国際教育

2017年度交換留学(派遣)生現地レポート

FNさん
マルタ大学(University of Malta)
平成29年8月~平成30年6月の月例報告より抜粋

9月分

大学に関する近況

9月22日にオリエンテーションが行われ、履修登録の方法やビザの申請方法、マルタやマルタ大学での生活についての説明、キャンパスツアーがありました。9月25日から1stセメスターが始まることになっていたのですが、教室に行ってみると先生が来ないことがあるなど2週目から始まる授業もかなりあり、本格的に始まるのは10月に入ってからになりそうです。また、9月23日と9月29日にそれぞれ BBQ Party と International Party がありました。

個人の近況

9月20日にマルタに到着し大学寮にも問題なく入ることができました。各フラットは7つまたは8つの部屋で4つのバスルームと1つのキッチンを共有していて、私のフラットはイタリア人×4、カナダ人×2、フランス人、オランダ人、インド人が住んでいます。

その他

マルタに来るまでは日本より暖かいと思っていたのですが日本とそう変わらないように感じます。晴れたら海に入ることもできますが雨が降ったらダウンを着ている人もいました。朝晩は羽織るものが必要です。また、マルタはものすごい車社会です。ただ、国自体が小さいのに加え、バスが島中を走っているのでとりあえずはどこにでも行けます。(2時間2ユーロで1週間乗り放題券のようなものもあります。大学からtalinjiaというPasmoやSuicaのようなカードを作ることをすすめられました)。物価は比較的安いですが日本とそこまで変わらない印象を受けました。外食などはだいたい10ユーロ前後なのですが量が多いです。

10月分

大学に関する近況

10月に入って本格的に授業が始まりました。私は経済学の授業はIntermediate Macroeconomicsだけ履修することにし、それ以外はすべてInternational Relationsコースの授業を履修することにしました。Intermediate Macroeconomicsの授業は2時間の授業と1時間のチュートリアルで構成されていて、授業の形式やレベルはほとんど同じだと感じました。チュートリアルは先生が事前に出題した問題を解説するかたちで進んでいきます。次にInternational Relationsの授業についてなのですが、私はGlobal Politics of Indignation、Soft Power in International Relations、International Relations since 1919、Foreign Policy of European Statesの4科目を履修しています。このコースの授業は経済学部の授業と比べて学生の数が少なく留学生の割合が多いです。

個人の近況

マルタにきてから1か月以上経ちすっかりマルタでの生活に慣れてきました。10月末になっても朝晩は涼しいのですが日中は半袖で過ごすことができるくらい暖かいです。ただ周りの人で体調を崩す人、特にのどをやられている人が何人かいます。マルタは小さい島なので毎週各地で開かれるイベントに参加することができます。10月はBirugu Festaというキャンドルを街中で灯すお祭りやChocolate Festivalというイベントに参加しました。

11月分

大学に関する近況

マルタ大学ではセメスタ―のはじめにadd/dropピリオドを過ぎてもセメスタ―の半ばごろまでadd/dropができるので(ただし有料)ひとつ授業を履修キャンセルしました。今回は少し授業について書きたいと思います。Soft Power in International Relationsという授業は各国のsoft powerについて学習していきます。この授業は1年生向けなので内容は易しく「講義」というかんじです。Global Politics of Indignationという授業は先生が"Hegemony"や"Occupy"をテーマに話をして、留学生が多い授業なので、生徒が自分の出身国の現状について話すというスタイルです。こちらは3年生向けということで内容も高度になり先生と生徒のinteractionの時間が増えます。授業は前半を終え折り返しということでいくつかの授業で課題が出されています。課題は主にInternational Relationsのコースで出されており1000~200wordsのエッセイです。内容はヨーロッパの政治やメディアとソフトパワーの関係性など今まで書いたことのない内容になっています。

個人の近況

11月の半ばにBuddy Systemについての連絡がきたので申し込んでみたところ11月の終わりごろに自分のBuddyが決まりました。

12月分

大学に関する近況

12月に入ると多くの授業でFinal assignmentやテストについての話が出たりテストの日程が発表されたりと、授業が終わりに近づいているように感じました。また、冬休み前にはいくつかの課題提出が重なり少し忙しい日々を過ごしていましたが、なんとか提出することができました。

個人の近況

12月の半ばにようやくビザが発行されたというお知らせがきて、冬休みが始まる2日前になんとか取得することができました。冬休みは12/20~1/3まで約2週間あり、私は旅行に行きました。留学生はエラスムスが多いので家に帰る人が大半なのですがマルタに残る人もいるようでした。また私は寮を1セメスター分しか申し込んでいないので2セメスターから住む部屋を探し始めました。

その他

12月中旅行をして他のヨーロッパの都市に滞在してみて、マルタの特徴(違い)をいくつか感じました。1つ目はとても暖かく晴れの日が多いこと、2つ目は交通費が安いこと、3つ目は治安がとてもいいこと、最後に英語がどこでも誰でも通じることです。

1月

大学に関する近況

3日に冬休みが終わり授業が再開しました。冬休み明けからは復習が中心の授業が多く、教室にいる学生の数が減った印象です。1月の18日からテストが始まったのですが、私が履修していた授業はAssignmentで成績がつくものがほとんどで、しかも提出日がテスト前になっていたので大変でした。2000wordのessayが課題になることが多いのですが、英語でAcademicな文章を書くことに慣れていないのでとても時間がかかってしまいます。英語の読み書きをもう少し練習すればよかったと思いました。唯一のテストであったIntermediate Macroeconomicsのテストは、横国でのマクロのテストと全く違うものでした。数字が全く出てこなく、計算というよりも理論を言葉で説明させる問題でした。

個人の近況

1月はEssayとテスト勉強に追われていたのでほぼ部屋にこもっていました。

2月

大学に関する近況

1st Semesterのテスト期間が終わってすぐに2nd Semesterが始まりました。10月に1年間分の履修登録を済ませていたのですが、半年間授業を受けてみて履修を組みなおすことにしました、今期の授業はIsraeli-Palestinan Relation, Anthoropology of migaration, International Economics, Small states and European Union, Nationalism in International Politics, Contemporary Warfareの計6つの授業を受けています。前セメスタ―よりも授業中に生徒同士でディスカッションを行ったり、先生に指名されて質問に答えたりする機会が多く大変です。

個人の近況

2月に入ると、新しい留学生がだんだんやってきました。1st Semesterに比べるとヨーロッパからの留学生が減り、アメリカやカナダからの留学生が増えた印象です。

その他

2月は今までで一番寒い1か月で、天気もあまりよくない日々が続きました。

3月

大学に関する近況

2セメスタ―目の授業も折り返しに入りました。今期の授業でもヨーロッパの歴史や政治について事前知識がないとついていけないことがあるので、もっと勉強しておけばよかったと感じています。イースター休みに入る前に1セメスタ―目の成績が出そろい、また今期とってる授業のFinal Assignmentの説明がありました。

個人の近況

イースター休みにポルトガルとスペインに旅行に行きました。

その他

3月になるとだいぶ暖かくなり、ビーチに人が出始めています。サマータイムも3月下旬に始まりました。

4月

大学に関する近況

どの授業も終盤に入りはじめています。Contemporary Warfareの授業でTerrorismについての話の際に"Tokyo subway sarrin atack"の話題が出できて、この事件を知っている人も何人かいて驚きました。

個人の近況

ヴァレッタにあるWar Museumが入場無料の日があったので行ってみました。マルタの歴史を学ぶ良い機会になりました。

5月

大学に関する近況

授業期間は5月18日までなのでそれまでにすべての授業が終わりました。今月末から1か月間のテスト期間が始まります。私はAssignmentのみなのですがAssignmentの締め切りも迫ってきているので、とても忙しいです。

個人の近況

マルタで過ごす最後の月なので、まだ行けていなかったところに行ってみました。コミノ島のブルーラグーンの水は透き通っていて今まで見た海の中でいちばん綺麗でした。

その他

5月に入ると観光客も増え、海に入る人も増えてきました。

YFさん
イーストアングリア大学(University of East Anglia)
平成29年8月~平成30年6月の月例報告より抜粋

9月

個人の近況

ネイティブ7人と同じフラットで生活しています。基本的には顔を合わせたら話をするようなラフなスタイルでのコミュニケーションが多いですが、ときどきみんなで集まって夕食を共にしています。

10月

大学に関する近況

中間考査や中間課題のようなものの実施・提出が月末にかけて始まった。翻訳の授業に関しては個人で取り組む翻訳の進み具合と、内容の確認。通訳の授業は語彙集と、スピーチの課題。総合的な英語学習のクラスについては来月初にテストがある予定だ。どの課題も授業にきちんとついてこられているかを見極め、サポートする側面が強いように思える。一つひとつのことを丁寧にこなしていくことが大切だろう。こちらの授業は、YNUとは違い、12週の間に行われる。より短い期間での学修が必要なため、集中力が必要だろう。

個人の近況

10月はカズオ・イシグロがノーベル賞を受賞したというニュースから始まった。もともと受賞の三日後に大学での講演が予定されており、幸運にも、ビデオレクチャーながらその講演を聴講する機会があった。小説の組み立て方を話していたのが記憶に深く残っている。

その他

大きなイベントとしてはハロウィンがあった。街中では大きな盛り上がりをみせていた。お祭りごとには事欠かさないようだ。

11月

その他

気温の低さが予想以上で驚いている。イギリスの東側ということで乾燥していることが余計に寒さを際立たせているようだ。

12月

大学に関する近況

一学期目が終了した。上旬から中旬にかけてはテスト期間という色が強く、学内全体が試験ムードに覆われていたように感じた。

個人の近況

生活については、クリスマスと年末年始が大きいイベントだった。テスト期間が終わるとフラットメイトも皆帰省してしまい、周りに人が少ない中で暮らすことが多くなった。

その他

クリスマスは日本のものとは全く様相が異なっていて、商業的な装いはクリスマス前まででなくなり、静かなものであった。片田舎の街ということも影響しているのかもしれないが、とても静かで、クリスマスは家族と過ごすイベントであり、いうなれば日本の年末年始に値するようなものではないかと、感じた。しかし、年末年始も人出は少なく休息の期間であることを実感している。

1月

大学に関する近況

新学期がスタートして、新しい授業が始まった。経済の授業も履修することができて、ひとまず安心している。・・・・その経済の授業は行動経済学のエッセンスを学べるもので、日本ではあまり先行していない分野なので楽しさを感じる一方で、留学生や言語を学ぶ学生が多いわけではないので、コミュニケーションの難しさも感じている。特にディスカッションの場ではないように追いつくのに未だで精いっぱいで、発言する機会が少ないことをひしひしと感じている。その他の授業は翻訳のクラスと先学期に引き続き、英語学習クラスを履修することにした。

