に関しては、日本よりもはるかにいいように思います。また、先月同様いくつかストライキがあったこともあり、今月は上手くペースを作ることができませんでした。

今後は3週間ほど授業期間があり、その後前期のように長いテスト期間を経て、こちらでの留学生活は終わることになります。本当にゆったりとしたスケジュールになっており、密度は薄くても長期間継続することになるので、もしかしたらこちらの方が身についているのかもしれません。

個人の近況

ひょんなことから、人生で初めて映画に出演しました。まさかベルギーで銀幕デビューを飾ることになるとは思っていませんでした。もちろん演劇経験などは一切なかったので、セリフのないちょっとした役でしたが、とても貴重な体験でした。未来の電車のストーリーで、その電車が世界中を走っているらしく、僕が演じたのはその電車を使って富士山にバカンスで訪れるカップル役でした。おそらくたったの10秒ぐらいのシーンなのですが、衣装や化粧の準備も含め2時間ほどかかり、映画の製作時間が非常に長い理由を、身を持って体験することができました。映画のDVDが発売された際にはぜひ買い求めて自分のシーンをチェックしてみようと思います。

5月

大学に関する近況

22日で授業自体は終了し、10日ほどのテスト準備期間を挟んでから6月1日から3週間テスト期間に入ります。寮にいる他大の学生に聞いてみると、すでに半分以上のテストは終了しているというところも多く、HEPLはテスト開始が2週間ほど遅いようです。人によっては最大で3か月近く夏休みがあり、インターンや旅行などに励むようでした。

1年の間に不可となった教科のテストについては8月後半に再試験を受けることができ、それで合格すればスコアが更新されるのですが、確認したところ交換留学生でも再試験可能とのことでした。このように、HEPLでは、特に後期は、正規の学生と同じように扱われ、制度としての留学生の制限はありません。しかし、そこにはフランス語という大きな壁があり、それを乗り越えられるかは個人の能力によると思います。

個人の近況

日ごとに暖かくなったこともあり(とは言ってもいまだに最高20度/最低10度ぐらいですが)、今月はイベントが多い月でした。

YOさん
パリ大学東クレテイユ校(Université Paris-Est Créteil Val de Marne)
平成26年9月~平成27年5月の月例報告より抜粋

9月

大学に関する近況

9月中旬から経済の授業は開始しましたが、フランス語の授業は9月最終週からです。大学での授業の選択や、履修方法など日本の大学とは大きく異なっていて大変です。オリエンテーションでは留学生の友達もでき、また留学生交流の団体の紹介もありました。留学生といえども大半はヨーロッパの人で各国ごとにある程度固まっている傾向もあるため、入り込んでいくのも難しいですが、頑張っていきたいと思います。

個人の近況

休日はパリへ散策にでかけることが多いです。町歩きはとても楽しく、スーパーなども単語の勉強になります。また9月の第三週は文化遺産の日で、施設が無料開放、一般公開のないところも公開されるという素敵な日だったので行ってきたのですが、どこも待ち時間がすごかったです。しかし、せっかくヨーロッパにいて時間も十分にあるため訪れてよかったとおもいました。

夜はあまり治安がよくないと言われているので今のところ全く外出はしていません。

その他

最近イスラム国の話題が多く、地下鉄テロの危険も浮上してきているため気にかけています。

10月

大学に関する近況

大学の授業も本格的に始まり、毎日予習や宿題で忙しいです。とくに専門の授業は文献を読んでいかなければならず、それに時間を費やしています。フランス語の語学の授業は内容的には簡単なのですが、やはり聞き取りが難しいです。しかも、イタリア人が多くいて、彼らはあまりフランス語を学んでいなくてもある程度話すことができますが、発音がイタリア語なときが多いため、なかなか聞くのが大変です。

おそらく日本人の学生は私を含めて全部で4人らしく、本当に少数派でした。しかし、この状況を活用してどんどん積極的に関わっていきたいです。

個人の近況

今回は欧州討論会で友達がパリを訪れてくれました。

その他

日本人で同じように留学している友達がすりにあったようなのでこれからも気を引き締めて行動します。

11月

大学に関する近況

授業はすこしずつテストも始まっています。週に1コマか2コマくらいテストがある週が11月中旬から12月前半までは続きます。簡単なテストもあれば難しいのもありとレベルは本当に様々です。一番個人的に難しいと感じているのはoralの授業です。聞き取りはもともと苦手分野な上に、内容が日常会話のようなものではなく、各国の政治についてから医療分野までと幅広く、日本語でも話すのが難しい内容です。学部によって学期の始まる週も異なります。そのため、なかなか履修登録などが難しいです。特に1月の最初は最終テストのクラスもあれば新学期の授業があるものもあります。

1、2、3月は本当にパリは寒いので朝は厳しいとも。こういうときは少し学校から寮が遠いのが不便ですね。

個人の近況

パリは寒くなってきてコートとブーツを購入しました。どんどん円安が進み、本当に金銭的に辛いものがありますが、どうにか安めの店で購入することが出来たので少し一安心です。朝は特に冷えるのでもうコートマフラー手袋は私には必須です。

ヨーロッパから来ている留学生はほとんどクリスマス休暇は実家へ帰るそうです。おそらく寮も閑散としそうなので私もパリから離れることにしました。もうどんどんクリスマスムードになってきています。クリスマスマーケットも始まり、スーパーのお菓子売り場にもクリスマスのためのお菓子やケーキが並んでいます。

12月からやっと学生定期が使えるようになりました。今までの半額ちょっとくらいで買えるのでうれしいです。

12月

大学に関する近況

12月はたくさんテストがありました。フランス語リーディングのテストは一番時間が厳しかったです。みんな読むのがとても早いです。私の大学の他の学科の人たちは基本的に1月にテストがあるのですが、私のテストはほとんど12月に終わっています。

個人の近況

本当に寒いです。元々寒いのが苦手な私にとってはヨーロッパの寒さはかなり厳しいです。日の出は遅く、日没は早いため1日も短く感じます。何より朝起きたときかなり部屋も冷えています。

1月

大学に関する近況

私の1セメスター目の授業は12月中に終わっていたので、1月は新しい授業が始まりました。といっても私のフランス語の語学授業は2月スタートなので今始まっているのは経済の授業のみです。授業が一気に始まらないため、楽と言えば楽なのですがその分私には他の人と違いちゃんとした1、2週間の休みがないのでそれは少し悲しいです。

2セメスター目が始まったということで新しい留学生も来ました。

ちょうどこの前に大学の国際サークルのようなものが主催するパーティーと寮主催のパーティーに行ってきました。YNUのように大きなものではなく、どちらもこじんまりとしたものだったのですが、すごく楽しかったです。

フランス語での経済の授業は必死で聞き取っているといった感じです。私の登録している授業はパワーポイントを用いて説明してくれるため内容はわかるのですが、書き取っていると耳がついてこないし、聞き取っていると今度はメモが遅れてしまうのでなかなか大変です。2時間通しの授業なのですが終わったときにはもうへとへとになっています。

個人の近況

1月がもうすぐ終わろうとしていますが、とりあえず寒いです。

そして、おそらくパリ、1月といったら上旬にあったテロ襲撃事件のことだと思います。たくさんの方から連絡をいただきとても感謝しています。

2月

大学に関する近況

今月から2セメスター目のフランス語学の授業も開始しました。ただ、授業の日程がうまくあわないことと試験の都合により、経済の授業の多くは聴講にすることに決めました。聴講は自分自身のモチベーションの維持が難しいですが、せっかくフランスに来て授業を受けることが出来るため、単位にはならないといえどもたくさんのことを吸収したいです。登録しているヨーロッパ経済の授業は先生も親切な方で内容も面白いです。ただいかんせん大教室に大人数が詰め込まれているため少しうるさいのが難点です。

1月はテロの関係もあり、パリのニュースが日本でもたくさん報道されていたと思います。パリの街は落ち着きを取り戻していますが、学校やショッピングモールでは未だに荷物検査などが行われている施設もあります。

個人の近況

パリはとてもいいところですが、なんといっても日本人のすりにあう確率が高すぎて、被害にあうとせっかくの旅行全てが台無しになってしまっているような気がします。最近私も慣れてきて気が緩みがちなので一緒にひきしめて行動します。

3月

大学に関する近況

3月はフランス語の今学期最初のテストがありました。前学期よりも一つレベルをあげたので少しむずかしかったです。今学期の私の受講している授業は先生がリスニングを重視しています。そのため授業中にする答え合わせなどもほとんど文字では書かないです。先生の話すフランス語は本当に聞き取りやすいのでいいのですが、生徒のなまりのあるフランス語(特にイタリアやスペイン)はまだ一回で聞きとりにくい時もあるので大変です。また、ヨーロッパからの生徒はフランス語をほとんど学んだことがなくても似ているためにある程度話せたりします。

経済の授業は他の授業よりも早めに始まっていたために4月に終わります。

その他

サマータイムになりました。まだ夏ではないのですが…ただ日が長くなるのは嬉しいです。すでに8時過ぎまで夜はまだ明るいです!