2月

大学に関する近況

行動経済学の授業でグループプレゼンがあった。今回のグループはネイティブの人だけでなく、アジアン、アラビアンも集まった6人のグループだった。準備の進行はやはり思うように進まず、途中ネイティブのみで内容を考え始めてしまったり、ぶつかり合ったりすることもありなかなかの困難があった。様々なバックグラウンドを持つ人たちが集まると、意見をまとめることは難しいことだと再実感した。今回は他のメンバーも国際交流に長けているというメンバーではなかったようで、それがより合意する難易度を上げていたように思える。社会に出て他国でビジネスをする場面ではよりそういう障壁が高くなっていくように思えて、そこで渡り合って行けるだけの実力と言語力、リーダーシップが必要だなと感じた。

その他

記録的な天候の悪さが二月の終わりに続いた。イングランドではあり得ない程の雪が降っていて、現地の人もスコットランドになったみたいだ、と話していた。他にも20年イングランドにすんでいるが、その中でも、一番悪い天気だと言う人もいた。実際に市内中のバスがストップしたり、学校が休校になったりして、天気のひどさを実感する機会も多かった。

3月

大学に関する近況

大学は中間考査を終えて、イースター休みに入った。休み前には複数のエッセイや試験が重なり、期末時期ほどではないけれども、慌ただしい日々を過ごした。その中でもひとつ苦労して仕上げた行動経済学の授業のグループプレゼンの結果が返ってきた。その結果は、S評価でトップクラスの成績を修めることができた。

個人の近況

大学の最終スケジュールがアナウンスされて、自分にはテストがなく、5月9日に全日程が終了することがわかった。もともとの予定では6月中旬に帰国予定だったので一週間ほど予定が早くなったことになる。

4月

大学に関する近況

イースター休みが明け授業が再開し、今学期も佳境に入っている。履修している授業でも最終課題が出され、時間に迫られながら取り組んでいる。試験中心であった先学期に比べると課題によって評価される授業が多く、期末の忙しさは大変なものがある。YNUの学期末より忙しく感じるあたりにひとつひとつの課題の重さがうかがえるように思える。

その他

サマータイムが再び始まって、突然デイタイムが伸びた。8時近くまで明るい時間が続くので、夕飯の時間が自然に遅くなるなど、生活リズムが崩れがちになっている。

5月

大学に関する近況

留学の最終段階としての期末テスト、期末課題中心の生活でした。期末課題ということでワード数も多く、特にテストより課題に苦労しました。時間もぎりぎりで、締め切りの延長を申し込むほどでしたが、何とかすべての課題をおわらせることができました。

STさん
サンディエゴ州立大学(San Diego State University)
平成29年8月~平成30年12月の月例報告より抜粋

8月

大学に関する近況

8/26に、留学生を対象としたオリエンテーションがあり、そこでJSAと呼ばれる日本コミュニティに参加した。8/28から授業が開始した。経済基礎のprinciple of economics、ゼミであるマクロ経済を中心とするintermediate macroeconomic theory、ライティング基礎のling94、また日本語のTAとして日本語基礎のelementary Japaneseを履修した。

個人に関する近況

サンディエゴに到着してすぐ、トロリーでIKEAに行ってベットシーツなどの生活用品を買いそろえた。友達のつてで知り合った現地のアメリカ人と、車で大学外のダウンタウンに行った。また、international coffee hourと呼ばれる留学生の会で知り合った台湾人のグループとアジア街に出向いた。そこで、日本の100円ショップであるダイソーや、日本的なラーメンを食べた。

その他

湿気が少なく、とても過ごしやすい。ただ、夜冷えることがあるので羽織ることができるものが必要。

9月

大学に関する近況

大学での授業が本格的に始まり、エッセイや教科書の章末問題などの宿題に取り組んでいる。日本語のクラスがTAの人数の問題から中級の211へ移動となり、現在111と211の二つの日本語の授業を手伝っている。LINGの授業では、現在大学の必要性についての2つの文章を読んだうえでのエッセイを書く準備をしている。また、マクロ経済では一回目のテストがあった。

その他

朝と昼の寒暖差が激しく、羽織るものが必須。また、日差しが強いので帽子も必要。

10月

大学に関する近況

二つの経済の授業で中間テストがあり、Lingの授業ではエッセイのファイナルドラフトの提出など授業での課題が重なったため、10月の半ばは忙しかった。また、新たなエッセイの課題も始まり授業の中身が濃くなってきた印象がある。

その他

気温の変化が激しく、一日中20度くらいの日もあれば、35度くらいまで上がる日もある。テストの疲れも重なり、少し風邪気味になった。

11月

大学に関する近況

月の半ばに2回目の中間テストがあり、試験勉強で忙しかった。また、Lingの授業でも2個目のテーマのエッセイが始まり、今月中にFinal Draftの提出があった。

個人に関する近況

月の前半はテストがあり、なかなか外に出かけられなかったが、月後半にはThanksgivingという休日があり、そこで友達の家に行ってパーティをするなどだいぶ外に出かけられた。ただ、毎週のチャーチのフェローシップには参加しており、友達も増えてきた。11/24の前後はBlack Fridayという安売りセールがあり、50%引きの商品などいろいろ買い物できた。帰国まで1カ月も切り寂しい思いもあるが、帰る前にと多くの友達が様々な場所に連れて行ってくれるようなので、最後の月もいつも通り楽しみたい。

その他

Thanksgivingはアメリカでもかなり大きな休みらしく、たいていは家族と過ごしていた。また、Black Fridayもほとんどの店舗で割引をしており、店も混んでいた。また、朝は冷えてきた気がするが、日本に比べれば全然あったかい。

12月

大学に関する近況

無事すべての期末試験を終えて、大学内のプログラムが終了した。特にprinciple economicsの授業はファイナルの範囲が広かったため、勉強に少し苦労したが、macroeconomicsも含めてA評価を得ることができた。

その他

夜は10度以下にもかかわらず、昼は20度近くまで上がるので服装のチョイスが難しかった。暑くてもジャケットを持参するなど対策が必要だと感じた。

HKさん
サンディエゴ州立大学(San Diego State University)
平成29年8月~平成30年12月の月例報告より抜粋

8月分

大学に関する近況

24日に留学生向けオリエンテーションに参加しました。朝の9時から午後3時までの長丁場で、かなり大学からの注意点が多かったように思えます。学生が退屈そうにしている様子を見て、司会者がなぜこれだけルールが多いのかという理由について話してくれ、それに深く納得しました。理由は以下のようなものでした。サンディエゴ州立大学は面積、学生数共に規模が最大級であり、キャンパスには学生寮やスーパー、レストランといった学生生活に関する全ての施設が集まっています。そのため、キャンパス自体が街として成立しており、周辺の地域も大学を中心に成り立っています。そして街の運営には当然ルールが必要であり、そのルールが膨大な校則として学生達に伝えられている。というものです。日本の大学では大規模なところでも、これほどの機能が整っているところはあまりないため、私達日本人には新鮮であり、驚いた部分でもあります。午後からは、留学生同士の交流として大学内のボーリング場で(学内に設備があること自体が驚きですが笑)ボーリング大会が行われ、多少疲れていましたが参加しました。

個人の近況

現地の在米日本人向けのフリーペーパーを編集しているライトハウスという出版社が無給インターンを募集しており、興味を持って調べています。オリエンテーションで、無給、有給に関わらずインターンシップは①所属学部に関係する職種であること②社会保障番号を取得する必要があること③J1ビザを拡張する必要があることを条件にしていたため、少し難しいのではないかと思い、行き詰まっています。とりあえず、履修登録が落ち着いた後に余力があれば、コーディネーターの先生に相談したいと考えています。

9月分

大学に関する近況

経済の授業以外には、国際コミュニケーションについての授業を受講しており毎回刺激的な体験をしています。最近はアメリカにおいて自分がどのような立ち位置で生きて行くのかといったアイデンティティについての授業やディスカッションをしています。数週間前には、10分間のアイデンティティについてのプレゼンがあり、自分が生まれ育った地域や文化と自分がどのように関わりあっているかについて発表しました。

個人の近況

サンディエゴ州立大学では、毎週金曜日の昼休みに留学生が母国の文化や食について紹介するコーヒーアワーというイベントがあります。10月6日は日本がテーマのコーヒーアワーであったため、日本人の留学生3人と共にプレゼンテーションを行いました。それぞれが、お宮参り・居酒屋・温泉について5分ずつ話し、自分のプレゼンのテーマは、「日本の文具」でした。日本にいた時は、本屋でバイトをしていたため文具についての知識がある程度あり、実際に海外からの観光客も日本の文具の種類の多さに驚いていたため、この少しマニアックなテーマを選びました。

その他

サンディエゴのコンボイという地域には、アジア系のレストランやスーパーが多く並んでいるので、日本の味が恋しくなったらここに行くようにしています。中でも驚いたのは100円ショップダイソーがあり、店内の内装はもちろん商品も日本のものと全く同じあることです。値段こそ1.5倍ほどですが、こちらのスーパーでは倍以上の値段がするピーラーやボウルといったキッチン用品を揃えられるため今後も活用する予定です。

10月分

大学に関する近況

受講している異文化理解の授業の一環として、キャンパスツアーにきている地元の中学生50人を相手にアジアについて他の留学生とプレゼンする機会がありました。チームは4人で、台湾、香港、青山学院大学からの日本人留学生と共に1時間のプレゼンを行いました。テーマは「私たちアジア人から考えるアイデンティティとアメリカ人から捉えるアジア人のイメージの違い」というものに決め、アジアについて知識があまりない子供達でも理解しやすいプレゼンが求められました。プレゼンに最初に中学生たちに「アジアのイメージはどんなものか」、「日本人と韓国人と中国人を見分けられるか」などの質問をし、どのくらいの関心があるかについて確認しましたが、緊張からかあまり答えが返ってきませんでした。アジアに関する背景知識が少ないとあらかじめ予想していたため、プレゼンには各国の文化や町並みをテーマにした動画を流し集中力を持続させることができた点は今回の良かった面であると思います。そして、プレゼン後は和やかな雰囲気の中で中学生から次々と質問が続き、当初の予定から10分ほど延長することになりました。