5月

大学に関する近況

5月は大学ではフランス語の授業のみでした。

個人の近況

本当に暖かくなって過ごしやすい気候です。外でのピクニックもとても気持ちがいいです。

学生でないと無料で入れないので…ヨーロッパの学生は素敵な美術館にたくさん自由に行けるのでいいなと感じました。

SYさん
リヨン第3大学(Université Jean Moulin Lyon 3)
平成26年8月~平成27年1月の月例報告より抜粋

8月

大学に関する近況

8月はまだ学期の授業は始まっておらず、留学生向けで受講任意のSIMという2週間のプログラムを受講していて、現在半分が終わったところです。SIMプログラムは出国前に登録が必要なもので、僕のとっているlangueクラスは、フランス語の授業やリヨン市内のバスツアー、フランスの歴史、経済などの授業が組み込まれており、授業は毎日5時間程度あり、かつ全てフランス語のためハードですが充実しています。Langueクラスの生徒は、ほとんどがフランス語を専攻しており、日本人が3割程度と多く、他はオーストラリアとヨーロッパからの学生がほとんどです。日本人よりその他の国の学生のフランス語レベルが断然高く、彼らと同じ授業についていくのが精一杯ですが、とてもよい刺激になります。SIM初日のオリエンテーションで、大学の設備紹介や、履修登録について説明がありましたが、SIMに参加していない学生を含めた全体のオリエンテーションが9月3日にあります。その日に同時に、第一セメスターで受講必須のフランス語の授業(FLE)のクラス分けテストがあります。

到着3日後に、外国語学部日本語学科で日本語を教えている日本人の先生に、日本人留学生全員が日本語学科一年生の授業に招かれ、一年生40人程度と顔合わせをしました。

個人の近況

大学から紹介されたアパートは大学から徒歩20分、最寄りの地下鉄駅から10分のところで、便利とは言えませんが、清潔でスーパーに近く設備が整っており、Wi-Fiがまだ繋がっていないことを除いて困ることはありません。

大学で€213で保険に加入し、学生証を入手しました。銀行口座の開設の手続きも進めています。電話とSMSのみ使えるプリペイドの携帯電話も購入し、生活の立ち上げは順調です。体調も問題ありません。日本語学科の学生に宿題を手伝ってもらったり、家にお邪魔したり、一緒に買い物に行ったり、また横国に留学していたリヨン第3大学の学生に友達を紹介してもらったりと、交友関係も広がっています。他の日本人留学生とも情報交換をして助け合っています。他の国からの留学生とは、フランス語運用能力に差があるため、色々な話をするのは難しいですが、英語も織り交ぜつつ、少しずつコミュニケーションしています。

SIMの経済の授業では、フランスの学者考案した”CARRE MAGIQUE”という一国の経済状況を、GDP成長率やインフレ率などを総合して分析するグラフの考え方を学び、日本で学んだことがなかったので興味深かったです。

9月

大学に関する近況

9月第二週からCMという大人数で大教室で行われる授業が、第三週から留学生必修で週に一度のFLEと呼ばれるフランス語を学ぶ授業、第四週からTDという少人数の授業と、留学生必修のフランス文化の授業culture françaiseが開始し、本格的に新年度が始まり、キャンパス内も生徒で賑わって来ました。FLEとTDは毎回出席をとり、何度か欠席すると単位を認めてもらえなくなってしまいます。履修登録の期限は10月2日で、それまでに各自インターネットで登録します。授業の時間と場所は、横国のように一人一冊時間割がもらえるわけではなく、各学部の棟の掲示板にしか載っていないので、各自確認する必要があります。授業時間は、1時間、1.5時間、2時間など様々で、休み時間はありません。そのため、終了時刻より早く終わったり、遅く開始することがほとんどです。またCMでは授業内容はパワーポイントか口頭によって伝えられるため、ノートは素早くとる必要があり大変です。キャンパス内には少なくともカフェが2つ、学食が1つあり、すべて学生証にチャージされたお金で支払うことができ便利です。

個人の近況

FLEのテストの結果、自分にとってやや難易度の高い20人程度のクラスに決まりました。日本人も何人かいますが、その他は欧米からの学生でフランス語を5~6年以上学んできた学生がほとんどで、ついて行くのに必死です。

大学主催で、留学生のための歓迎パーティーが2回開かれ、そこで多くの他国からの学生と知り合うことができ、今後も自発的に彼らと交流する機会を設けていけたらと思います。

課題以外にも日本から持参したリスニング教材を進めたり、遊びに行く時も必ず辞書と筆記用具を持参し、会話の中で知らない単語があったら友人に聞いてメモをとる習慣をつけています。図書館が平日でも7時にしまってしまうため、夜の勉強は自宅でしています。9月最終週から急に気温が下がり、そろそろコートが必要な時期になってきましたが、健康に留意して引き続き充実した生活を送っていきたいと思います。

10月

大学に関する近況

10月の頭に履修登録が完了し、僕は必修の授業の他に、フランス語による経済学の基礎の授業「Economie1」(IAEというビジネス学部及び、外国語学部の中のよりビジネスで実用的な外国語を学ぶLEA学科の一年生を対象としたもの)と、英語でイギリス経済とフランスとの関わりを学ぶ授業、また「version」という外国語からフランス語に翻訳するTDの授業を、日本語→フランス語で2、3年生のもの等をとっています。Economie1は板書と配布資料がないため、教授の話す内容を聞き取ってノートをとる必要があり、自力ではまだ難しいですが、日本語学科の友達に助けてもらいながら受講しています。フランス語で経済の基礎用語を学べるため、とても充実した授業だと思います。また、留学生のほとんどは「version(自国語からフランス語への翻訳練習)」と「thème(フランス語から自国語への翻訳練習)」の授業を受けているようです。11月1日がToussaint(諸聖人の祝日)のため、10月最終週は1週間バカンスに入ります。その直前にTDと留学生必修の授業は中間テストがあります。

個人の近況

10月、リヨンの町は映画祭があったり、移動型遊園地が開いたりとイベントの多い時期ですが、僕はテストが多く、FLE(必修のフランス語の授業)の発表があったため、その準備におわれていました。発表のテーマは「フランスの結婚とPacs制度の違いについて、また日本の制度の紹介」で、他の日本人とペアで約10分間のプレゼンテーションをしました。

9月と比べ、交友関係が固まってきて、時期的に忙しいということもあるのか、10月は色々なフランス人の友達からパーティーに誘われることが少なくなったように思います。

生活にも大分慣れてきたので、来月からは自分からも積極的にイベントを開催するなど、よりフランス語を使う場を増やしていきたいと思います。

第2外国語としてしか学習していない横国の学生は、フランス語を聞くという機会が欠けていると思います。リスニングは授業を受ける上でもコミュニケーションをとる上でも一番大切な要素だと思うので、留学前の準備として、その訓練をもっとしておくべきであったと少し公開しています。

11月

大学に関する近況

第一月曜日にバカンスがあけて授業が再開しました。CM(大人数型授業)はバカンスの直後に中間テストがありました。こちらのテストは全て20点満点で、12点程度が平均、10点が単位取得の基準になっているようです。11月末から12月中旬にかけて期末試験が実施されるため、現在はその準備におわれている状態です。

ボジョーレーヌーヴォー解禁日第三木曜日には、留学生の希望者が参加できる大学主催のボジョレーツアーがあり、交通費、試飲及びワインの基礎を学べるレクチャーがついて20ユーロとお得で、今年は100名以上の留学生が参加したため、留学生どうしの交流を深めることのできる良い機会でした。他にも、留学生が自国の料理の出店をだし、どの国が最も美味しいかを競い合うinternational fairも大学で開催され、入学から3ヶ月がたった今でも、留学生向けイベントが多くあり、積極性さえあれば他国からの友達を作りやすい環境であると感じます。

個人の近況

テストが多いということもあり、11月は他の学生と出かけたり、交流を持ちづらい時期だと思います。ですが、今月は僕の誕生日があったため、自分から何度か誕生日パーティーを開催し、先月の報告書の目標通り、自ら積極的にフランス語を話せる機会を増やせたと思います。

また、リヨン到着後にOFII(フランス移民局)に申請した、滞在許可証を入手するための手続き及び健康診断への召集が、11月半ばにようやくかかり、無事に滞在許可がおりました。これは3ヶ月以上フランズに滞在する人は皆、ビザを持っている場合でも踏まなくてはならない手続きです。また滞在許可証はCAF(Caisses d'Allocations Familiales)から住宅補助をもらうためにも必要で、CAFから住宅補助を受け取るためには、他にも日本外務省のアポスティーユが入った戸籍謄本の翻訳(翻訳はリヨンの領事館で可)や銀行口座の開設、保険加入など、事前に行わなくてはならないことがたくさんあるため、留学前から確認が必要でした。僕は先日CAFへの申請も済ませ、問題がなければ補助を受けることができそうです。

11月はとにかく雨が多く、気候が安定しませんでした。気持ちも落ち込みやすく、周りの日本人の多くも疲れが見えていました。

12月

大学に関する近況

11月後半から期末テストが始まり、12月中旬まで続きます。この時期は大学の図書館も席が見つからないほど混み合います。授業によって異なると思いますがTD(少人数授業)のテストは12月上旬が多く、CM(大人数授業)の方が遅いようです。テスト結果についても、授業中に返されるもの、国際課に取りに行かなくてはならないものなど様々でした。12月上旬に国際課から、留学前に大学を通してアパートを見つけた際に支払った管理費(600€)の返金に関するメールが送られてきました。銀行口座のIBANコードとアパートを去る日付を入力した紙のスキャンファイルをメールで提出するだけなので難しくはありませんでした。

個人の近況

12月5~8日は、La Fête des Lumière(光の祭典)がリヨン市内で開かれ、観光客をはじめたくさんの人で賑わいました。街中に光のオブジェが立ち、市庁舎や教会の壁に投写するプロジェクションマッピングは圧巻でした。祭りの起源は、17世紀に流行したペストが、ちょうどリヨンの町に及ばずに止まった奇跡的な出来事に対する感謝の意をマリア様に示すために、12月8日にリヨン中の家の窓にロウソクを灯そうということだそうです。その習慣は今でも残っています。

また、来月に帰国するため、12月前半は友達とのお別れ会(クリスマスの時期フランス人は実家に帰ってしまうため)、中旬は旅行やホームステイ(友達の実家など)、後半はフランスを離れる準備に忙しくしています。まずアパートについて。12月末に出るつもりでしたが、クリスマス前後は管理人が休みをとっているため、結局大晦日になってしまいました。立ち退きの日程については早いうちから管理人と相談する必要があります。入居前に日本から送金した敷金は、帰国後メールで銀行口座のIBANコードを送ることで返金してもらえるようです。次に銀行口座の閉鎖について。リヨン第3大学の日本人学生の多くはLCLかBNPという銀行で口座を作っています。LCLは大学の目の前に支店があり(ただしATMはない)、BNPはキャンパス内にATMがあるためどちらも便利です。僕はLCLで開設しました。LCLの場合、口座閉鎖の手続きは国外からでもメールを通して行ってくれるそうです。そしてその際に、口座内に残っているお金を日本の指定口座に送金してくれるようです。僕は住宅補助やアパート探しの管理費が、いつフランスの口座に振り込めれるか定かでないため、日本からメールで閉鎖することにしました。口座内のお金は、インターネットを通じて確認できます。

1月

大学に関する近況

第2セメスターでは、留学生必須のフランス語の授業(FLE)は1月第3・4週から始まります。留学生には希なようですが、第一セメスターの一部の授業は、昨年末にではなく1月中旬に期末テストがあります。また、昨年末にメールで案内が来たのですが、大晦日にも大学主催で留学生を対象にしたパーティーが開かれていたようで、留学生間の交流がしやすい環境であると改めて感じました。

個人の近況

1月前半に帰国準備の仕上げをし、中旬に帰国しました。

先月の報告書に、多くの日本人留学生はLCLかBNPで口座を開設していると載せましたが、情報を追記します。BNPはヨーロッパのほかの国でグループ会社の支店を多く見つけることができるため、留学中に海外に出かけることの多い学生は、BNPで口座を作った方が良いと思います。LCLはリヨン発祥の銀行であるため、フランス国内及びベルギーでしか見つけることができませんでした。

そして、1月7日に起こった新聞社「Charlie Hebdo社」でのテロ事件が起きた日の夜、リヨンの広場でも市長主催で市民集会が開かれました。集会の目的は、犠牲者の追悼及び言論の自由と共和国への冒涜に異議を唱えるためで、10,000人が集まりました。

YHさん
オウル大学(Oulun Yliopisto)
平成26年9月~平成27年5月の月例報告より抜粋

10月

大学に関する近況

2セメスター制なのですが、autumnセメスターが1と2、springセメスターが3と4に分かれていて今はちょうど1の終盤に差し掛かっています。1では、portfolio theory, survival Finnish というフィンランドの語学の授業をとりました。もう最終試験が二週間後に迫っているので勉強しなければという感じです。2では、macroeconomics global economics internationalization Finnish beginners level course をとりました。それ以降については、まだ決めていません。それぞれの期間で集中して授業があるために一つ2時間や三時間になる授業もあって進むスピードが尋常ではありません。

Kuumi studentというチューター制度もあります。あまり助けてもらったことはないのですが、すごく親切で色々なイベントに誘ってくれて非常にその意味で助かっています。

Kuumi family という留学期間中に交流してくれるフィンランド人家族との交流場を設けてくれるシステムもあり申し込みました。定期的にいろいろなところへ遊びに連れていってくれます。

11月

大学に関する近況

今は、global economics, internationalizationとbusiness talking という授業をとっています。どれも英語による授業なのですが、それぞれ教授の出身がフィンランド、ロシアと中国それからスコットランドと先生も国際色豊かとなっており、自分の出身に関連した授業を展開してくれているので、かつて学んだ内容であっても様々な視点で学べるため面白いと思います。

個人の近況

個人的にアポイントメントをとりフィンランドの小学校四年生の英語クラスを見学させてもらいました。

1月

大学に関する近況

後期の授業一月の初めに2セメでとる授業を決定し、MNEs、Management control, Managing multinationals, Game theory, Environmental economics のうちの最初の三つをC期間で授業を聴講しておりD期間で残りの二つをとる予定です。どの授業も週2コマから3コマありその前までに15から30ページほどの論文を読み、2,3ページにまとめるという作業をしなければならず、なかなかハードになってきました。また、最近は企業で実際にビジネスマンとして働く方々が頻繁に来てくださり、授業に関連するお話をしてくださります。また、Managing multinationals では、あるロールプレイングをやりました。天気予測会社のHeadquarter と3つのそれに関連するSubsidiariesアメリカ、インドそしてフランスに分かれてそれぞれの企業の関係性、状況、問題点、得意分野が先生から与えられ、生徒一人一人がある一つの役割を与えられどうビジネスを実践していくかを考えました。