個人の近況

11/17〜19に開催された就活イベントのボストンキャリアフォーラムに行ってきました。留学中、インターンなどの就活ができず、留学帰国直後に就活が解禁となるため、情報収集をメインでした。金曜から日曜日まで行われていますが、金曜と土曜がメインである印象です。自分は取っていた授業で重要な試験があったため、土曜の朝からの参加でしたが、アメリカだけではなくカナダやヨーロッパからも日本人留学生が 集まってきていました。日本で在籍する大学からの留学生同士で同窓会のような雰囲気で話している学生たちや留学先の友達同士で参加している学生も多々見受けられたことが印象に残っています。・・・・・後輩へのアドバイスとして、11月のボスキャリに採用を目的に参加する予定があるのであれば、留学開始直前、直後の8、9月から準備をしておく必要があること、直前期はボストン中心地の手頃なホテルがいっぱいになり料金が高騰すること、スーツや靴は日本から持っていかなければ手に入りづらいことをお伝えしたいと思います。

その他

10月末にハロウィンがあり、現地の友人の家でのパーティに参加しました。

11月分

大学に関する近況

11月末の5連休を終えて、大学の授業もいよいよ終盤に差し掛かっています。どの授業も期末試験や最終レポートがあり、12月10日から20日くらいにかけてそれぞれ行われる予定です。受講している授業の中には、教授が「今後が見通せない状況」に陥り、この時期に指導教授が代わるというハプニングが起こったものもあり、今後のテスト形式に影響が出ないか心配です。

個人の近況

留学前から決めていたスペイン語学習を独学で始めました。・・・・サンディエゴでもロサンゼルスでも街でスペイン語を見聞きすることが多いため、アメリカであっても十分な学習材料に恵まれていると思います。

その他

11月末はThanksgiving Holidayがあり22日から26日の5連休となりました。Thanksgiving Dayは家族と食卓を共にして過ごすことが習慣であるため、多くの現地学生は実家に帰省し、寮は閑散としていました。

12月分

大学に関する近況

12月末は期末試験(ファイナル)がありました。こちらの大学では、期末テストは1大行事で、人と会うたびに「期末の調子はどう?」「期末頑張って!」と声を掛け合います。大学の自習室には後援会からのスターバックスのコーヒーの差し入れがあったり、寮からシリアルバーをもらったりなど、大学側も学生を全力でバックアップしてくれます。期末試験の日程は通常の授業のスケジュールとは曜日も時間も異なるため、大学のホームページを確認する必要があるため注意すべき点でもあります。

個人の近況

12/21から冬休みに入りました。夏休みが長い分、冬休みは約1か月と短めです。年末は母国に帰国したり、実家に帰省したりする生徒が多いため、多くの大学寮は閉館します。幸いなことに自分の寮は留学生が多いため閉館しませんでしたが、長期休みということもあってほとんどの留学生は他の都市に旅行をしています。

その他

クリスマスは友人のホストファミリー宅でのディナーに呼んでいただき、アメリカのクリスマスの過ごし方を体験できました。家族だけでなく、友人も何人か招待されていたため、緊張せず和やかな雰囲気でした。各家庭で多少の差はあると思いますが、このご家庭では料理もケーキも全て一から作っており、数日前から準備をされていたようです。夕食の後は、家族で簡単なゲームをして過ごすのが一般的なようで、大いに盛り上がり楽しい時間を過ごせました。

1月

大学に関する近況

3週間の春休みが終わり、春学期が開講しました。多くの日本人留学生や仲が良かった留学生が半年でサンディエゴを去っていき、残された留学生は少なく少し寂しい生活を送っています。一方で留学先での最後の学期の履修登録が始まり、シラバスを見つつ多くの授業の見学を行いました。今期は経済学部以外の授業も見て見たいと考え、社会学、マーケティング学、アジア学などアメリカの大学ならではの様々な学部を見学しました。その中でも、消費者のニーズをフィールドワークを通して正確に捉え、現地の大手企業の方々の前でグループプレゼンを行うという貴重な体験を得られる授業を1度仮登録しました。この授業は、マーケティング学の基礎を学ぶ授業を受講したことがある生徒を対象としていましたが、短期間の交換留学生であるため要件の緩和を申請できると友人から聞いたことや、経営学部の授業を日本で学んでいたことなどを考えて教授に相談をしました。しかし最終的に相談をしてから1週間後ほどに受講を断られ、急いで代わりの授業を探さなければいけなくなりました。・・・・また、3年から1年留学する場合は留学前に専門科目の単位をできるだけ取得しておかないと、留学先で経済の授業をたくさん取らなければならず、異文化理解や語学の授業をとる余裕も無くなってしまうため、単位の面でも注意が必要であることを後輩にはアドバイスしたいです。

個人の近況

前学期は忙しく申請をし忘れていたのですが、今学期はバディープログラムに申請をしました。このプログラムは、留学生のために現地の学生が一緒に遊んだり、時には手助けしてくれたりしてもらえるもので、横国のチューターをよりカジュアルにしたものです。申請した翌日にバディーからメールが届き、その週末に学内であってきました。

その他

休暇中オレゴン州のポートランドへ旅行して来ました。ポートランドは物作りがか盛んで、活版印刷、革製品やアップサイクル品が有名です。その手の作業場兼販売所という形のお店がたくさんありました。一人旅行でしたので、少しロゴや商品について聞いたら、職人さんが嬉しそうに説明してくれました。

2月

大学に関する近況

2月は中旬に中間テストが行われました。今期は専門の経済学を2つ受講しており、さらに木曜金曜と連続していたため計画的な準備が求められました。どの授業に関しても共通していますが、やはり現地の授業について行くにも留学生には予習が欠かせないため、こちらにきて大学の授業の予習をする習慣が身につきました。1週間で進む教科書一章分を週末に読み、どうしてもわからない単語やグラフをネットで調べていますが、全てやっていたら時間が足りなくなるため、要約されたパワーポイントを使ったり、あまりにわからない場合は授業で習うのを待ったりして対処させています。

個人の近況

UCSDで留学生向け就活サイトを運営されている企業の方主催の就活セミナーに参加してきました。留学生の採用に積極的な企業はボスキャリなどのイベントで留学生に説明会を行っていますが、実際その数は限られており、いわゆる企業を知る機会はほとんどありません。またプレゼンターの方もおっしゃっていましたが、5月6月に帰国する留学生はOB訪問や体験セミナーに参加できないため大半の選考フローには沿えないため、覚悟が必要なようです。後期選考もありますが、企業にとっては補欠補充の意味合いが強いため、期待できないようです。

3月

大学に関する近況

3月は特に変わったこともなく、授業の課題に毎週取り組んでいました。エッセイのクラスでは今期初のグループワークがあり、CSRと消費者行動の関係性について学内アンケートをとり結果を分析、発表、レポート執筆するといった中々ハードな内容でした。その授業は交換留学生ではなく国外からの正規生がメインの授業であり、話し合いでも彼らのスピードについて行くのが精一杯でアンケート準備の時には全く活躍できませんでした。しかしアンケートの結果分析の際には、日本で学んだExcel計算や統計がかなり役に立ち、メンバーから感謝されたのでチームに少しは貢献できたかなと思います。

個人の近況

今年度の就活では、各社の募集要項で夏季選考があることを明言している企業が多く留学生や教育実習生への配慮が見られます。しかし、夏季選考は7月、8月中心であり、6月選考の補完としての役割が強いのではないかと不安でもあります。国外からでもwebテストを受けることができる会社を中心に企業研究を行なっています。

4月

個人の近況

帰国間近ということで、SDSUに正規入学した日本人学生達が交換留学生との送別会を企画してくれています。・・・・日々の課題に追われてあまり留学終盤の実感はありませんが、勉強以外でもまとめの時期に入っていきたいと思います。

YWさん
フィリピン大学(University of Philippines)
平成29年8月~平成30年12月の月例報告より抜粋

8月

大学に関する近況

大学の授業登録機関は8月1日から一週間であり、自分でとりたい授業を受ける学部棟まで行って、サインをもらい履修を組まなければいけなかった。あらかじめ申請しておいた授業でも抽選で履修できていないものもあったので、ほとんどの人が履修を組むために大学を歩き回っていた。自分は4つの科目を履修している。全体的に日本と比べると教授との距離が近く活発に発言が行われている。授業自体のレベルは日本とあまり変わらない気がする。しかし、英語で受けている分難しく感じる。時々、悪天候によって授業がなくなることや、先生が遅れてきて、授業時間が短くなることがある。特に冗談を言うときなど、時々教授がタガログ語を使うこともあるが、基本的には英語で授業を進めてくれる。留学生で授業を受けているのが自分だけという授業もあるが、配慮してくれている。学生もとても優しく、グループワークの課題など、助けてくれる。また、留学生向けのウェルカムパーティーや日本の映画を無料で見られるイベントがあり、学生生活も楽しめた。

個人の近況

自分はNPO法人でインターンをさせてもらっているので週末や授業がない日はNPOの活動をしていることが多い。フィリピンには日本や世界各国の様々なNPO・NGOがあるため、様々な体験ができる。具体的には、貧困地域に行き、現地のお母さんたちが作るハンディクラフトの手伝いや、イベントの開催の手伝いなど、NPOや国際協力にかかわることはこういうことなのかなと身をもって体験することができている。課題の量が多く、両立させるのはきついが、充実した生活を送れていると感じている。

その他

フィリピンは交通渋滞が激しく、何時に出れば何時に就くといった正確な時間がわからない。様々な交通機関があるのでそれらすべてを乗りこなすのはなかなか大変である。また、この時期は雨季ということもあり、いきなり雨が降り出したと思えばすぐに闇、強い日差しがさしてくる。しかし、想像していたよりは気温も高くなく、快適に過ごすことができている。大学内でもMartial Law や Free Educationに対する抗議活動が頻繁に行われている。

9月

大学に関する近況

公共経済学の授業でテストがあった........................今月はindigenous peopleのことについて学ぶ機会が多くあった。コミュニケーションの授業では大学内にある彼らが滞在しているキャンプを訪れ実際に話を聞いた。また、コミュニティ開発の授業では、大雨により彼らのキャンプがダメージを受け大学のビルディングの中に避難しているときに話を聞いた。彼らの暮らしやなぜここに引っ越してこなければならなかったのか彼らの思いをじかに感じることができた。自分が滞在しているアカシアという寮でのウェルカムパーティーのようなものが行われた。歌やダンスのパフォーマンスがあり、ゲームをするなど楽しい時間を過ごした。また、無料の夕ご飯も用意されおいしくいただいた。フィリピンでは無料のスナックやドリンクがイベントの行われるたびに配布されている。これもフィリピンの文化だと感じた。また、経済学ではフィリピンの税金に関するフォーラムが行われ、参加した。

個人の近況

今月もインターンでの活動が多くを占めた。毎週月・金・土曜日に基本的に参加しているため、たまに勉強の時間がほしいと思うこともある。しかし、やると決めた以上は時間の管理をうまく行いインターンと学業を両立させたい。今月はライゲルに行うイベントを考え告知するまでの取り組みが大半を占めた。

その他

また、大雨により授業が中止になった。自分の授業は火・水・木曜日にあり、そのうち火曜日が中止になったので時間ができた。しかし、課題の量は多いのであまり休むことができなかった。また、9月21日に抗議デモ活動が行われ、パブリックスクールは授業がなくなった。

10月

大学に関する近況

10月はテストが多い月で多くの学生が勉強に集中していた。自分も10月に3つほどテストがあった。1つはレポート的な形での提出であり、その分、楽ではあった。3つといっても毎週のようにテストや課題があり、今月は特に学習に集中した月だった。大学でのイベントは特になかったが、各学部や組織ごとでのイベントがあり、自分もいくつか参加し、楽しんだ。コミュニケーションの授業ではブラインドデートという面白いものが課されているクラスもあり、自分も相手役を頼まれた。

個人の近況

インターン先で、自分が企画・進行したイベントがあり、準備に追われていた。イベントの内容はインターン先の事業地がある、パヤタスというところに実際に訪れて、貧困について考えを深めるというものだった。結果的に多くの学生が参加してくれ、成功したと思う。また、子供たちへのチュートリアルの活動にも力を入れていて、どのようにすれば子供たちが楽しく学習することができるのかということについてメンバーと協力しながら取り組んでいる。

その他

先月からクリスマスモードが始まっていたが、今月に入り、さらにそのモードが加速した。また、ハロウィンのムードもあり、お店の中はごちゃごちゃしていた。10月に入り少し気候が和らぎ、涼しい日が増えてきたように感じる。また、道路は工事中のところが多く、それが原因となって激しい渋滞が引き起こされているところがあった。

11月

大学に関する近況

Community Development の授業で漁師の村を訪れ、ホームステイをし、地域が抱える問題について直接話を聞いた。こうしたコミュニティを落ちずれることが授業の必要項目の一つである。実際に現地を訪れることで、紙ベースではわからないこともわかるので、良い機会になった。今月はASEANがフィリピンで開催されたことから、11月13日~20日まで授業がなくなった。休みが多く、今月は月の半分くらい休んでいたような気がする。また、OILDが開催してくれた交換留学生のための旅行にも参加した。

その他

ハロウィンが終わり、クリスマスムードが一気に強くなった。寮にもクリスマスツリーが置かれ、街中も装飾が施されている。ただ、暑さは相変わらずで、最近になりまたより一層暑くなってきたように感じる。

RKさん
ハノイ貿易大学(Foreign Trade University)
平成29年8月~平成30年6月の月例報告より抜粋

9月

大学に関する近況

8月3日にオリエンテーションがあり、8月7日から授業が始まりました。ハノイ貿易大学には、High-quality Courseという経済学・経営学をAll Englishで学ぶベトナム人用のコースがあり、留学生はこのコースの授業に参加させてもらい講義を受けます。コース内には学科があり、国際経済・国際経営・ファイナンス等に分かれていますが、留学生は学科に関係なく履修をすることができます。そのため選べる授業数が非常に多く、また経済経営を横断的に学修できるのが魅力的です。

セメスターは2セメスター4ピリオド制で、週2回×7.5週の授業と試験期間で1ピリオドになります。1日の授業は4コマに区切られており、1コマは2時間25分と超絶長いです。故に1限は6:45に始まり、4限は17:10に終わります。昼休みも30分しかありません。ただし、ほとんどの授業は20分~30分ほど遅れて始まり、また途中で休憩も挟むので(10分~30分ほど、授業による)そこまで大変ではありません。例えば1限の休憩時間には、一旦大学から出て朝ご飯やコーヒーを買いに行ったりします。

第1ピリオドはInternational Investment・International Marketing・Microeconomics2・Project Managementの4つを履修しています。中でもInternational Investmentはベトナム経済との関連性が強く、ケーススタディーでベトナムの事例を取り上げてくれることも多いので、非常に勉強になっています。また、日本は対ベトナム投資で世界第2位であり、日本人として発言を求められたり、授業に参加できる機会も多かったり毎授業がとても楽しいです。

個人の近況

トビタテ!に提出した計画の通り、技能実習生の送出し機関であるHoangViet社でインターンをさせてもらっています。

その他

【ベトナムでの食生活について】
朝:買って食べるのが主流です。定番は、バインミー(フランスパンのサンドイッチ)、おこわ、おもちなど。屋台でフォーを食べる人もいます。
昼:出勤中の女性社員さんが作ってくれて社員さんみんなで食べます。基本はご飯、おかず、汁物です。・・・・学校がある日は、留学生の友人と学食で食べたり大学の近くにあるご飯屋でベトナム料理を食べます。一食は大体150円です。
夜:社員さんが作ってくれます。

9月

大学に関する近況

9月で第1ピリオドの授業(7.5週分)が全て終わりました。10月から2週間の試験期間に入ります。ハノイ貿易大学の授業の特徴は、ほとんどの授業でグループワークが課されることです。レポートとプレゼンテーションがセットになっていることが多く、メンバーで担当を割り振って進めていきます。・・・ なお、9月は新入生が入学してくる月で、月初の土曜には新歓イベントがありました。ベトナムには日本の一般教養科目のような全学開講の科目がなく(そもそも大人数を収容可能な大教室がない)、全ての授業が学年ごとに区切られている為、学期の開始と新入生の入学がずれていても問題ないようです。基本的なカリキュラム構成は中学高校の延長線上だと考えれば分かりやすいと思います。新歓イベントについては丸一日行われ、日中はクラブ(サークル)がブースを構えて新歓活動を行い、夜はステージ上で学生による歌やダンス、またプロDJのパフォーマンスがあったりしました。運営については大企業の協賛があるようで、スクリーンで映像やロゴが映ったり、途中アパレルメーカーによるファッションショーがあったりしました。

個人の近況

インターン先では、ようやく実習生が入ってきました。現在はまだ6人だけで、少人数から再スタートというところです。自分の仕事は会話練習で、毎晩1時間ほど簡単な会話をしたり、実習で大切になるフレーズを教えたりしています。

その他

【移動手段について】
遠出(5~8kmくらい)をするときや、疲れているときはGrabという配車サービスを利用しています。サービス内容はUberと同様で、出発地と目的地を設定すると近くのドライバーを呼ぶことができます。価格は距離に応じて自動決定されるので交渉が不要、またクレジットカードを登録しておけば現金もいらないので非常に便利です。7kmの移動でバイクなら200円、車なら420円くらいです。待ち合わせの際には大抵ドライバーから電話がかかってくるので、ベトナム語でやり取りができるとよりスムーズに待ち合わせできます。
またハノイ市内はバスも多く、一律1回35円で乗ることができます。ただし行き先によっては乗り継ぎが必要だったり、到着時間が決まっていなかったりするので(アプリで位置確認は可能)、やや不便でもあります。

10月

大学に関する近況

10月は前半が試験期間、後半が新学期の授業期間でした。試験期間は2週間と、日本に比べて余裕を持ったスケジュールになっています。授業は英語ではありますが、教諭・学生共に非ネイティブであるため、英米の大学に比べると授業や試験の難易度は低く、自分にとってちょうど良いレベルだと思います。・・・・・授業のカリキュラムは欧米圏の著名な教科書がベースとなっており、内容自体は充実しているように思います。日本では教授の専門や研究テーマに沿って授業が組まれることが多いので、それに比べて学問を体系的に学ぶことができるのが日本との違いです。・・・・ 今期の授業については、4科目:Security Analysis, Portfolio Management, Principle of Accounting, Statistics in Businessを履修しています。今までFinancial Studiesには一切興味がなく、マクロの国際経済学や労働経済学に関心があったのですが、余った奨学金の運用を考え始めたことをきっかけに金融、とりわけ証券投資に興味がわき、それに関連する科目を勉強することにしました。Principle of Accountingについても、株式投資にあたって企業の財務諸表を理解する必要があるため頑張って履修しています。企業の金勘定がこんなに難しいとは知りませんでした。

貿易大は事前の履修登録がなく、また授業も毎期40科目以上から選ぶことができるため、自分の興味に合わせた柔軟な履修ができるのは幸運でした。一方で、新学期の前日まで開講される科目や時間割が分からなかったり、その公表された授業一覧も誤りや変更が多かったりと、全体的にざっくりとしたものになっています。

個人の近況

インターンでは実習生への日本語教育に加えて、取引先の日本人がいらしたときの接待をしています。

その他

【ベトナムの物価について】
外食(朝食等の軽食):50円
外食(ローカル):150円
外食(レストラン):500円
パン:25円
水(500mL、1.5L):25円、50円
外で飲めるお茶(1杯):15円
コーヒー:100円~150円
タピオカミルクティー:250円~400円
タバコ:50円~125円
野菜・果物:100円でたくさん買える
家賃:1万5000円~
教科書(洋書のコピー本):300円
バイク(中古):6万~

11月

大学に関する近況

粛々と授業を受け続けた1ヶ月でした。経営統計は中間試験がありましたが、内容を理解し正しくエクセルが使えれば問題が解けるため、出来は良かったと思います。正規分布や回帰分析、推計統計学について学習しました。会計は簿記2級の工業簿記まで範囲が及んでおり、Principleという名前の割には充実した内容になっています。課題が多いのですが、授業であまり理解できなかった部分が膨大な課題をこなす中でなるほど!と分かるようになることが多く、洗練された会計の仕組みに常々感動しています。・・・授業後にスライドを読み直したり日本語のサイトを参照したりすることで補完しています。内容自体はCFAのLevel2相当で、現代ポートフォリオ理論・資本資産価格形成モデル等の必須となる理論を学習しました。なお、月末に両科目ともグループ課題が出されたので、12月はレポートに追われる見込みです。ここまでゆったりしてきた分頑張りたいと思います。・・・・・・ 大学としてはKỉ Yếu(キーイウ)と呼ばれる卒業写真を撮影する期間がありました。ベトナムはどの大学でも共通の文化なようで、女の子はアオザイを、男の子はスーツを着て土日に集まり撮影をします。

個人の近況

送出し機関での住み込みインターンはついに4ヶ月が経過しました。

12月

大学に関する近況

12月の第1週で2nd Periodの授業が全て終了し、中旬から年末にかけて期末レポート提出および期末試験期間でした。

期末のグループ課題はSecurity Analysisがベトナム企業を選び財務分析、Portfolio Managementが自分たちでInvestment Policyを設定し実際にポートフォリオを作成するというものでした。財務分析ではベトナムの会社を選択しなければならず、英語での情報が少ないのも相まってベトナム人学生に頼ることが多くなってしまいました。ただ、ベトナム企業の財務分析をしていると、日本では有り得ないような利益の伸び(5年間の平均成長率60%/年等)が当たり前のように見られ、新興国経済ならではの勢いは圧倒的でした。ポートフォリオ作成では日本の高パフォーマンスを実現しているファンドの戦略を参考に盛り込むことで、ベトナム人学生と協力し良いものに仕上げられたと思います。こちらの課題では複数企業の分析を行いましたが、自分でも知っているようなベトナムの大企業には未だ国有企業が多くみられました。・・・・ 次の学期、Spring Semesterの1st Periodは1月8日から始まりますが、今期のみ授業を履修せず自分のやりたいことに時間を使おうと考えています。4月に始まる2nd Periodからまた授業に復帰する予定です。