2月

大学に関する近況

2セメスターのPeriod Cに関しては、三つの授業が二月で終了しました。Management multinationals, Management control, MNEs and Joni venture です。Management control に関しては、毎週の課題で計6つと1つのHOME EXAMをこなしました。毎回, 題が与えられそれぞれに1000字以上でチームで答えるというもので、イタリア、スペイン、フィンランド人とタッグを組みました。

3月

大学に関する近況

現在、オウル大学ではピリオドⅭのタームです。今ピリオドでは、環境経済とビギナーズフィニッシュコースをとっています。因みに、environmental economicsに関しては、もう試験も終わり、後はフィンランドの語学のコースを終えるのみとなっています。

4月

大学に関する近況

今期は、レベル2のフィニッシュコースをとりました。

YTさん
シドニー工科大学(University of Technology, Sydney)
平成27年2月~平成27年12月の月例報告より抜粋

2月

大学に関する近況

2週間ほどあったオリエンテーション期間が終わり、授業が始まりました。オリエンテーションでは、入学式や学部ごとのオリエンテーション、レポートやプレゼンテーションの仕方、クラブ紹介など様々なものがありました。授業は、オーストラリアの文化と言葉、オーストラリアの仕事について、オーストラリアのメディアについての3つの科目を履修しています。

個人の近況

寮に入居したのですが、寮主催のイベントが多数あったため、それに参加することで友人をスムーズに作ることができました。また、学校や寮主催の無料の英語のスピーキング教室が週に10回ほどあるので、暇を見つけては参加するようにしています。大学では、日本語サークル、フランス語サークル、国際交流サークルに所属しました。私は日本語サークルで、週に1度1時間、約15人の生徒を前に日本語を教えることになりました。日本語を全く勉強したことのない人々に対し英語で日本語を教えることは大変ですが、やりがいがありとても楽しいです。半年間責任を持って続けていきたいと思います。

寮はとても家賃が高かったのですが、居心地はとてもよく快適に生活しています。キッチン・シャワー・トイレ・リビングを二人で共有し、一人ひとりの個室を所有しています。私のルームメートはパプアニューギニア人出身で、最初の3週間はルームメートの母親も一緒に住むようです。思いがけない3人の共同生活で最初は驚きましたが、順調に生活しています。

3月

大学に関する近況

授業を3つ履修しているのですが、どのクラスもメンバーが同じで、日本人が3分の2位を占めています。ですが、授業中の発言は他国からの留学生の方がさかんです。日本人の中では多く発言しているのですが、まだまだ足りないので積極的に発言できるように取り組みたいです。3科目履修している中で2つの科目で中間課題が課されました。4月には2~3週間の秋休みがあります。

個人の近況

日本語サークルで日本語を教えることにも慣れてきました。初回はものすごく緊張したのですが、2回目からは緊張することなく楽しく教えることができています。1年生のころに「日本語を教えよう」という教育教養科目を履修していたのですが、その時学んだことが今非常に活きています。何が自分にとって役に立つかはわからないものだなぁと不思議に思います。日本語クラスに出席してくれている人たちもだいたい同じ顔ぶれになってきました。今来ている人たちが飽きずに日本語を学び続けてくれるよう、できる限り面白い授業を心がけようと思います。

フランス語サークルでは週1回の会話クラスに参加しています。3月から友人に誘われ、スペイン語の会話クラスにも参加しています。教え方の参考にもなり、楽しんでいます。携帯電話を購入しました。連絡手段の大切さを改めて感じました。

4月

大学に関する近況

4月の頭にイースターホリデー、4月中旬から下旬にかけて中間休みがあり、ほとんど大学の授業はありませんでした。休み期間中は、週に1回先生にライティングを添削していただいた以外は学校へ行くことはありませんでした。

個人の近況

IELTSの受験費用が33000円と、日本で受験するよりも高額です。

シドニーは夏が終わり秋になりました。1日の中でも寒暖差が激しく、また天気予報もあてにならないため少し風邪をひいてしまったのですが、もう回復したので安心しています。

先日、去年半年間横国に留学していた友人の卒業を祝いに、マッコーリ―大学へ行ってきました。シドニー工科大学とは違い大きな庭と湖があり、イメージ通りの外国の大学でした。

その他

いままでは学校の周辺へ行くことが多かったのですが、4月は少し離れた郊外の町へ行く機会が多くありました。この地域はベトナム系が多い、この地域は韓国系が多い、など地域により特色がありました。1駅移動するだけで異なった雰囲気を味わうことができたので興味深かったです。

7月

大学に関する近況

長かった夏休みが終わり、2日から新学期が始まりました。履修に対する制約が多くあったため履修登録の 申請には手聞がかかりましたが、最終的に Marketing Foundations 、Fundamentals of Bus iness  F i nance、中級中国語を受けることになりました。

マーケティングに関しては、履修登録の完了が遅れ、初回の授業は別のクラスに出席したため少々不安も残りますが、ずっと憧れていた海外のアウトプット重視の教育を受けられるということで楽しみにしています。

8月

大学に関する近況

全13回の授業のうち、5回が終了しました。Business Finance に 関してはクラスメートが苦労する中、私は高校時代の数学と内容が被っている ため理解しており、友人との勉強会などでも教えることができるので日本の数学の教育水準の高さに感謝しています。

Marketing の授業ではグループでのレポートやプレゼンテーションの課題があるのですが、そのグル ―プ分けが発表されま した。7人中5人オーストラリア人で、留学生であ る私にも友好的な態度で接してくれるため、今後の活動が楽しみです。

中国語のクラスに関しては、クラスメートがかける労力よりも少ない時間の努力で上達できるということがわかったため、自分が日本語を書けることのアドバンテージをひしひしと感じ 、せっか くの強みなのでより積極的に中国語の学習にも取り 組みたいです。

9月

大学に関する近況

9月19日から秋休みに入り、今学期も折り返しとなりました。マーケティングの授業では3回の小テストがあり、3回中点数の良い2回分のみが成績に加算されるため安心しました。

マーケティングとビジネス・ファイナンスの授業ではグループ課題があるため、10月の第1週・2週目はその課題で忙しくなると思われます。

個人の近況

9月中旬にキャリアフォーラムに参加しました。

9月20日にシドニーマラソンのハーフマラソンに参加しました。1週間前からしか練習をしていなかったため、完走できる自信がなかったのですが走りきることができ感動しました。

ダンスサークルでは、10月10日のダンスの発表会に向け練習しています。

10月

大学に関する近況

今月は課題や小テストが多くあり学業が忙しかったです。

授業はほぼすべて終わり、残すところは期末試験となりました。マーケティングとビジネス・ファイナンスはそれぞれ3時間の試験なので十分に復習をして臨みたいと思います。

個人の近況

2週間ほど前に、目の充血が続いたため病院へ行ってきました。診察の結果はただのドライアイだろうと言われました。オーストラリアでは、一般開業医の紹介状を得てからでないと専門医に診てもらえないため少しわずらわしさを感じました。

SKさん
オタゴ大学(University of Otago)
平成27年2月~平成27年12月の月例報告より抜粋

2月

大学に関する近況

現在第一週目の授業が始まったところです。内容に困難はないものの、先生の話す速度が速くレコーダーで録音しながら乗り切りまし た。こちらの図書館は夜 11 時まで空いているのでとても便利です。 入学式に相当するイベントに招待され出席したのですが、ニュージー ランドの首相がいらしたことには驚きました。学生にとっては重要なことですが、50 分授業で昼休みというものはありません。授業のない時間が昼休みで す。集中力が途切れることもなく、とてもよいシステムだと感じました。

個人の近況

英語についてですが、日本で言われるほど訛りは気になりませんし、 普段の会話では文法が成り立たないことも多々あります。私が生活しているフラットというのは同じ家に共有スペースと個々の部屋があるシェアハウスというイメージです。キウイホスト(NZ)2人・アメ リカ人2人・中国人1人・日本人1人(私)というメンバーです。こちらに来て思いましたが訛りにこだわるだけ無駄だと感じました。加えて先生も出身国はバラバラで皆異なるイントネーションを持ちます。 季節は夏ということですが、日本でいう夏日にさえなりません。朝晩 は何か羽織らないと寒いくらいです。冬が怖くなってまいりました。

その他

物価は日本と同じか少し高いという印象です。教科書が異常に高く、 一万円以上は絶対するので図書館の重要性は高まります。

3月

大学に関する近況

In this university, we have tutorials other than lectures to understand the contents of lecture deeply. About 10 students are in the room and study with freely talking with other students or professor.