1月

大学に関する近況

ついに残りの留学生活が半分を切りました。1月8日には春学期のオリエンテーションがあり、新しく来た留学生と顔合わせをしました。30人ほどで、今期は韓国人が非常に多いです。秋からのメンバーで残っているのは自分と日本人1人、ロシア人1人のみでした。新たな日本人メンバーは東北大から2人、神田外語大から1人です。

個人の近況

上記の「やりたいこと」の1つであったベトナム縦断旅行に行ってきました。いままでホーチミン市を含む中部・南部に行ったことがなかったため、ベトナムの別な顔を見ることができ非常に面白かったです。友達の家に泊まる機会もあり、一人旅ではありましたが非常に充実した旅行となりました。以下印象に残った都市についてです。

ドンホイ:中北部に位置する海沿いの町です。ここでは友達の家に泊まらせてもらいました。非常にあたたかいご両親で、拙いベトナム語ながらも色々と話ができ楽しかったです。家にはシャワーもガスコンロもなくびっくりしました。身体を洗うときはバケツに沸かしたお湯と水を混ぜて貯めて使います。火は薪です。

フエ:中部にあるベトナムの古都です。古い町並みが戦争の被害も含めそのまま残っていて、歴史的建造物も多く見所の多い街です。ちょうど日本の京都のようなところでしょうか。旅行にはぜひおすすめしたいです。1泊しかできないのが残念でした。なおフエにはフエ弁があり、ハノイやホーチミン市で育ったベトナム人が分からないレベルで方言が独特なので、自分もさっぱり聞き取れず大変でした。ベトナム語は声調言語なのにイントネーションがガラッと変わる、また主要な単語がかなり置き換わるのが難しい原因です。例えば「今何しているの?」は標準語だとMày đang làm gì đấy?ですが、フエ弁(および中部弁)だとMi đang mần chi rứa?になります。文面だけでも大きな違いが読み取れると思います。

ホーチミン市:別名サイゴン、ベトナム最大の都市です。首都ではありません。ハノイと比べるとにぎやかなのはもちろんですが、日本企業が多いことに驚きました。

2月

大学に関する近況

大学としては2月10日~3月4日にかけての3週間がテト休暇でした。

個人の近況

上述の通り、ベトナムはテト(旧正月)でした。ほぼ全てのベトナム人が帰郷する為、ハノイはがらんどうになります。インターン先の社員さんも全員故郷に帰ってしまうので、自分は友達の実家にお世話になることにしました。

ベトナムの正月は日本に比べて長く、お祝いムードも強いです。旧暦の27日、28日あたりから休みが始まり、会社の始業は早くても8日以降になります。故に街にある多くの飲食店やスーパー等も閉まる為、一人で過ごす場合は多少の不便を強いられるようです。飲食店は営業していてもプラス50円から100円程度のプレミア価格になります。

正月を迎える上で大切なのがバインチュンという料理です。ご飯の中に豆のペースト、豚肉とたまねぎを炒めたものを入れて、それをゾンの葉(バナナの葉っぱに近い)で包んで紐で縛り、4時間~5時間茹でると完成です。文章でも伝わると思いますが、このバインチュン作り、非常に手間がかかります。自分はゾンの葉で包む工程を手伝いました。葉っぱはかなり大きいので、1枚でくるむものだと思っていたのですが、バインチュンのきれいな箱型を作る為には一つにつき8枚も使います。使う8枚もそのままではなく、最初に葉の主脈をそぎ落とし、一度折ってから決められた大きさに切りそろえる必要があります。多くの家庭がこの面倒な作業をやっているのは驚きです。

3月

4月

大学に関する近況

今月から留学最後の学期がはじまりました。今期はDevelopment Economics, Multicultural Management, Quan hệ kinh tế quốc tếの3科目を履修しています。

Developmet Economicsは留学前からずっと勉強したかった科目で、満を持しての履修にわくわくしています。ベトナムにおける経済発展というのは国家最重要の課題であり、ニュースを見ていても連日発展、発展という言葉が耳に入ります。それゆえ学問としての開発経済学も議論・研究がかなり盛んであるようで、新興国ならではの講義は非常に興味深い内容になっています。やはり特徴的なのは自由貿易批判、巨大グローバル企業批判、構造政策批判といった旧来の新古典派経済学的政策および資本主義的企業行動の論評であり、それを踏まえたうえで現代の新興国、低所得国はどのような行動を取るべきなのか、そもそも開発をどのように定義してどの方向に進んでいくべきなのかを考えるというものになっています。・・・ Multicultural Managementはいわゆる多文化経営論で、複数国にまたがって事業を展開する際に必要となる知識、及び具体的な経営方法や人事管理について学んでいます。社会学的な文化論(High-contextとLow-context、IndividualismとCollectivism等)を俯瞰した後、現在は企業体制の国際比較(アメリカの株主中心、中国の国営企業、日本の財閥等)や多国籍企業における組織の編成方法(地域ごとに部署を組むのか、部署をまとめて地域に散りばめていくのか・・・等)について学習しています。

3科目目のQuan hệ kinh tế quốc tế(訳:国際経済関係)は日本語学部の授業で、経済学系の日本語の文章を読解する授業になっています。本来は交換留学生が履修する授業ではないのですが、神田外語大から来ているベトナム語専攻の友人がこの授業を取っていて、自分も学務側に相談して履修を許可していただきました。貴重な機会なのでしっかりと勉強して自分のものにできたらいいなと思います。

個人の近況

今学期は履修の数も少なく、またインターン先の仕事の方も忙しくないので自由な時間を多く取れています。最近は色々な人からの勧めを受けて、Web制作とプログラミングを始めました。

そして4月末には友人のベトナム人に誘われてCô Tô島に旅行に行ってきました。ハロン湾からさらに東側にある小さな島で、リゾート地として開発されています。

5月

大学に関する近況

5月でほぼ全ての講義が終了しました。1ピリオドは7.5週(全15回・週2コマ)なので非常に早く感じます。開発経済学も異文化経営論も通常どおり授業に出て、グループレポートを作成して、今月中旬に試験を受けて完了になります。

 

異文化経営論では、各国の課題解決スピードに関する話が非常に興味深かったです。

個人の近況

【単発インターン】
友人の紹介で、単発で半日のインターンに行ってきました。インターン先は日越・韓越間での留学生・エンジニア派遣や貿易の仲介を行っている現地の企業です。

KHさん
エルフルト大学(University of Erfurt)
平成29年8月~平成30年6月の月例報告より抜粋

9月

大学に関する近況

到着して4日後に、語学準備コースのクラス分けテストが行われました。その翌日から、語学コースが始まり、3グループに分かれ、1クラス15人くらいの少人数の授業です。授業は主に午前中に行われ、午後は諸手続きを行ったり、大学主催の市内散策などに参加したりしています。授業のレベルは、自分のようなドイツ語初心者でも何とかついていけるようなものです。

個人の近況

上智大学と早稲田大学からの留学生も私と同じように語学クラスに参加していて、日本人と話す機会が定期的にあることでストレスのない毎日が過ごせています。スペインやイタリア、フランス、中国など留学生の国籍は様々で、週末にはみんなで集まり各国の料理をシェアしたりし、毎日が新しい発見の連続です。また今週末から約10日間、セメスター開始までの休みがあるので、前学期に横国でチューターをしていたベルギーからの学生と、ベルギーで久しぶりに会う予定です。

その他

9月末から市内中心でオクトーバーフェストが始まり、移動式の遊園地があるなど街は賑やかです。市内を走っているトラムは、横浜の地下鉄並みに本数が多く、24時間運行されているためとても便利です。日曜日にスーパーなどは全て閉まっていて、コンビニなどもないので少し不便を感じますが、街全体がゆったりとしたこの日曜日が個人的には好きです。

10月

大学に関する近況

10月中旬からセメスターが始まりました。1週間にとっている授業はドイツ語が4コマ、英語が2コマ、専門科目が4コマです。ドイツ語のクラスは準備コースの延長といったような形で、自分は文法とライティングを中心とした授業をとっています。英語の授業は、横国でのそれと比べて課題も多く、またレベルも高いように感じられます。専門科目は英語で修士向けのゲーム理論(2コマ)とドイツ語で経済数学(2コマ)を受けています。英語はまだしも、ドイツ語で授業についていくことはなかなか大変です。ですが、テストや課題を英語に代替してくれるなど、先生のサポートもあり何とかついていけています。

個人の近況

学校が用意してくれたホストファミリーのようなプログラムに参加し、ホストファミリーとの交流が始まりました。また、昨年上智大学に留学していた学生とタンデムパートナーになることができ、ドイツ語を学ぶ機会が増えました。ドイツ語、英語ともに上達させたいと思えるような環境作りができてきていて、これからの生活が楽しみです。

11月

大学に関する近況

現地での生活、大学の授業にもだいぶ慣れてきました。週10コマの時間割で授業を取っていますが、横国でのそれと比べて宿題、課題の量がとても多く感じます。特に英語の授業では、毎週の課題が300字程度の作文と30ページ程度のテキストを終えてくることが求められ少し大変です。平日は授業を受け、その後夜まで図書館に行き課題をするという生活を送っています。専門の授業が2科目4コマあるので、語学学習一辺倒になることもなくバランスよく授業が受けられているなと感じます。

その他

先日から、クリスマスマーケットが始まり街全体がクリスマス一色でとても綺麗です。

12月

大学に関する近況

いくつかの授業では中間試験がありました。英語の文法の中間試験が難しく感じたのですが、ドイツの高校卒業レベルの難易度だと言われそのレベルの高さに驚きました。またドイツ語で受講している経済数学の授業が難しく復習に追われています。日本語でも新出の専門用語が出てくるなど他の授業と比べて多くの時間を割いています。

個人の近況

小さな街というだけあり、街中で英語を使える機会は少なく、到着直後は苦労しましたが、それが良い影響を与えているのだと思います。

1月

大学に関する近況

1月下旬から少しずつ期末テストが始まり、テスト勉強に追われています。語学コース以外の専門科目等では再試験まで受けられるようなので気持ち的に楽です。今学期受講している、日本語をドイツ語に翻訳する授業では現地学生と日本人留学生の合わせて10人で、授業全体を通して行ってきた、ある1人の広島での被爆者証言ビデオの翻訳をし終えました。この翻訳は、京都外国語大学の被爆者証言の世界化ネットワークというプロジェクトを通して国立広島・長崎原爆死没者追悼平和祈念館のサイトに掲載されるそうです。

個人の近況

大学主催の留学生向けイベントが最初の1か月だけではなく、セメスターを通して頻繁に行われていて、先日はアイススケートをしに行きました。室内のリンクなので寒さを気にすることもなく楽しむことができました。

その他

ドイツの冬は北海道をも凌ぐ寒さであろうと渡航前は思っていたのですが、自分の住んでいる地域は積雪もなく、氷点下を下回ることも少なく想像以上に過ごしやすいです。

2月

大学に関する近況

期末テストが先月末から2月中旬にかけて行われました。成績がテストの1週間後にはオンライン上で確認ができ、再テストもなく、無事春休みを迎えられました。春休みに入り、ドイツ人の学生は実家に帰り、半期の留学生は帰国し、ヨーロッパからの留学生も一時帰国しているので、エアフルトには学生があまり残っていなく、少し手持ち無沙汰です。

個人の近況

今住んでいる寮がいろいろと不便なため、寮の担当者に相談し4月から、他の寮に移動することができるようになりました。

その他

連日最高気温が氷点下で、夜には-15°近くまで冷え込みとても寒いです。

3月

大学に関する近況

春学期の時間割がウェブ上で公開され、おおよその時間割を組みました。春学期は4月の2週目から始まります。

個人の近況

春休みを使って、小旅行を何度かしました。中欧やバルカン半島を中心に周りました。

その他

雪が降ることも少なくなり、少しずつ春らしくなってきました。日本ではあまりなじみのないイースターの日を迎え、街ではお祭りが行われています。

4月

大学に関する近況

春学期の履修もようやく決まり、どのクラスでも通常の授業が始まりました。今学期はドイツ語の授業を2つとドイツ語で専門科目を3つ履修することになりました。3つのうち2つは入門コースで自分にとって既知の内容が頻出していることから、さほど難しくは感じません。残る1つは学部上級向けの国際経済でテキストもクルーグマンの"International Economics Theory & Policy"ですので、パスすることができれば単位互換可能な科目に思えるので特に力を入れて取り組んでいます。

個人の近況

大学が提供しているスポーツコースがあり、今学期は経験者向けのバドミントンコースに申し込みました。授業やこうしたコース等で、現地の人のなかに自分一人だけが留学生という機会が前学期と比べ多くなりました。もちろんドイツ語の練習にもなりますし、また新しい友人もできてきて楽しいです。

その他

ドイツでは生食用の豚ひき肉が売られていて、パンにはさみブラックペッパーをかけて食べます。初めてのときは恐る恐る食べていましたが、今では自分でも好んでスーパーで買って食べています。ドイツ人の一人当たりの年間豚肉の消費量は日本人の5倍以上らしく、豚肉がそれほどまでに好まれているからこそ生まれた食べ方なのでしょうか。お気に入りのドイツ料理の1つです。

5月

大学に関する近況

春学期も開始から2カ月が過ぎ、通常授業も残すところ約1カ月となりました。ドイツ語クラスでは1週間で小説を3冊読むという課題が出ました。星の王子さまや小さい魔女など日本でも有名な児童書を読みましたが、なかなか骨の折れる課題でした。

個人の近況

大学主催のパーティーが何度かありました。その中で大学の職員の方も含め1000人近くの学生が参加する大きなものがありました。お酒が提供され大音量の音楽が朝方まで続き、警備員も導入され、ときにはトラブルで警察官が駆け付けるなど全てが日本では考えられないもので久しぶりにカルチャーショックを感じました。

その他

横浜と変わらないくらい気温が暑くなってきました。横浜と比べ花粉が非常に多いように感じていて悩まされています。サマータイムの導入もあり日没が21時過ぎなので一日がとても長く感じます。

6月

大学に関する近況

専門科目の期末試験が1週間後に控えています。友人から過去問が手に入り、テスト勉強に役立っています。

個人の近況

大学のイベントで構内で3度ほどバーベキューをしました。また、小規模なお祭りが大学でありました。日本でのとは異なり、屋台もセキュリティも業者に委託して行われていました。そのため日本での学園祭という雰囲気とはまた違ったものでした。スポーツクラスの授業もテスト期間に移行することから6月末で終了となりました。横国で履修するスポーツクラスと異なり、地域に住んでいる人であれば誰でも申し込みをし参加できる仕組みになっています。そのため単位認定や出席をとることもなく、授業というより趣味感覚で気軽に参加できるものです。サッカーやテニスなどの人気の定番球技から、空手やヨガ、ボルダリング、タンゴなど様々なアクティビティがあり、新学期を迎えるたびに新たなスポーツへ挑戦したり、新しい友人ができたりするため多くの現地の学生が利用しています。

その他

小さな街にも関わらずワールドカップで盛り上がっていました。ドイツが勝つたびに街全体がお祭り騒ぎになるようですが、史上初のグループリーグ敗退でそういった光景も見られずに終わってしまいました。

YKさん
同済大学(Tongji University)
平成29年8月~平成30年6月の月例報告より抜粋

9月

大学に関する近況

授業が始まった。経済の授業は、英語と中国語で教わるクラスを選んだはずだったが、すべて中国語で進行されるため、ついていくのに全力を尽くしている。中国語を学ぶ授業はない。国慶節と中秋節のゴールデンウイークが始まった。 個人の近況 授業以外は、中国語で書かれたテキストの解読をしている。それ以外には、書店で買った本をもちいて中国語の日常会話の練習に一日中没頭している。 その他 交通費と食費は日本の半額以下だと思う。ただ、観光地のチケットは日本より高いという感覚がある。

10月

大学に関する近況

証券の授業では証券投資シミュレーションが始まった。中国語も経済関連の単語は多少聞きなれてきた。英中バイリンガルの授業のみを取ったはずだが、先生は基本的にはsorry, ok 程度以外に英語を使わない。

個人の近況

自分のキャンパスは3年4年生、大学院生用なので、クラブ活動はあるが、あまり盛んではない。特に参加していないので、基本的に図書館で語学を自習している。横国卒業の教授がおり、一泊二日で抗州市でのイベントに無料で招待してもらった。

その他

10月は暴風雨の天候が続いた。日本人には一度も会っていない。留学生はほとんどヨーロッパ人。全国代表大会があり、テレビもネットもその話題で持ちきりだった。日本のアニメやアイドル文化は多くの若者の間ではやり。日本語の可愛いなどの言葉も、中国語のなまりで流行していて面白い。特にアニメに関しては、ヨーロッパ人も見ている人が多くて、日本と海外を友好的に結び付けるのに非常に重要なものだと思った。

11月

大学に関する近況

中間テストの期間があった。私のとっている授業は中間テストがない。車の学部が盛んな学校なので、それに関するイベントがあった。学内の歌のコンテストやバスケ大会、生徒会主催の国際交流イベントがあった。また、起業支援プログラムも盛んにおこなわれている。

個人の近況

時間的余裕がなくクラブ活動は結局入らなかった。大学構内で行われている、通訳者や事業家などの公演がよく行われているので、それらに参加している。生徒会主催の国際交流パーティなども参加した。

その他

中国の学生は真面目。土日は図書館の席が満席に近くなる。中国内の交換制度もあり、四川の友達とよく一緒にいる。大学のレベルが低いと、就職が難しいらしく、彼らはいつも図書館にいて、ほとんど上海で遊んだことがないと言っていた。大学院に行くための勉強や、就職に有利になるための就業資格試験など、プレッシャーが半端ないらしい。

12月

大学に関する近況

特に変わりなし。クリスマス前後には院試があり、周りの4年生は忙しそうだった。大学内の広場では、12月末に生徒会主催のお祭りのようなものもあった。

個人の近況

インターナショナルウィークには、各国の留学生が屋台を運営した。日本人は僕一人だが、トルコやカザフスタンなど、日本ではあまり見ない国からの留学生が多かった。

その他

日本でいえばラインにあたるウィチャット上でお金のやり取りをするので、お金に対する価値観はかなり違うと思った。また、どのアプリも頻繁にイベントを行っており、毎回無料でくじを引き、お金が当たるというものがたくさんある。アプリのダウンロード数を増やすためらしい。また、アリペイなどの電子マネーを使ったほうが割引で安くなり、すごいと半額になる。また、中国はあらゆるものを独自化するので、Unionpay以外のカードを使える店は限られていて、VISAカードも使えても、手数料を取られ、割高になる。また、日本の端末に対応するSIMカードはchina unicom くらいでChina mobileは中国の端末でしか使えない。

HCさん
マッコーリ大学(Macquarie University)
平成30年2月~平成30年12月の月例報告より抜粋

2月分

大学に関する近況

最初の1週間はオリエンテーションウィークが続き、最近授業が始まりました。オリエンテーションウィークでは在校生が企画してくれたイベントやキャンパスツアー、市内観光ツアーに参加しました。日本ではサークル単位でこのような新歓イベントを企画し、参加対象は主に日本国籍の1年生のみですが、マッコーリは学内単位で募集を集め組織された"メンター"が全てを企画し、参加対象は全学部生徒なので、そこで世界中から集まる様々な学生とコネクションを築くことができました。このような新歓イベントも含め、留学生や新入生に対するサポートが手厚いと感じました。オリエンテーションウィークに限らず年間通じて、健康や心理問題に関するカウンセラーはもちろん、授業に遅れをとらないためのアドバイスをくれるアドバイザーが各授業についたり、留学生向けのフリートークなども毎週開催されたりしています。学校生活に関してサポートしてくれるメンターが常時いるカウンターも校内にあります。他にも、図書館ではパソコンやフリースペース、書物の貸し出しがオンラインでできたり、今年新設されたカオープンテラス型のフードコートもあったり、本当に施設が充実しています。サポートシステムの他にも、キャリア促進に向けた求職プラットフォームサイトや、また特別履修枠として留学生も国外でのプロジェクトに参加できるGlobal Leader Prijectという机上の勉強以外のチャレンジフィールドもあります。学内のサポートシステムや情報量が豊富すぎてむしろ困ったとき何を使うのが適切なのか迷ってしまうほどです。またこのような情報は全て大学ホームページの個人ログインページとFacebookで共有されます。常に情報にアンテナを張り、適切なタイミングで適切なツールを選ぶ意識が必要だと感じました。オリエンテーションウィーク中はイベントだけでなく、自由参加型の講義も多数開催されていてできる限り参加しましたが、どれも要約すると個人個人が「Indenoendent Learner」を目指すことを示唆し、時間や生活週間のマネジメントを促していた印象が強かったです。日本ではあまり強調されないポイントですが、新学期に良いスタートを切るにはとてもありがたいアドバイスだと感じました。