Some paper has a mid-term test before and after the Easter’s break, which is a short vacation for a week at the beginning of April. So everyone starts to prepare for it.

I want to introduce blackboard. It is online product allowing us to see the documents and slides used in the lectures and tutorials.

Everyone has to check it before each class.

その他

There are many BYO-style parties and I joined several times. BYO is a shortened form of Bring Your Own (bottle of wine) so we reserve a restaurant and bring only the bottle of wine.

People here don’t use cash in daily payment they pay with EFTPOS, which is similar to credit card but EFTPOS is the payment with cash card of bank.

4月

大学に関する近況

Recently, I have some internal essays and exams. The length is from 1200 to 1500 words each. It is not too long but difficult to write in English for me.

個人の近況

I finally traveled to Queenstown to try bungee jump and experience many things, which we can do only here. There are some Japanese restaurants and bars so I could communicate easily with shopkeepers.

その他

It is getting colder and colder so I bought blanket. But I could not receive directly when it was delivered. I found it was interesting to visit post office to get my blanket. In Japan, we do not have to go anywhere. All you have to do is calling so I thought it is convenient to live in Japan.

5月

大学に関する近況

We have final exams in the beginning of June so finish the last class of each paper in the final week of May. There are optional lectures held by Student Learning Centre, which tell us the way to revise for the final exams.

その他

On the end of this semester, half of all the flat mates will leave from our flat.

6月

大学に関する近況

We experienced the examinations here for the first time at the beginning of June, and got the results just a few days ago. I took three of papers, which are all passed. ・・・・Most of institutions of university are closed from the last exam day to the beginning of the second semester. The cleaning staffs have entirely tidied up our flat so, including me, we feel comfortable to be here. And we think we should sometimes have cleaned each room.

7月

大学に関する近況

New semester have started! New flat mates also arrived at the end of June.

個人の近況

In the middle of July, I joined the ski trip to Wanaka, the most famous place to ski in New Zealand. It was awesome and really enjoyed skiing there.

その他

Recently, many people have a flu and sometimes really cold outside.

8月

大学に関する近況

We have mid-semester break for a week beginning with 24th August. So the last class in August is on 21st.

9月

大学に関する近況

It is coming soon to become the end of this semester. Every lecturer starts talking about our final exams and most of classmates are feeling more disappointed to hear that.

Cherry blossoms are fully blooming around the symbol, clock tower. So the Japanese culture club of the university seemed to hold the cherry blossom viewing.

その他

It becomes warmer and warmer in Dunedin and it makes me think that spring is coming just around the corner.

10月

大学に関する近況

We are in the final exam period now so almost all students are staying in the library all day long. Some international students finished their exchange program and went back home as soon as they completed final exams. I have already done two of finals. Exams are composed by multiple-choice questions, short-answer questions, and essay questions. The more advanced paper you take, the more share of essay questions on your final. On the other day, university staff came to our flat and did inspection, checking if rooms are clean, not broken, and not lost. Flat inspection means the departure day is coming just around the corner.

11月

大学に関する近況

Almost all students finished their finals at the beginning of November as well as I finally completed my finals and the exchange program.

MHさん
オタゴ大学(University of Otago)
平成27年2月~平成27年12月の月例報告より抜粋

2月

大学に関する近況

第1第2週と2週間にわたるPrepare for Otagoという英語母語話者でない交換留学生を対象にしたオリエンテーションコースに参加した。内容は授業というよりは、大学生活やニュージーランドでの生活に慣れるためのもので、色々な国出身の友達が出来た。

第3週から、大学を挙げてのOri-weekが始まった。Convocation ceremonyに始まり、地元ラグビーチームの試合に終わる。ほぼ毎日毎晩学生はイベントに参加できる。

第四週から、授業が始まった。このころになると町の人口が急に増えたように感じる。学生街ならではの生活に慣れてきた。

個人に関する近況

フラットではなく寮に住むことになったが、第3週からしか入寮できないため、大学近くのバックパッカーズホステルに2週間滞在していた。4人部屋だったため自分の時間がほしい場合は図書館にこもっていた。第3週から寮に入り自分の部屋を獲得すると、緊張がとけたのか、体調を崩し自室にこもりがちになってしまった。なんとか改善しようとするも、体調が悪化し、扁桃腺炎にかかって40度の熱を出してしまった。

診察料や検査代に関しては、オタゴ大学に入学する際に入った現地の保険からお金が下りた。また、学生街なためか、学生割引が効く店が多く、物価が高いとはいえとても助かる。

その他

ダニーデンという町は、人口12万人の中に、学生が2万5千人住み、そしてその学生の6分の5ほどはダニーデン以外から移り住んできている。つまり単純に数をとるとダニーデンという町を考えるうえで、町の外から学びに来る学生の影響は非常に大きいのだ。ましてや若者の活気を考えると数以上のものはあると思う。そのためか、人々は異邦人に対してとても親切である。また、美しい建物や自然に恵まれ、観光地としても人気である。ニュージーランドで2月は夏であるが、暑すぎることはなく過ごしやすいので、野生動物や街並みを見学しに各国から旅行客が来ていた。

何もない場所だ、田舎だと聞かされていたが、確かに多くの店は五時で閉まってしまうものの、生活に支障はなく、どころか日本食がスーパーで売っているのみか居酒屋まであるので、極めて生活は豊かである。もちろん多少値は張るが。

3月

大学に関する近況

オタゴ大学では学位を最短3年で取得できるので、授業の進度は日本より比較的早く、また授業に対しての学生の意欲も目覚ましい。だが、それを支えるのは、授業の仕組みがとても体系立っているからではないかと感じた。例えば、授業の形態だ。私は経済学の授業からBehavioural Economics、World EconomyとMicroeconomicsを、英語の授業からEffective Communicationを履修している。それらは1コマ50分と短いが、週に1~3回ほどの大きい教室での講義と、20人ほどの小さい教室で学生がより主体的に関わることが出来る週1回のtutorialにより授業は構成されている。幅広く知識を講義から獲得し、それを少人数クラスで実践し確かめるという形だ。

また、すべての講義用の教室にスクリーンが2つあることで授業の内容をスライドで確認しながら書画カメラで講師が手元の紙に書いたものを映し出すことが可能になっていること、clickerという授業中に提示される選択問題に手持ちのリモコンで答える仕組みや、授業で使用したパワーポイントのスライドや背景知識を補強するための論文や資料を公開するblackboardというサイトなど、より良い授業のために、授業の仕組みを大学が整えていることが感じられた。

個人の近況

日本語や日本に興味がある現地生徒と日本人が参加している、日本語クラブとでもいうクラブがある。そこに参加してクラブのイベントとは関係なく遊ぶような友達が出来た。

学生なら無料で使える、設備の整ったジムがある。体調を崩さないように適度な運動が必要だと考えて、積極的に利用している。また、月に4回のスカッシュのビギナーズコースに申し込み、取り組んだ。スカッシュクラブの生徒が指導してくれるというもので、体を動かすことは楽しかった。

授業は徐々に難しくなっている。そろそろ中間テストやエッセイ提出が近いので気を引き締めたい。

その他

学生による自治が進んでいるオタゴ大学には、Otago Uni Students' Association縮めてOUSAという団体が存在し、スポーツジムや運動から芸術まで数多くのレクリエーションを提供するレクリエーションセンターの運営、アルバイトの紹介やチケットの販売などを手掛けている。レクリエーションの数々が大学の監修のもとで提供されているのは敷居が低いし戸口も広く、とても参加しやすい。