個人の近況

住まいに関してはマッコーリ大学のLanguage Schoolに勤務するベトナム人の若い女性職員の方と2人で、大学から徒歩20分ほどのところにあるシェアハウスに住んでいます。住まいに関しても、とても綺麗で特に不自由はありません。ただ唯一のルームメイトは社会人ということもあり、ほとんど外出または部屋にこもっているので、想像していたほどインテラクティブではありません。しかし大学職員ということもあり、わからないことがあればすぐに質問できるありがたい環境ではあります。クラブ活動はまだ加入しただけですが、ダンスサークルとマーケティングサークルに入りました。ダンスは昔からやっていたので、留学先でも続けたいと思っていたからです。マーケティングサークルは、今期にマーケティングの授業を履修するのでそのアウトプットの場にしたいと思い加入しました。まだ活動は始まっていませんが、楽しみです。また学外活動に関しては、日本出発前からアポイントメントを取っていたシドニー日本クラブ(シドニー永住権をもつ日本人コミュニティー)代表の方と、先日シドニーで直接お会いし、一緒に東北の文化をシドニーで発信する日本文化促進イベント「TUNAGU」を東日本大震災の起こった3月11日に企画・開催することになりました。開催に向けて週1程度でそのミーティングを行っています。この留学は英語を学ぶことももちろん目的の一つですが、様々な方の生き方や考えを吸収することが第一目的なのでシドニーでご活躍される日本人の方とも積極的に関わっていきたいと思っています。

その他

シドニーは夏なので炎天下を想像していましたが思った以上に暑くなく、むしろ寒暖差が激しいので朝晩は寒いくらいです。毎日慣れない環境が続くので、体調だけは安定するよう睡眠時間と食事は一定して取るように心がけています。物価はとても高いです。校内のフードコートでも一食AD$10(=830円)ほどします。今は新歓期なので外出が多いですが、授業が始まれば家や大学にいることが増えると思うので自炊を増やして節約していきたいと思っています。人に関しては、新入生を歓迎するWelcomeな印象が強く、とても周囲に頼りやすい環境なので居心地がいいです。

3月

大学に関する近況

履修登録も終わり、本格的に授業が始まりました。日本の大学よりも課題がずっと多く、レポート評価も厳しいので一つの課題をこなすのにも相当労力が要ります。・・・週末には交換留学生サークルでブルーマウンテンというシドニー市内の自然名所に2泊3日で行ってきました。シーニックワールドというハイキング名所、ジェノレンケーブスという洞窟などで有名です。天気にも恵まれ、大変素晴らしい景色を見ることができました。他にもサーフィン教室が別の週末にあるなど、新学期月なので交換留学生サークルの活動は充実していました。学外の活動としては、私が運営として所属しているチャリティー団体レインボープロジェクトによる東日本大震災復興イベントを3月11日に開催しました。東北文化のプロモーションに向けて、日本から取り寄せた東北の名産品の試食・販売、現地の日本人団体やアーティストによる東北の伝統技や踊りのパフォーマンス、また日本時間の地震発生時刻には黙祷を行いました。当日は老若男女、国籍問わず来客500人、義援金約$3000の結果となり、大盛況でした。同時期にホームステイをしていた東北大学の22名の学生さんたちも手伝ってくださり、当日は震災状況を伝えるプレゼンなども行ってくれました。今回のイベントで事前にトライしていたファンドレイジングの目標額が達成し、この集まった資金は次のプロジェクトに引き継がれるので今後も楽しみです。

個人の近況

3月頭はGay and Lesbian Mardi Gras Paradeという同性愛者によるシドニー市を挙げた盛大なお祭りに行きました。昨年の国民投票で同性婚が合法化されてから初のパレードだったため街中は大盛り上がりでした。日本ではまずありえない類のお祭りだったのでとても興味深かったです。

その他

そろそろシドニーでは夏が終わるので寒暖差が大きくなってきました。風邪をひかないように体調管理は最深の注意を図ろうと思っています。先月も書いていますが物価が高くて困ります。

4月

大学に関する近況

段々とレポートやテストを課す授業が増えてきました。今までは簡単な授業がまだ多かったので、初めての英語でのレポート、テストに緊張やストレスがかかる日々がとうとうやってきたな...といった感じです。やっていた訳ではもちろんありませんが、日本よりもかなり盗作や引用に厳しいのでその風土に慣れようと必死です。勉強ばかりに頭がいってしまうと、ストレスを溜め込み効率が悪くなるタイプなので、自分なりの生活リズムは整えるようになりました。どんなに忙しくても早寝早起き、早朝に運動、基本的に3食自炊してメリハリをつくるようにしています。ようやく自分なりの生活が落ち着いてできるようになってきたなぁと感じています。後半はMid Session Breakという中間休みだったので、大学生活は前半のみです。土日には4月頭に毎年シドニーで大々的に開催されるイースター祭りにも行きました。家族向けのイベントかと思いましたが、派手なパフォーマンスや花火、企業協賛のマーケットなどもありとても楽しかったです。その他の土日はビーチに行ったり、まだ周れていない街を歩いてみたりしました。また以前アプライしていたNPO法人のインターンの面接を受け、マーケティング部署で働くことが決まりました。無給なので手伝い程度といった感じになると思いますが、今大学で学んでいることのアウトプットとして活用できればと思っています。

個人の近況

中間休みだったので、初めて一人旅でメルボルンに行きました。一言で言うとコンパクトな都会なので一人でも回りやすく、街中に図書館や美術館、カフェがあったので歩くだけでも楽しい街でした。

5月

6月

大学に関する近況

いよいよテスト期間に突入しました。私はテスト期間中筆記試験が一つしかなかったので周りの友人と比べるとだいぶ楽な方だったのではないかと思います。全て英語の3時間記述のマーケティングの試験は私にとって大きな関門だったので手を抜かず勉強しました。その間他の授業の最終レポートの提出もあったので、6月前半はほぼ毎日図書館に通っていました。テスト自体は自分の予想していた通りの内容でそこまで難しいとは思いませんでしたが英文記述はとても苦手なので、そこそこの出来栄えだったと思います。テスト期間は個人での自習時間がメインだったのでストレスが溜まりやすい期間でしたが、運動したり、自分が運営している交流会に行ったり、大学近くのショッピングセンターを歩いたりして程よく息抜きをしていました。テストが終わった6月後半からは長期休みの始まりです。

個人の近況

エアーズロックは今まで訪れた場所の中で最も感動した場所でした。ウルルをバックに夕日や日の出を見たり、満点の南半球の星空を見たり、Kings Caniyon 登山をしました。大変ラッキーなことに、その日にならないと登れるかどうか誰もわからない登山道解放確率30%と言われるウルルに登ることができました。ウルルの登山道2019年10月に完全に閉鎖されるのでこれは一生に一度きりのかけがえのない体験を堪能できたと思います。

7月

大学に関する近況

大学は第3週まで休みだったので特にこれといったイベントはありませんでした。前期の成績表が返ってきていたのですが、全部単位が取れていたのでよかったです。後期は、前期の単位が取れていれば受けることができるマーケティングの授業を取る予定だったので、無事取れていて安心しました。後期は中級レベルのマーケティングの授業二つと、初心者向けのITの授業をとる予定です。7月最終週に新学期が始まり第一回目の講義があったのですがどれも当たりで、授業が前期とは比にならないくらい面白かったです。多分教授がたまたまユーモアな人たちばかりで、大教室にも関わらずかなり生徒とのコミュニケーションを意識していたので、集中を切らすことなく受講できたからだと思います。

その他

自分でブログを書いたり、ウェブサイトをつくったりweb関連に関して今まで独学で挑戦してきたわけですが、それにも限界を感じてきたので最近留学エージェント会社でwebライターとしてのインターンを始めました。会社のウェブサイトの中身を考え、実際に掲載する文言を書いたりしています。

8月

大学に関する近況

大学が本格的に始まりました。勉強自体の内容はマーケティングの授業に関してはより専門的になって、とても面白いです。今期は意識して自分が最も苦手なグループワークの多い授業をメインに履修しました。前期は個人のレポートやテストがメインで、インプットは多かったのですが、現地の学生とアカデミックなコミュニケーションをとる機会に欠けていたことを反省したからです。グループでケーススタディーや商品のプロモーション企画を考案するものが多いのですが、思っていた通りとても難しいです。

ITの授業はビギナーレベルなので内容自体は初歩的なものが多いのですが、プログラミング言語がわからないのでチューターの話すことが理解できない、という問題が起こっています。

個人の近況

私が所属する東日本支援プロジェクトで主催した東日本大震災ドキュメンタリー映画の上映試写会がありました。ドキュメンタリー映画試写会は当日は300名の来場者、支援金は$1700にも上る大成功を収めました。

その他

9月

大学に関する近況

どのユニットも内容が難しくなり、また課題も増えてきたのでとてもきつくなってきました。もっとも苦戦しているのはIntegrated Marketing Communication204のグループワークです。前期の授業は基本的に個人課題が中心だったので、自分が学んだことをただアウトプットするといった一方方向の努力で結果が出たのですが、今期はチームプレーが多いので周りからの評価や、自分が周りに及ぼす影響も考えざるを得ないのでストレスが違うなと感じています。

10月

11月

大学に関する近況

テスト期間が第1-2週にありました。

その他

シドニーは例年に比べると異常なほど寒く、なかなか夏がやってきません。

YAさん
シドニー工科大学(University of Technology, Sydney)
平成30年2月~平成30年12月の月例報告

2月

大学に関する近況

2月26日からオリエンテーションが始まった。留学生向けのものから現地の学生を交えた友達作りが目的のものまで、オリエンテーションウィークの中で様々なイベントが大学で用意されている。授業はまだ始まらないが、寮でのWritingとConversationのクラスは始まった。

個人の近況

シドニーに来てから2週間が経ち、こちらでの生活も慣れてきた。寮で企画されているイベントがとても多いのでそれに参加することで友達を作っている。まだ課外活動やクラブ活動は行っていない。

3月

大学に関する近況

授業が始まり、月火木の3日間、一コマずつ3時間の授業がある。どの授業も宿題が出されるが、基本的に簡単にできるものなので宿題に多くの時間が割かれることはない。 課外では日本人留学生と日本に興味のある学生で構成される「JASS」や、留学生のサークル「ESAC」、スケートボードのサークルなどに参加した。どれも気軽に参加できてフレンドリーな人が多いので様々な経験ができている。

個人の近況

シドニーでの生活も慣れてきて、日本にいたころと同じような生活になってきた。物価も最初はものすごく高いと思ったが、自炊をするように心がければ十分節約できると感じた。

その他

以前学務の皆さんにも相談していた通り、2人でシェアしていたベトナム人のルームメイトの父母の突然の来訪&1ヶ月の居候には度肝抜きましたが、もはや最近はその生活に慣れつつあります。さすがに生活費を今まで通り2人で割るのは反対だったので、ルームメイトに交渉して両親がいる間は通常よりも家賃を安くしてもらいました。ご両親は英語があまり話せず、私とのコミュニケーションが取りづらいので家の中では常に3対1の構図が出来上がり、常に自分が全くわからないベトナム語の会話が聞こえるのは若干ストレスではあります。ただご両親自体はとても優しい方で私のために英語を勉強してくれたり、話しかけてくれようとしたり心温まる一面もあります。ただ問題というか少しつっかかるのはルームメイト本人で、もともと愛想が良い方ではない人なのですが、私と自分の両親の間を取り持つような姿勢は全くなく、共同生活開始当初と比べると、もはや私との会話もかなり減っているので少し私は疑問です。私としてはもっとコミュニケーションをとりたいのですが、でも他の友人に話すと割とどこのルームシェアも似たような関係なのでこんなものなのか...と腑に落ち始めています。

4月

大学に関する近況

4月最終週は1週間のstudent vacationで授業がなかった。メルボルンなど国内の他の都市に旅行に行く人が多かった。この期間中も図書館などの大学の施設は通常通り開いているため、勉強できる環境は整っていた。

クラブ活動では日本に興味のある学生と日本人学生で活動するJASSというクラブに参加した。このクラブでは日本に関心がある学生ばかりなので話しやすい雰囲気がある。また、ランニングクラブにも参加して、クラブ活動を通して友達ができている。

個人の近況

student vacationの間はブルーマウンテンなどの少し離れた観光地に行った。例年より夏が長引いていたようだが、気温20度前後の日が続き、ようやく秋らしくなってきた。4月25日のANZAC DAYは祝日で、日中でも多くの店が閉まっているのは日本ではなかなか見ない光景だった。街中にはレンタルの軍服を着た人たちが大勢いて、いつもとは違う雰囲気を味わった。

5月

大学に関する近況

秋学期も終わりに近づいてきて、周りの友達も大学全体も期末試験に向けて勉強する雰囲気に変わってきている。図書館が午前7時から午前1時までに開館時間を延長したり、夜遅くに大学内で勉強している人たちにfree foodの配布があったりと、試験期間のサポートが充実している。

個人の近況

5月末から6月中旬まで、Vivid Sydneyというイベントが行われている。これは毎年3週間程度行われるイベントで、街中のビルがプロジェクションマッピングなどを用いてライトアップされている。毎週土曜日の夜には海沿いで花火もあがる。これに合わせてシドニーに来る観光客も多い。特に中国人観光客のグループは本当に多く、イベント初日から多くの観光バスを見かける。

6月

7月

大学に関する近況

7月末から秋学期が始まった。今期の交換留学生などがきて、寮でも学校でも新しい出会いがある。オリエンテーションは春学期ほど大規模ではなかったが前期と同様に学校を全体で開催される大きな行事だった。1週目の授業は概要説明が多く本格的に内容に入るのは2週目以降。専門の授業は基本的に週2回、1時間半のレクチャーと1時間半のチュートリアルで構成されている。チュートリアルでは比較的少人数で問題の解き方などを教えてもらえるので期末の試験などに役立つと思う。

個人の近況

今期から寮で4人部屋から8人部屋に移動した。新しいフラットメイトはアメリカやスペインからの交換留学生と中国やノルウェーなどから来たフルタイムの留学生、現地の学生。

8月

大学に関する近況

後期が始まって1か月がたち、中間テストやレポート提出の時期に入ってきた。私が履修している科目はいずれも中間テストは無く、オンラインで決められた時間内に回答するクイズと、レポート提出がある。レポートは指定文字数的には多くないが、英文で論文を読んで考察をまとめなければならないので、論文を読む段階でかなりの時間を使ってしまって思うように進まずに苦労している。

毎週の授業では、レクチャーは事前にネットにアップされる授業スライドに目を通しておけばまったくわからないということはない。チュートリアルでは次のグループ課題に向けて各科目でグループを作り始めているが、組む人によって取り組み具合が全く違うので困惑するときがある。

その他

8月に入り中旬まではだんだん暖かくなっていく感覚があったが、後半は再び肌寒い日が多くなった。しかし、桜が多く植えてある公園で花見フェスティバルがあるなど、だんだん春が近づいてきていると実感する。

9月

大学に関する近況

9月中旬の10~14日はstudy vacationで1週間授業がなかったため、多くの人が旅行や観光に行っていた。

9月末からは図書館の開館時間が延長され、試験日程が発表されるなど期末試験に向かっている感じがする。

また、Gold Coastでuni gameという大会が開催され、オーストラリアの各地から大学の部活が集まり野球やサッカー、陸上など様々な競技が行われていた。交換留学生でも申し出れば部活の一員として参加できるため、周りの日本人留学生の中にも参加している人もいた。Uni game期間中も授業は行われるため、特にスポーツビジネスの授業ではその週の授業出席者が少なかった。

個人の近況

9月はハンドボールクラブの練習に参加した。部活ではあるが、学期の最初5週間は交流の場として誰でも参加できる練習が週に3回あった。日本ではマイナーなスポーツなので私以外に日本人の参加者はいなかったが、社会人や他学部の人も含めて普段会わない人とたくさん会えたので良かった。

10月

大学に関する近況

10月末に始まった期末試験期間も終盤に差し掛かってきた。

テスト期間が始まる前の週はstudy vacationで1週間授業がないので、テスト勉強に充てる人が多い。図書館も土日でもすぐに席が埋まるようになり、早くいかないと図書館で勉強はできないが、図書館以外の棟にもそれぞれ勉強できるところが必ずあるので席を探し回ることはあまりない。

テストは2週間にわたって行われ、受講者の多い科目は外部の施設を利用することもある。科目によって持ち込み不可、制限内で持ち込み可、持ち込み可の3種類があり、テストの受け方や雰囲気は日本で受けるのとあまり変わらない。また、課題を出すごとに結果が点数化されて帰ってくるので、単位を取るためにはテストでどのくらいの点数を取らなければいけないのかが明確になり、とてもわかりやすいと思う。

その他

本格的に夏が始まり、最高気温が30度を超える日も出てきてビーチ日和の日が多い。シドニーで最も有名なボンダイビーチは、平日の昼過ぎでもたくさんの人で込み合っている。ハロウィンでは仮装して参加するパーティーがいろいろなところで開催されていて、夜にコスチュームを着た人たちが歩いているのを見ることもしばしばあった。

11月

大学に関する近況

11月の10日にテスト期間が終了し、4か月間の夏休みに入った。テストは9月末に日程が発表され、テスト期間前の1週間は授業がないため、比較的準備に充てられる時間は多かったように思う。各科目最後の授業は学期の振り返りを行うことが多かったが、日本と違って過去問が配られたりすることはなかった。テスト当日はUTS内の教室に加え、受講者が多い科目は外部の施設を使って試験が行われることもあったので、普段とは違った場所に行き場合は時間に余裕をもって家を出るなど、大学の期末試験というよりも入試のような雰囲気だった。

個人の近況

テスト期間は図書館や大学で夜遅くまで勉強していて疲れた。・・・・大学の建物は学生証があれば24時間利用できて、テスト期間に限れば図書館が25時まで開いているという点は非常に助かった。

その他

今年の夏は例年よりも暑くなるのが遅いらしく、長袖を着て過ごす日が多い。

HKさん
嶺南大学(Yeungnam University)
平成30年2月~平成30年12月の月例報告より抜粋

2月

大学に関する近況

到着してから、medical check やorientationがあった。授業は3月頭から始まる。

個人の近況

日本人が私1人だったこともあるだろうが、すごく好意的に受け入れてくれた。留学先ではあまり英語を使える人がおらず、日用品の買い出しにdaisoやコンビニにいったが、コミュニケーションをとることは難しかった。中国からの留学生が半分以上を占めていた。他には、ベトナム、アメリカ、チリ、トルコ、ブルガリア、台湾、ドイツ、フランスなど。韓国語を学びに来た人が多かった。

3月

大学に関する近況

ダンスクラブに入ろうとしたが、韓国語の能力が乏しいため、断られてしまった。山岳部にも連絡したが、留学生の安全上の理由からこれもまた断られてしまった。クラブによっては入れるところもあった。(バトミントンクラブなど)

他の韓国の大学に通う友人に会ったが、彼らもまたクラブに入るのに苦労しており、韓国の大学はそこらへんが厳しいということは確かなようだ。

5月

大学に関する近況

中間試験が終わった。

6月

大学に関する近況

期末試験が中旬に終わった。テストの形式は日本と同じ。選択問題、記述問題からなる。試験最終日が終わった人からどんどん退寮し実家に帰っている。

その他

かなり暑い。30度を超えるのが普通である。

7月

大学に関する近況

大学は完全に夏休みに入った。大学内を歩く人はかなり少なかった。

8月

大学に関する近況

授業が明日(9/3)から始まる。昨日と今日が大学の寮に入る移動日なるものだった。寮の食事も昨日から始まったと聞いた。留学生も続々と集まってきている。今学期は日本からの留学生が4人もいるらしい。

個人の近況

寮に入れるまでは友達の家で居候していた。韓国は家賃が日本と比べ格段に安いので、1人暮らしをする留学生も珍しくない。

その他

朝晩は気温も下がり、少し肌寒い日もある。日中も暑いが、以前より断然過ごしやすい気候である。

9月

大学に関する近況

2学期目だからなのか、履修登録や寮費の振込に関する情報がほぼ皆無だった。自分で情報を集める必要があった。Field trip の行先は前学期と一緒だった。毎週末になると、有名歌手が大学にきて、コンサートを開いていた。

その他

9月の下旬にchusokと呼ばれる大型連休があった。韓国のthanks giving daysで、韓国人は地元に帰り、家族と過ごすことが習慣だそうだ。主要都市や諸外国へのバス、飛行機、電車のチケットは売切れたり、かなり高額になったりしていた。

10月

大学に関する近況

最終週に中間試験があった。

その他

急に寒くなってきた。木々の色も変わり、月末には葉が散り始めていた。最低気温は夜になると2度になった日もあった。

11月

大学に関する近況

レポート地獄である。毎週のようにプレゼンテーションとレポートがある。大学の生徒、教授からなるオーケストラに留学生が招待されたので伺った。

個人の近況

留学期間の残りが日に日に少なくなってくるので、みんな積極的に遊ぼうとしている。

その他

とても寒い。今週の金曜日は最高気温が1℃の予報なので参っている。