3月22日に4000人を超える学生が参加したパーティがあった。例年だと5000人を超えていたそうだが、今年は収拾がつかないのでチケットによる入場規制がされたためであるらしい。音楽を鳴らし、めいめいが仮装し、朝から昼にかけて行うこのパーティは楽しいだけでは収まりきらず、OUSAからのボランティアが酔いつぶれた学生を介抱したり、地元警察が器物破損やドラッグを行ったものを逮捕したりしたようだ。そもそもこちらの学生はふつうの学期中も木曜の夜や土曜の夜になるとパーティをするので、翌日の朝には大量の空き瓶が通りに並んでいることになる。私がこちらに来て一番驚いたことは、道路のいたるところにビール瓶のガラスの破片が散らばっていたことである。今回のパーティでは一体いくらの酒瓶が消費されたのか、想像もできない。

4月

大学に関する近況

Mid-Semester Breakが4月3日から12日まであった。オンとオフの切り替えがうまくないと、いきなり休みに突入するのでちょっと戸惑うところだ。

個人の近況

上記の休み期間中に、旅行を楽しんだ。星空で有名なLake tekapo と色々なアクティビティを目的にQueenstownに行った。周りに触発されて旅行に出かけた感はあったが、日本にいた時からの一つの目標であったバンジージャンプが出来てよかった。

また前月で触れたOUSAのアクティビティである、Bike tourに参加した。自転車用に適度に整備された自然の中をマウンテンバイクで走っていくのはとても気持ちがよかった。Nga Haerengaというニュージーランドのサイクリングコースを作る国家プロジェクトらしく、全国的にこのような自然の中を巡るサイクリングコースがあるようだ。

その他

27日にANZAC DAYという祝日があった。これは、1915年4月25日の第一次大戦のトルコはガリポリにおいて、連合国側として参加したAustralia and New Zealand Army Corpsが多くの犠牲者を出したことを悼む日であり、25日が土曜だったために27に振り替えられたものである。今年はちょうど100周年であり、朝早くからパレードが開かれ、町中でANZAC Dayの象徴であるポピーを紙で模したものが見られた。大学構内にも、当時従軍したオタゴ大学のスタッフと学生への碑があり、そこに献花が置かれていた。地方新聞であるOtago Daily Timesの一面にもNZ軍の戦死者たちの肖像が載っていた。

5月

大学に関する近況

テスト期間を除けばSemester 1の最後の月になる。Language Matchというお互いの母国語を教えあうプログラムに参加し始めた。日本語を教える生徒は過剰供給らしく、3月に登録して存在をすっかり忘れた5月になって相手が見つかった。ほぼ週1で雑談をしている。

個人の近況

前に触れたOUSAのレクリエーションで、ロッククライミングに参加した。初日に室内のボルダリング施設で動きを学び、翌日に屋外の切り立った岩場で実際に上り下りしてみる。Long Beachというとても波の穏やかな砂浜に、突如とても高い岩が存在していて、初心者である私は、それでも30mほどの岩を登った。

6月

大学に関する近況

2週間にも及ぶテスト期間があった。テストに対する大学を挙げての取り組みが印象的である。普段の授業時程と同じ教室に同じ時間でテストを行うのではなく、1つの科目につき3時間ほどかけて厳重にテストを行う都合、2週間ほどもテスト期間があったのだろう。オリジナルの記述用解答用紙やマークシートに穴が開いており、配られるアンビタッチで問題冊子と一緒にまとめて提出するのである。また、受験にはIDカードとともにサインが必要であり、試験官が頻繁に見回りに来るなど、本人確認や不正行為に対する取り締まりが厳格であった。

個人の近況

日本で入った保険とは別にNZでも大学が指定する保険に入らなければならないのだが、それに対しての2月に来るはずの請求がなぜか今月に来たため、滞在資金不足の懸念から計画していた北島への旅行をキャンセルした。

その他

 

日本で6月と言えば梅雨の頃だが、NZでも冬だが雨季に入ったようだ。4日にダニーデンでは100年に1度の大雨が降り、ひどい洪水に見舞われた。川沿いでは氾濫による浸水被害も甚大であったようだ。その後も強い南風が吹くなど(南半球では南風が寒い)気候が荒れていたのだが、23日に寒波が来て明け方がめっきり冷え込み気温は氷点下まで落ち込んだ。高緯度にあるダニーデンの日の出は8時を過ぎるため、朝はとても寒く、路面も凍結しているところを見かけるようになった。

7月

大学に関する近況

今学期は経済学から200 levelのMacroeconomicsとIntroduction to Mathematical Economics、100 levelのEnglish for University PurposeとNew Zealand Politicsを履修することにした。Politicsの初回授業で、先生が教室内で線香を焚き、クラブミュージックを流し、花火を付けて講義をしだしたのでとても驚いた。内容を忘れるのは仕方ないが、出席したことを忘れないでほしいためらしい。

個人の近況

前学期に引き続いてスカッシュを週一で行っている。今学期はジムも有効活用して、前学期のように体調を崩さないよう適度に運動をしたい。

その他

ダニーデンには自転車専用道路が整備されているところが多い。6 of the World's Best Beachside Universitiesというweb記事にオタゴ大学は紹介されているほど、キャンパスから近い海岸沿いは、天気の良い日は冬なのに浜風も気持ちよく道も平坦で清々しく走ることが出来る。しかし一方でダニーデンは世界で最も急なBaldwin Streetがある、坂の多い町であることでも有名だ。17日にはその坂から何万というボールを転がしてどれが一番早く着くか賭けるというJaffa raceが行われたほどである。急傾斜の坂道を上るのはとても辛いが、風を切って駆け降りるのはとても楽しい。そんな自転車専用道路なのだが$6 millionものお金をかけているプロジェクトにもかかわらず、いくつかの地点で施行ミスがあることが報じられていた。

8月

大学に関する近況

中間テストや各種課題を乗り越えて、Mid-Semester Blakeに突入した。

期末テストの日程表が掲示された。十一月第一週まで設けられているが、科目によっては十一月半ばで終わる人もいるようである。

個人の近況

休暇にはDunedinからInvercargillまで自転車旅を行った。NZは車の数が日本に比べて少ないのに道が広く、多少のアップダウンがあるとはいえ自転車旅行には向いていると思う。今は冬なのでテント宿は厳しいものがあったが、帰国前の夏にはぜひテント泊で自転車旅行をしたいと思った。行きは3日かけて行ったが、帰りはバスに乗って3時間で帰ってきてしまった。NZの都市間バスは自転車やスーツケースなどの大きめの荷物を入れる荷台が必ず後ろについている。Wi-Fiがついているバスもあり、気軽な旅にとても便利だ。

その他

前月の訂正。Jaffa raceを坂からボールを転がすものだと紹介したが、実際は球状のチョコを転がしていた。Cadburyというイギリスのチョコレート会社がDunedinに工場を持っている所以で開催しているイベントだった。

今年はDunedinという町が設立してから150年にあたるようで、博物館で記念展示を行っていた。移住してきたスコットランド人による昔の町並みの白黒写真がとても趣深かった。

9月

大学に関する近況

NZ英語なのかOtago大学だけで使われる単語なのか辞書に載ってないので定かではないのだが、plussageというシステムが課題や小テストに適用されることが多い。これは例えば10%分の小テストが3回ある授業において、期末テストの結果が小テストよりもよければ期末テストを100%として計算する。小テストの方がよければ10~30%分は小テスト分で計算し、残りを期末テスト×70%で換算されるというものだ。

その他

9月も終わりになってNZにはすっかり春が訪れた。シンボルである時計塔の前に大きな桜が青々とした芝生の上に咲き誇っていて、とても美しい。

政治情勢が安定しているにもかかわらず国旗を変えようとしている国は珍しいと思われる。国民の署名活動で追加されたRed Peak flagという国旗案と現行のものを含めて、年内に6つのなかから国民投票をして新国旗をきめるようだ。どうしても国旗を変えたい首相John Key属するNational党は、この署名運動を認めることで批判の多い国旗問題に対する風当たりを変えようとしているらしい。

リゾート地として人気のあるQueenstownという町のホテルの宿泊料がなんとフランスはパリのそれよりも高くなったというニュースが新聞に載っていた。経済は低迷しているが観光需要は高まっているようだ。

11月

大学に関する近況

テスト期間最終日前日までテストがあった。テスト自体は芳しくなかったが、終わりとなると感慨深い。大学でできた友達に別れを告げながら、退寮をし、10か月を過ごしたダニーデンの街を去った。

個人の近況

ダニーデンから、オークランドまで主要な観光スポットを回りながら、キャンプをしてNZ縦断をした。途中フェリーに乗って南島から北島を渡ったり、山脈を超えるのにバスを使ったりしたが、2週間約1500kmを移動することに成功した。

SFさん
オーストラリア国立大学(Australian National University)
平成26年2月~平成26年12月の月例報告より抜粋

2月

大学に関する近況

ANUは留学生が多く、国際色が豊かである。また、日本に興味を持つ学生も多い。大学の授業では、上級の経済のコースでは大学院生と一緒に受ける形式で、質も高い。チュートリアル(少人数生の授業)では練習問題をもとに授業が行われ、実践力や自分の学業の進捗度が確認できる。多くの授業が録音され、部屋に戻ってから、授業を聞き直すことができる。

個人の近況

2月中旬は歓迎会のイベントに多く参加し、多くの友人ができた。自炊の寮であり、外食がかなり高いため、他の学生と協力して、料理を作っている。 ・・・・・・留学前に経済、数学の勉強したため、数式を見ることにより、授業を理解できる。経済学部のMP授業を聴講したことが大きなアドバンテージになっている。東南アジア経済政策の授業は多くの留学生が受講しており、様々な意見が飛び、非常に面白い。

その他

日本が将来移民を受け入れた際、どう社会統合が行われるかという点で、オーストラリア人、留学生の生活を見ている。欧米系の学生は欧米系の学生で固まり、アジア系の学生はアジア系の学生で固まる傾向にはある。一方で、欧米系とアジア系のカップルもよく見かける。アジア系二世の学生はどちらのグループにもうまくなじんでいる印象を受ける。

サムスンの進出力に衝撃を受ける。サムスンの電化製品が携帯、家電を中心に広く広まっている。ラグビースタジアムなど多くの場所で広告が行われて、サムスンの資金力、マーケティングぶりに危機を感じる。一方で、高価な家電に関しては日本製品を見るものの、廉価な家電に関しては日本企業の進出が見えない。日本企業の広告も少ない。オーストラリアの物価が高く、日本企業の製品を販売すれば、利益が得られると考えられるが、多くの要因が販売を阻んでいるようである。今後も日本製造業の進出に関して良い案を探りたいと考える。

3月

大学に関する近況

Many professors have started giving assignments to their students.

The number of party is declining gradually.

その他

I have belong to Debating Society since at the end of February. I have debate three times. I get used to debating with other students although I could not often understand opposition’s opinion properly. The debating knowledge and skill acquired in Japan helped me complement my listening with some important concepts. Any way I am strongly motivated to join in the debating activity. I will patriate in the trial of Australian debating competition this weekend. I am not sure it is working well, I can learn a lot about public speech and social issues.

4月

大学に関する近況

I finished three mid-term exams. I did quite well in Managerial Economics.

個人の近況

I traveled and did homestay in Albury, Melbourne and Adelaide.

5月

大学に関する近況

The contents in my lectures are getting difficult and complicated.

At the beginning of June, final exams are going to start.

個人の近況

Inter-dormitory rugby league was held throughout May.

その他

My dormitory has organised too many events in the second half of semester (hide seek, food competition, farewell party, dinner with professors, Rimbbo party, and picnic).

6月

大学に関する近況

My final exams finished in the middle of June.

7月

大学に関する近況

On 21th July, second semester started.

個人の近況

After first semester I cooked a lot of Japanese food with my friends. A lot of people loved sushi and okonomiyaki. Instead of that, I learned food of different nationality such as Korean and Brazilian etc. It was a great decision to choose dormitory without cafeteria meal.

In addition, I traveled Bali in Indonesia with my Brazilian friends.

8月

大学に関する近況

This semester I enrolled the course of Economic Forecasting. It requires matrix calculation and programing. It was completely new but interesting so that I can apply and utilize big data analyss in near future. Moreover, I learned Australian context of immigration in the lecture of labor economic.

その他

Spring has come in Canberra. On campus there are a lot of cherry trees. It is so beautiful.

9月

大学に関する近況

I had mid-term exam. The mid-term exams were more difficult than I had expected. On the other hand, it was fun to utilize my knowledge of microeconomics on the tests of Marketing and labor economics courses. I have gradually gotten used to programing in Matlab.

個人の近況

I attended the job fair organized by Japanese recruiting company. ・・・・However, some corporations evaluated my passsion toward their companies and my experience and gave me the job offers offer after my graduation.

その他

I had two-weeks break. I did home stay in my friend’s house in a small town. I did skiing.

10月

大学に関する近況

I had several assignments. It took a large amount of time to do research and referencing. I strongly believe that I have acquired higher level of academic writing and research skill. In addition, I understand what kind of info can be found online or cannot. I had two programing assignment on Economic forecasting.

個人の近況

I got second prize and best legs prize in Mr B&G, a competition that decides the best guy in my dormitory. I performed several dances and short comedies about Japan. I realized Japanese culture has strong and popular brand.

その他

I got a intern job offer from a web-consulting company called “Ad innovation”. I will start the internship in the middle of December. Then, I will be allocated to a division of consumer tracking. I can collect and analyze a lot of consumer data.

KSさん
オーストラリア国立大学(Australian National University)
平成26年2月~平成26年12月の月例報告より抜粋

2月

大学に関する近況

The first week at ANU was orientation week. I had a catch-up orientation because of the delay of my flight. The contents of the orientation were not so affluent, but it was useful in order to know about ANU. From the second and third week, my studying started for real. The amount of reading assignment is huge.

個人の近況

Out of the gate, I faced a large difficulty until I arrived at Australia. Due to the strong snowstorm which hit Japan, I had been stuck at Narita Airport for two days. I borrowed sleeping bags and went to sleep on the hard floor. I didn’t expect we might experience such a thing that requires us of patience.

When I had just arrived at John XXIII College, my dormitory, I was so nervous. …….. One of the senior residents told me that there are only three exchange students in this dormitory. Two people Japanese including me and the third one is French.

3月

大学に関する近況

Mid examinations took place this month. Every other week, student has to take assessment test in tutorials.

4月

大学に関する近況

We had an Easter Break from 3th April to 21th April.

5月

大学に関する近況

We are going have final exams next week.

個人の近況

I had a group presentation in the “Communication for Business” course. Not allowed to read script at all, I was very nervous just before the presentation. However, thanks to my group members’ useful advices and continuous practices, my presentation was pretty successful.

In the economics classes, I was struggling to solve the tutorial questions in the early weeks, but I became positively to participate in the group discussion and I can understand economics enough to be able to have fun in the class.

6月

大学に関する近況

We had final exams from 5th June to 21th June.

We will have a long break from 22th June to 18th July.

個人の近況

I feel I did well for the final exams of microeconomics and macroeconomics.

7月

大学に関する近況

All of the final exams of the first semester finished.

We had break for a month.

The second semester has started.

8月

大学に関する近況

Midterms are coming up.

From the week after next, two-week break will start.

個人の近況

Basically, I’m doing well both with my studies and social activities.

When it comes to my studies, I’m quite enjoying, especially in the course of supply chain management. The lecturer is highly experienced from private sector, so I can learn a lot of practical knowledge from her. Besides, I will have an opportunity to observe the real processes of supply chain management by taking a field trip to Sydney after the break. I am really looking forward to seeing how to stock and manage inventories in the warehouses of the high-street manufacturing companies.

During the two-week vacation, I’m also going to Sydney to take part in an interview of some Japanese firms. I hope this will be a good chance to talk with people in society and a good step towards my job hunting.

9月

大学に関する近況

Mid-semester break has finished and the second semester is coming up.

個人の近況

During the break, I participated in the career forum held in Sydney. …………… I was so lucky that I could get an official job offer from one of the high-street foreign consulting firms.

10月

大学に関する近況

Final exams of second semester are coming up.

個人の近況

I found that consultation hours are very useful. I believe communicating with lecturers or tutors is one of the best ways to prepare for exams.

11月

大学に関する近況

Final exams of second semester and my studying abroad life in Australian National University have finished.

HMさん
オタゴ大学(University of Otago)
平成26年2月~平成26年12月の月例報告より抜粋

2月

大学に関する近況

ちょうど今日で、セメスターの一週目が終わりました。Lectureは普通に始まりましたが、Tutorialは次週から始まります。今の時期はそれぞれのクラブや学校側が様々なことを企画してくれています。セメスター前からいたので、学生が一気に増えて横国と同じで大学って感じになっています。

個人の近況

こちらは夏とは思えないぐらい寒く、天気の変動がすさまじいです。ただ日が落ちるのが21時ぐらいなので、すごく変な感じです。・・・・・フラットもすごくいい雰囲気で、みんな良い人たちなので、生活面で困っていることは今のところないです。こちらではスカッシュをやろうかなと思っています。今日(2/28)はそのパーティーみたいなものに行きます。授業に関しては、2個の経済の授業と1個の中国語の授業を取っています。・・・・・こちらでもmentor programと言われる、留学生をサポートする制度があり、(いわゆるチューター)僕のチューターが横国に二年前に留学したことある人で、すごくいい人でした。

その他

物価がすごく高いです。ほんとにびっくりしました。一枚のTシャツでも1万ぐらいして、こっちで服を買おうとおもっていましたが、できそうにありません。あと、僕のいるダニーデンというところは本当に何もないです。事前には知っていましたが、自然しかなくて、電車もないので、隣の都市に行くというのもバスを使わないといけないので大変です。

3月

大学に関する近況

セメスターが始まって大体一か月が経とうとしています。ある程度授業も進んできたので、今月末ぐらいにテストやレポート提出があるようです。こちらの学生は凄く真面目で授業と授業の空き時間があればちゃんと図書館に行って勉強している人が多いです。

4月

大学に関する近況

もう早くも授業があと一ヶ月で終わろうとしています。4月はイースターブレイクの前にはmidterm exam がある授業が多く、ブレイク前にテスト勉強やessayを書いたりする人もいますが、僕の取っている授業では特にそういったものはなく何事もなくイースターブレイクに入りました。

個人の近況

今学期が終わったら、ホームステイをしようと思います。Flatもいいですが、ホームステイも長期間はしたことがなかったので、いい機会だと思い、すでに申請書も提出しました。

その他

4月頭にサマータイムが終わり、日本との時差は三時間になりました。夏は9時ぐらいに日が沈んでいましたが、今では日本の冬の時期と同じように、6時になれば外は真っ暗になるので、夏を過ごしていただけに一日が終わるのがより一層早く感じます。

5月

大学に関する近況

昨日(5/30)で全てのレクチャーが終わり、一応今日(土曜日)から6月18日までテスト期間に入ります。早いと来週にあったり、遅いと三週間後にあったりと、取っている授業によってテストの日程は様々です。

個人の近況

あっという間に一学期が終わってしまいました。僕のfinal examは再来週から始まるので、・・・・学校のサイトから過去問題を見ることができますが、答えがないので、ちょっと困っています。

こちらではニュージーランドということもありmaoriのクラスがあります。それはマオリ語、マオリ社会、マオリのperformanceだったり、色々な分野を学ぶことができます。その中で、先週にマオリのperformanceのコンサートがあり、友達がそれに出るということだったので、見に行きました。

その他

今週の月曜日にこちらで初めて雪が降りました。日本を発つ前に雪を見なかったので、僕にとってこれが今年の初雪でした。日本は暖かいようですが、こちらは日々寒くなってヒーターが欠かせません。

6月

大学に関する近況

大学としては6/19から二週間ちょっとのブレイクに入りました。現地の学生は多くが実家に帰っているようです。そのため、試験期間にはフラットに住む交換留学生で半年だけの人は19日にフラットの契約が切れるため、ほとんどがこの日にフラットを出て自国へ帰っていきました。

7月

大学に関する近況

7/7から二学期が始まりました。最初の一週間は、recreation weekでclubにsign upできたり、food festivalが開かれたりと、先学期と同じようにちょっとしたイベントがありました。現在はコースのdelete期間も終わり、授業のルーティーンにも慣れてきたところです。

個人の近況

7/2から念願のホームステイを始めました。大学からは歩いて30分ほどで、しかも急な坂があるので、帰るときはそれを上っていかなければならないので大変です。しかし、料理はすごくおいしく、よくご飯もでてくるのでその点はすごくいいです。

授業としては、今期は5ペーパー取っていて、すごく大変です。4つは経済で、1つは中国語です。・・・・・月曜日から木曜日まで9時から授業が始まるので、毎朝8時には起きないといけません。・・・・・・面白いことに、今期取っている授業の先生はみな外国人です。つまり、kiwiではないということですが、アメリカ、カナダ、フィリピン、フィンランド出身で、その中で、やはりアメリカ、カナダの英語は速くて聞きとるのが大変です。

その他

こちらは最近になってようやく暖かくなってきました。早く春が到来することを待ち望んでいます。

8月

大学に関する近況

8月に入り、授業もある程度進み、半ばほどから中間試験が続々と始まりました。普段の授業時間に行うテストもあれば、夜6時半から8時までといった夜遅くに行われるテストもありました。8/25からはまた先学期と同じように一週間のmidterm breakが始まりましたが、break後すぐにまた1つの中間テストがあるので、break中には特にどこか旅行に行くということはなく、のんびり過ごしていました。また、9月にはその中間テストのほかにもう1つテストがあり、また、エッセイの締め切りも9月半ばに迫っていて、プラス、ゼミのほうからも夏休みの課題やら、卒論の草案など、9月中に提出しなければならないものがたくさんあり、9月はすごく大変になると予想されます。

個人の近況

8月になって暖かくなると思いきや、あまりに寒く一度雪が降ったときは愕然としました。この前の旅行で訪れたオークランドは7月でもすごく暖かく、いかにここダニーデンという土地が寒いか痛感しました。さすがに8月の終わりごろぐらいから今度こそ本当に暖かくなっていると思っています。

10月

大学に関する近況

10月に入り、最初の第一週でレクチャーが全て終わり、それ以降から一ヶ月ほどのテスト期間が始まりました。もうすでに二つの期末テストは受け終わり、あと二つを残すのみとなっています。レクチャーが終わって以降も、ほぼ毎日大学の図書館に行って勉強しています。家から図書館までは歩いて30分ほどかかり、特に帰りは急な坂を上らないといけないので、正直大変ですが、家にいると集中できないので、そうするしかないです。

本当にあっという間にこちらでの授業が終わってしまいました。チュートリアルを除けば、こちらと横国の授業の感じは同じだったと思います。ただ、やはり授業中に手を挙げて質問するこちらの学生は、日本の大学ではほとんど見られない光景で感銘を受けます。こちらは一コマの授業が50分で、最初はすごく短く感じましたが、今では50分ですら長いと感じる時もあって、日本に戻って90分の授業に耐えられる自信がありません。

その他

帰る準備として荷物を事前に送ったり、こちらで開いた銀行口座を閉じたりなど、やらなければならないことがたくさんあります。

11月

大学に関する近況

11月6日に試験が終わりました。・・・・ テストが終われば、こちらでは三ヶ月以上の休みがあるので、現地の人だけでなく、こちらで正規に入っている留学生も多くが自分の国に帰っていきました。

個人の近況

テストが終わって、その後2,3日で帰る準備をして、あっという間にニュージーランドを出発しました。途中にオーストラリア、シンガポールに立ち寄って日本に帰ってきました。

その他

今の時期、ニュージーランドではもうすぐ夏に9時半ぐらいに日がようやく落ちるらしいので、今の日本の5時で外が暗くなるのは衝撃です。